⇒“今日の焦点”はズバリ:
「情報は歩いてやってくるもの??!!(その 1 )」です。
⇒その理由は……:
─私たちの研究所「IISIA」は“情報リテラシーの研究・開発、
並びに教育・研修”を行っています。
「全ての日本人に情報リテラシーを」がモットーです。
─そしてそのような活動をこれまで5年ほど株式会社という形態で行って
いるとしばしば聞かれることが一つあります。決まって聞かれることです。
─「情報源はどこですか?」
いわゆるメディアの方のみならず、一般の方もそう尋ねられます。
─しかしそう聞かれる度に私は「甘いなぁ」と想います。
なぜならば原理的にそもそもそこから「ずれている」からです。
─なぜ「ずれている」のか?
理由はただ一つです。
─「情報」とは“必要な時に向こうからやってくるもの”なのです。
つまり情報源なるものが固定的なのではなく、情報そのものが来るのです。
─「そんなことが本当に可能なのだろうか」
これに対しては断じて「それが事実なのです」と言うことが出来ます。
─このメールマガジンでは常々、こう述べてきました。
「世界、いや、宇宙はそもそも平衡系である」
─実はこのことと前述の問いかけへの答えは大いに関係しています。
なぜなのでしょうか。
次回はその「理由」を書いてみたいと思います。
是非ご期待下さい!
(メールマガジン 2012年10月11日号 より)
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「情報は歩いてやってくるもの??!!(その 2 )」です。
⇒その理由は……:
─「IISIAの情報源は一体何であり、どこなのか?」
この問いかけへのお答えを記す第2弾が今回です。
─IISIAではしばしば「復元力の原則」の重要性を説いています。
つまり世界は平衡系であり、そこに作用があれば反作用があるという原理。
─もっと平たくいうとこういうことです。
「大きく逸脱している出来事は必ず逆向きに逸脱する出来事を伴う」
─IISIAが様々な“情報リテラシー”教材で基本にしているのはこの点です。
まずは毎日、インターネット上の媒体を「定点観測」します。
─なぜ「定点観測」するのかというと、それによって「気付き」を得ること
が出来るからです。
毎日同じものを同じ時間に見ているから気付くのです。
─そして「気付き」の基本にあるのが“比較”です。
“比較”するからこそ、「あ、これは違う、いつもと」と気付くのです。
─「情報は歩いて向こうからやってくる」という理由は正にここに
あります。何も特別なことをする必要はないのです。
─まずはパソコンのスウィッチを入れます。
そして我が国の「主要五紙」のHPを毎日決まった時間に見ます。
─するとしばらくしたら気付くはずなのです。
「同じこと」を報じているはずのメディアが実はそうではないことに。
─その瞬間から、何気ない新聞サイトは貴重な「情報源」となります。
「なぜこの新聞だけ書いているのだろう」と気付き、想うことが大切
です。
もっとも「それだけではないだろう」と思われている向きも大勢いると
確かにそのとおりです。
それでは一体、こうした公開情報に加えて何が必要なのでしょうか。
次回はその謎を解くことにします。
(メールマガジン 2012年10月12日号 より)
http://archive.mag2.com/0000228369/index.html
http://blog.goo.ne.jp/nobody-loves-you/e/146a0cfa3685ca06377d12032a5da28d
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