3月16日 解体工事の様子を見てきました。
焼却炉を覆う建屋の骨組みが組まれていました。
標高700m以上あるので数日前の雪がしっかり残っています。
3月16日 解体工事の様子を見てきました。
焼却炉を覆う建屋の骨組みが組まれていました。
標高700m以上あるので数日前の雪がしっかり残っています。
鮫川村の仮設焼却炉解体工事のスケジュールがようやく示されました。
なんと、環境省HPのトップ画面「新着情報」には掲載せず、後ろの方にコッソリ載せてありました!
3月9日「鮫川村仮設焼却施設解体工事について」を掲載しました。
最後の最後まで秘密主義です。
しかもスケジュールによると、住民説明会を求めて去年参院会館で交渉したことも無視して、すでに工事を始めているようです。
前回お伝えしたとおり事前調査結果報告書も掲載せず、開示請求で出て来たのはペラペラ。
今回HPに掲載されたのは以下の4ページのみ。
焼却炉は通常、放射能汚染されていなくても、ダイオキシンなどで高濃度に汚染されており、設置の時と比較にならないほど危険な作業です。
今回の焼却炉は最初から構造的欠陥が指摘され、事実爆発事故まで起こしたようなシロモノで、80000ベクレル超のものまで燃やしていたのです。それがこんな、たったのこんなメモ書き程度の説明とは!こんなにバカにした話はありません。
皆さん、納得できますか?
(しかもわざと小さく加工しているのか、非常に見え難い仕様になっています。)
ピンク色強調線:ブログ管理人
大分間が空いてしまいました。m(_ _)m
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、広報さめがわ新春第一号をご紹介します。
さて、昨年より現場に行っておりますが、まだ解体工事に入りそうな動きはなくひっそりとしています。
村や監視委員に確認したところ、まだ地権者説明会はこれからとのことで、具体的な工事は始まっていないことが分かりました。(村長さん、もうちょっと正確に言って下さいね。)
ただ、12月末に監視委員会への説明は終わったとのことで、残すは地権者説明会と住民説明会(やらない可能性大)となりました。
解体工事事前調査報告書もまだ環境省HPにアップされていませんので、環境省は速やかにアップいただくようお願いします。
お知らせが遅くなりましたが、解体工事は「厳正な」入札の結果、以下のとおりとなりました。
日立造船株式会社
金額 8億2千80万円
設置から運転、解体までの分かっている範囲の合計は
H24.9~H26.3 506,520,000円
H26.4~H27.3 467,640,000円
H27.4~H27.7 未開示
解体とあわせて少なくとも
1,794,960,000円
未開示部分や造成工事、地権者同意取得などを合わせると
20億円は下らないと思われます。
あの、事故を起こしたちゃちな施設(処理能力1.5トン/日)で500トンに満たない汚染物の焼却に20億円が費やされたのです。
現地の様子(2015.12.10)
ちょうど測定業者(東京ニュークリアサービス株式会社)が線量測定に来ているところに出会いました。
灰保管エリアにブルーシートの山が置かれているので警備員に尋ねると「セメント固形化された焼却灰」とのことです。
地中に埋めてあるはずのものがなぜ外に置かれているのかは不明です。
【拡散希望】
<環境省交渉のお知らせ>
仮設焼却炉の解体にあたり、住民説明会もせず工事を進め、幕引きを図る環境省。
「住民理解を得て進める」と言っていたのは何だったのでしょうか。
世界初の大規模な放射性物質焼却事業である上、巨額の公費を使って24基以上も建設を進めています。
石原元環境大臣は「復興のシンボル」とPRまでしたのだから、説明責任があるのは当然です。
「逃げ得」はゆるされません。
早急に住民説明会を実施するよう求めます。
今年9月、環境省が相馬市に設置した大型仮設焼却炉3基が住民説明会もなく解体工事に入りました。
これに続き11月、鮫川村でも解体工事が始まりますが、住民説明会は未だ予定されていません。
今後は福島市、飯舘村、川内村、郡山市と順次解体されていきます。
鮫川村では住民の反対を押し切って建設したあげく、稼働9日目に爆発事故を起こしました。地権者との契約にも不審な点が多く、仮処分や刑事告訴に発展した上、爆発事故調査報告書は黒塗りで、数々の疑惑が残されたままです。
相馬市では石原元環境大臣が、鮫川村では井上元副大臣が現地に来て「復興のシンボル」「絶対安全」などとPRしました。それなら最後まできちんと説明責任を果たすべきでしょう。
昨年イチエフのがれき撤去に伴い粉じん飛散問題が起き、訴訟にも発展しているようですが、そのような中で焼却炉解体に伴う粉じん飛散防止対策を始め総括的な報告説明がなされないのは言語道断と言わざるを得ません。
鮫川村では現在解体工事業者の入札が行われており、11月初旬に決定され次第工事に着手されます。
今後17市町村で順次解体工事が行われますが、そのすべてにおいてきちんとした説明会を実施しなければなりません。そのためにも、先行する上記2市村において説明責任をしっかり果たすことを強く求めます。
2013/07/18 20:41 On IWJ_FUKUSHIMA1
上 右から大樂村長、井上副大臣
ぶら下がり会見を受ける井上副大臣と大樂村長
このときゲート前では抗議行動が行われていた。記者からは一部の地権者の同意を得ないまま工事を推し進めていることについての疑問が相次いだ。