遅くなりましたが、1月21日11:04pm元気な女の子を出産しました!
12日遅れというのもあってか、3996gというビッグベイビー☆
忘れないうちに出産記録です。
予定日をすぎてもまったく産まれる様子がなかったので、17日の夕方に入院。
モニターをつけられてベイビーの心音と陣痛の波をチェック。その晩タンポンのような薬を挿入!子宮口を大きくして陣痛を促進させる薬らしい。すでに2センチは開いていて、子宮口もやわらかくなっているし、頭もかなり下にあるということなのでこれがきっかけに陣痛が始まるといいな、と期待して就寝。
その晩12時過ぎあたりから生理痛のような痛みが続き、どうも眠れなくて「これが陣痛のはじまりかー。やったぁ」と思ったけれど、翌昼ころには痛みも治まってきてしまう。でも実はその直前に思い当たる節が。トイレに行ったときに、一緒に流れてしまった感覚、あったんです。
入院している間もなるべく歩き回ろうと思って、近くの公園に行ったり、かなり遠くまで歩きにいったりしてできる限りの努力をしました。
翌日、2度目の薬を挿入されるのかと思いきや、ドクターにSWEEPを再びされて、「これで陣痛はくるわよ!もう3センチ開いているし」と自信満々にいわれたので、期待がふくらみました。でも、いくら歩いても、BIRTHING BALLに座って運動してもいっこうに痛みはこなかったのです。。。。。
水曜日の朝、何も起こらなかったことをドクターにつたえると、人工破水すれば陣痛はくるはず、でも分娩室がいっぱいなのですぐには処置ができないけれど、今日中にはあくはずだから!と言われました。
その日は1日中外出もあまりできず、(分娩室があくのを待っていたため)フラストレーションで何度泣いたことかわかりません・・・・。
妊娠中、この「待ち」時間が一番辛かったです。
結局この日は分娩室へ行けず。
病院食にも飽きてきた。。。
木曜日。ドクターには「DEFINITELY TODAY」といわれたけどいまいち信用できず。。。
ミッドワイフたちからも「あなたまだここにいるの?かわいそうに」と有名になるほど。
ところが奇跡的に、午後2時ころ、分娩室へいけました!
このころには「陣痛でもなんでもどんとこい」という気持ちになり、恐怖とかそいういうのは一切なしでした。
二人のラブリーなミッドワイフがサポートしてくれるということでさらに心強し。
破水のあと2時間待って陣痛がこなかったら点滴で促進剤を使うということだったので、それだけは避けたいという思いでした。が、ラッキーなことに、破水の後あっというまに陣痛がきました。四つんばいになったりTENS MACHINEをつかったりして痛みのがしをするも、すぐにかなりキツくなってきました。GAS&AIRを使うかと聞かれたけどきっともっと痛くなるだろうと思ってまだ我慢。加えてこのガスで気持ち悪くなって吐いている人たちを入院生活中目の当たりにしていたので、それに余計な体力を使いたくはなかったのです。
「いつプールに入っていいのか」と聞くと、内診をされて、そのころにはすでに5センチ開いていたのでプールにはいるのを許可されました。
あったかい、大きいプールに入ると、痛みが激減。
そのころ多分5時ころ、破水から2時間後でした。
それから1時間くらいして、シフト交代の時間。
ラブリーなミッドワイフにかわり、やる気のないミッドワイフ登場。
この人、ぜんぜん励ましたりとかしてくれず、ただ座って私を眺めている・・・。
でもそんなことはかまっていられなくなっていたので、ひんぱんにくる陣痛を乗り越えることに集中することにしました。
まもなくするとプッシュしたい感じがだんだんでてきました。話には聞いていたけどすごいひどい便秘のかんじ。思っていたよりは悪くないけど、かなりキツイ!
しばらくプッシュをこらえるも、限界に達したのでやる気なしミッドワイフに「いつプッシュしていいの?」ときいたら、「内診してないんだからわからないわよ。知りたいんだったらプールから出なくちゃ」とあっさり言われました。冷たいなー・・・。
必死でプールから出てベッドへいき、内診の結果「あら、もう準備オッケーよ。体の声を聞いてプッシュしてね」と。
ここからは私、動物のような声を出していきみました。自分でも「これは自分の声?」と思うほどでしたが、はやくベイビーにあいたいという一心でがんばりました。
しばらくすると、だんだん頭の出てくる感覚がわかるようになってきました。やる気なしミッドワイフは「もうすぐしたらBURNING SENSATIONがあるわよ。叫びたくなるかもしれないけどそれは頭の出てきている証拠だから」と。
そうしたらそのとおり、今までとは違う痛みがやってきました。
そんな痛みの中必死でプッシュすると、頭が出てきたようです。つぎのプッシュで体が出てくるはず!と思ったのですがその後いくらいきんでも体が出てこない。。。。
ミッドワイフから「もう赤ちゃんを水から出さないと危険」といわれ、必死でいきむも、ぜんぜん駄目。
すると緊急ボタンが押され、突然10人くらいの人が分娩室に現れました。そして「へその緒!」とか「この女性を水から出せー!」というような叫び声のする中、素っ裸の私(プラス頭だけ出たベイビー)がプールから担ぎ出されました。
ベッドへ担ぎ出されている途中でベイビーはひっぱりだされたらしいのですが、泣き声が聞こえてこないのでパニック状態になってベイビーの名前を叫びまくり、ミッドワイフになだめられる私。
しばらくすると元気な泣き声が聞こえてきて、ベイビーが私の元に運ばれてきました。ドクターたちが首に絡まってたへその緒を切ってくれたようでした。
そこからは天国のよう。
数分前までおなかにいたわが子を抱いている感覚はなんともいえず、今まで味わったことのない幸福感で満たされました。
やるきなしミッドワイフはベイビーが産まれたとたんやたらといい人になり、分娩室は和やかムードになりました。結局、なんのペインリリーフもつかわずに自然に産めたので、日本人根性を見せ付けてやった、という感じですね。出産自体も陣痛開始から8時間とスピード出産でした。
退院したのは翌日の夕方6時ころ。
6日間も病院にいて、一刻も早く帰りたかったのです。幸い母子ともに何の問題もなく、あっさり帰宅が許されてよかったです☆
今は自宅でまったりと過ごしているところです。今のところ、よく眠り、よく飲み、よくうんちをするいい子です。
本当に無事に生まれてくれてよかった。
今まで生きていて一番特別な日でした。