いびつなタイルの中に緑の円が広がっている。永遠とつづく荒野に突如現れた自然と似つかわしくないアート。
この地域はセンターピボットによる巨大灌漑農場地帯です。アメリカ中央部にはオガララ帯水層という地下水の自然タンクがあります。それは数千年という歳月で蓄えられてきたのに、大量生産のため一瞬ともいえる時間で使い切ろうとしているのです。アメリカだけではありません。エジプトやインドなどいたるところで世界の地下水が使われています。食料の多くをこれらの国に頼っているにもかかわらず、目の前に迫っている世界規模での危機を私たち日本人はしらないのです。
世界規模で水は有限です。そして、貴重です。日本という国では公営のためその認識をなかなかすることがありません。11年ぶりの渇水に見舞われた早明浦ダムですが、ただ足りないということで放水を制限するのなら少しでも貯水量を上げるために底を浚うぐらいしたらどうでしょうか。抗議のために税金を無駄使いして建て沈んだ市役所が客寄せパンダの様にテレビに映るたび、怒りを覚えました。
*画像はgoogle earthにて。
この地域はセンターピボットによる巨大灌漑農場地帯です。アメリカ中央部にはオガララ帯水層という地下水の自然タンクがあります。それは数千年という歳月で蓄えられてきたのに、大量生産のため一瞬ともいえる時間で使い切ろうとしているのです。アメリカだけではありません。エジプトやインドなどいたるところで世界の地下水が使われています。食料の多くをこれらの国に頼っているにもかかわらず、目の前に迫っている世界規模での危機を私たち日本人はしらないのです。
世界規模で水は有限です。そして、貴重です。日本という国では公営のためその認識をなかなかすることがありません。11年ぶりの渇水に見舞われた早明浦ダムですが、ただ足りないということで放水を制限するのなら少しでも貯水量を上げるために底を浚うぐらいしたらどうでしょうか。抗議のために税金を無駄使いして建て沈んだ市役所が客寄せパンダの様にテレビに映るたび、怒りを覚えました。
*画像はgoogle earthにて。
水が有限だなんて始めて知りました!
ただあたり前にあるものとばかり思ってました。
渇水だから大切に使おうではなく、
日常から気を付けなければいけませんね。
地球温暖化の事なんかも考えてしまいました。
TBいただいた記事ではないのですが、当方で「香川の水事情」に
関する記事を作成しておりましたので、それをTBさせていただきました。
またお読みいただければ幸いです。
…確かに、ダム底の浚渫の話、香川県人としてもよく感じることです。
去年の度重なる台風でさらに土砂の流れ込みが増えていることでしょう。
ただ、当然香川県も手をこまねいていたり、100%雨頼みでないことだけは
お見知りおきいただきたいのですが。
「またハコモノの話か…」と言われそうですが、94年の渇水以降、
県内では3つのダムが新たに完成し、
さらに4つの整備が計画されているそうです(県HPで確認しました)。
また、ため池(農業用)においては、冬の農閑期に底の浚渫をしているのをよく見ます。
その結果か否かは知りませんが、香川県の早明浦依存率、少しずつですが減少傾向にあります。
早明浦ほどの大ダムになると、浚渫工事自体がやりにくい環境なのかもしれませんが、
是非とも底浚渫工事、やって欲しいものですね。
(過去からすでに行われているのを私が知らないだけかも知りませんが…)
長々と失礼しました。これからもよろしくお願いいたします。
こんなことになってるなんて、全く知らなかったです!
一人一人が出来る事は、小さなことかもしれませんが、皆でやって、少しでも地球が元にもどるといいな、と思いました。
ダム湖の底には、ヘドロなどが自然に貯まったりしますので、底を浚渫したらよいようですが、実際には、その施工方法は大変難しいようです。
このソフトは面白いですね!最高です!
今夏、サメ浦ダムに行きました。
四国に恵みの雨が降りましたが貯水率の回復にならず
明日には、早明浦ダムの貯水率が0%になります。
またまた、発電用水の放流ですね。
今後の生活が心配です。
一昨日ですかねぇ。北海道のある町から香川の一町に
飲料水(ペットボトル)が送られてきて各家族に配ら
れるとか。
ありがたい話です。
渇水になれば皆同じ状況です。協力し合いたいものです。
暇人短剣符さんプログ楽しみにしてます。
こちらにも遊びに来てくださいね。
これからもヨロシクお願いします。
これだけ渇水だといわれている香川県ですが、多くの乗用車は洗車が行き届いてピカピカです。
ガソリンスタンドも折りからの原油高で、「油」で利が取れないものだから「洗車機」でカバーしているとか。
かたや断水になるといえばタンクなどを買い込み、一方で「自分くらいは」と大量に水を垂れ流す・・。
よその人が見たらどう思うでしょうね。
また寄らせていただきます。
ありがとうございました。
なにせ13号以上の超大型で、強風半径が1,000km以上!というんですから、関東~九州がほぼすっぽり入る…
皆さんが書かれているダムの浚渫については、ブログに載せようと書きかけている一文がありますので、以下…
『徳島県№2の那賀川に「長安口ダム」があり、上流から流入する土砂で貯水量が減ったため、浚渫する計画が出たそうです。*長安口ダム↓
http://doboku.pref.tokushima.jp/05taskinfo/02river/dam/01nagayasu/default.htm
実は全国各地の古いダムが同じ問題を抱えていて、原因は山の荒廃(=林業の衰退による乱開発・無秩序な伐採や植林など)により表土が流れ出すことで、水を貯めずに土砂を貯めている状態に近いところもあるとか。
その長安口ダムで浚渫した土砂をどこへ持っていく計画が出されたと思います?
上流の谷へ運んで捨てる、ってんです。そのための道路整備やトンネルを掘るのに追加で何十億もいるとか。
何年かするとその土砂は、再び長安口ダムに流れ込み、また浚渫…
さすがに識者から「そりゃおかしい」と批判され、見直しされそうとの報道がされました。』
非常におおざっぱな計算ですが、仮に長安口ダムの貯水量を10%改善するとして、運び出す土砂の量は(比重3で試算)約180万m3。10tダンプ54万台分という膨大な量です。
ダンプを100台動員、片道1時間かけて土砂置き場まで運ぶとしたら1日4往復しかできない計算ですから、それだけで4年近くかかります。その間にも土砂は流入するし。
仮に一日にそれだけ(約4,000t)の土砂を浚渫できたとしても、水抜きや埋め立てなどのための土砂置き場の確保などなど、膨大な付帯設備・費用が発生します。
簡単な話ではありません。