A君は軍神になった

2007年01月12日 | Weblog
さらなる長時間労働、過労死を招くという反発がありますが、だいたい経営者は、過労死するまで働けなんて言いませんからね。過労死を含めて、これは自己管理だと私は思います。ボクシングの選手と一緒。ベストコンディションでどう戦うかは、全部自分で管理して挑むわけでしょう。自分でつらいなら、休みたいと自己主張すればいいのに、・・・(略)・・・今までの風土がおかしい。たとえば、祝日もいっさいなくすべきです。24時間365日を自主的に判断して、まとめて働いたらまとめて休むというように、個別に決めていく社会に変っていくべきだと思いますよ。同様に労働基準監督署も不要です。個別企業の労使が契約で決めていけばいいこと。「残業が多すぎる、不当だ」と思えば、労働者が訴えれば民法で済むことじゃないですか。労使間でパッと解決できるような裁判所をつくればいいわけですよ。  (ザ・アール代表取締役社長 奥谷禮子の発言)

  ザ・アールの従業員A君、月の残業が100時間を超える
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     体調不良を上司に訴え、有給の申請をする
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          有給が一日だけ認められる
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        次の月も残業が100時間を越える
              ↓
       精神に不調がみとめられ、ふさぎこむ
              ↓
          ふと、死が頭をよぎる
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        次の月も残業が100時間を越える
              ↓
  いつの間にか、ホワイトカラーエグゼンプションが導入される
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        100時間の残業代を一切もらえず
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            錯乱して、退職
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          なぜか、自衛隊に転職
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           憲法9条改正
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          北朝鮮にバンザイ突撃
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             戦死
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          靖国神社に祀られる
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          奥谷社長、靖国に参拝

― おしまい ―