都知事選に寺島実郎をかつぎ出せんかな・・・

2006年12月18日 | Weblog
私は東京都民ではないが、都知事がイシハラであることを日本人として恥じている。
今回、惹起した税金の(実質)私的流用だけではなく、都知事として品性もなければ、政策立案能力もなく、実行力もない口先男だと思っている。大体週に2、3日しか仕事もしていないんだろう。それで都民の税金から高い報酬を掠め取り、それだけでは飽き足らず、四男まで都民の税金に寄生している。これで、三選を許したら都民は日本中から嘲笑されはしないか。いや、日本だけではなく、世界の笑いものだろう。
民主主義はやっかいで言論の自由がある以上、民族差別的な発言をする政治家の存在も担保してしまう。欧州でも先の仏大統領選挙で、社会党のジョスパンが極右のル・ペンの後塵を拝し、決戦投票にすら進めなかった。さすがに保守のシラクや普通のフランス人たちが立ち上がり、ル・ペンよりはずっとましなシラクを大統領に据えた。イシハラはそのル・ペンに匹敵するほどの存在だと思う。というか、民主主義が成熟した欧州なら、イシハラ的な政治家がテレビのバラエティ番組に出演し、軽薄な言論を垂れ流したりは決してしないだろうと想像する。また、失言の数々でとっくに政治生命など終わっていなければならないはずだ。

で、対抗馬として民主党はまだ、立候補者を決めていない。菅氏や海江田万里氏の名前が挙がっているが、私は菅氏でも勝てるかどうか難しいと思う。海江田氏ではまず勝てないだろう。

穏健保守からも票を取れそうな候補者を立てるべきではないか。
そこでふと思いついたのが寺島実郎氏の名前である。彼なら、三井物産のブランドもある。イシハラと違い、実社会でのビジネスマンとしての豊富な経験もある。それでいて発言の節々に欧州型社民主義のエッセンスも持っている。アメリカのイラク侵攻にも反対だった。彼なら社民党や国民新党や新党日本も共闘できるのではないか。

イシハラに対抗する側がかつての美濃部都政のような『古い革新』に走ったら絶対に負ける。また、今の世相なら学者や評論家タイプも返って嫌われるだろう。その意味でも前回の樋口恵子氏の擁立は失敗だったと思う。また何かと噂のある田中康夫氏も私は嫌いではないが、ちょっとクセがあり過ぎて票を集めきるかと言えば、疑問がある。

イシハラに比べれば鈴木都政ですらまともだったろう。あのレベルに戻すだけでも都民の良識が証明されることになると思う。

日本中から都民が笑いものにならないように。へタレ極右イシハラ口先男からよりマシな都政へ、寺島実郎を担ぎ出せないかな。
本人にその気は・・・ないか?残念。
誰かいい候補者はいないものかなあ。

【追記】イシハラの税金パクリ問題は地検特捜部あたりが動かないかな?
    水谷建設との関係も真っ黒だろう。


3 コメント

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ご意見に賛同いたします (ricanikanmuri)
2006-12-19 09:32:26
田中 眞紀子なんか宜しいのでは? 海江田は絶対無理! 菅はいわずもがな。 田中は軽すぎて、都会には敬遠される? いっそのことキムチに魂売った鳥越とか、朝日ジャーナルの元編集長の筑紫哲也なんかがおもしろさぅですね?
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TBが送れません・・・ (喜八)
2006-12-22 14:28:30
こんにちは。
ここのところTBが不調で、特に「goo」の方にはまったく送れません・・・。
というわけでコメント欄で失礼します。

「トラックバック不調」
http://kihachin.net/klog/archives/2006/12/tbtrouble.html

(追伸)
石原三選はなんとしてでも阻止したいですね・・・。
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管理人 (nizan)
2006-12-22 22:46:05
喜八さん、コメントありがとうございます。
TB送れませんか。ハムニダ薫さんもgooには全々送れないようです。色々な想像はしてしまいますね。

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