西尾の行政書士  Getting Better  

愛知県西尾市で市街化調整区域の許認可、相続を主な業務とする行政書士事務所と
不動産会社を経営しています。

お勧めの本を5冊

2012年02月06日 | 映画・音楽・読書

私は活字好きなので、ジャンルを問わず、
毎日何かしらの本を読んでいます。

特に寝る前には欠かさず。
専門書、実用書から小説、雑誌、漫画まで ・・・


悪いクセは書店で買ったまま読まずに
ため込んでしてしまうこと。
手に入れたことで安心してしまって、
そのうち興味が次に移ってしまう。

そんな何年も熟成された順番待ちがいっぱい。

中にはとっくに旬が過ぎてしまったもの、
新刊で早々に買ったものが読まないうちに
ブック・オフで105円になってる!
なんてこともしばしば・・・


ということで、蔵出しの中から旬に関係なく、
良かったお勧めの本を少し。


「妻と最期の十日間」   桜井和馬 著

集英社新書   (上の画像)

大切な人を失なった絶望の記録。
写真家、ジャーナリストとして世界各国の紛争地域を取材
してきた著者が、最愛の妻をくも膜下出血で亡くすまでの
十日間を記録したノンフィクション。

 ページをめくる指が震えた。読み手の覚悟をも
 試される渾身の一冊


本書の帯に書かれた、この唯川恵氏の推薦文が
衝撃の一冊を的確に表現しています。


  


「人生という名の手紙」

ダニエル・ゴットリーブ 著  児玉 清 監修

講談社刊

昨年3月、児玉清さんが亡くなる直前の講演でも、
熱心に勧められていた一冊。
講演の後、すぐに注文しました。

 かつてこれほどまで僕の心を激しくつかみ、
 感動に震わせた「人生の書」があったであろうか?

本書の帯に書かれた児玉清さんの言葉です。





「働くということ」
  日本経済新聞社編

日本経済新聞紙上で連載されていたもの。
連載時から毎回衝撃を持って読んでいました。

改めて仕事に向き合う姿勢が問われる一冊。



「空港にて」   村上 龍 著

文春文庫刊  


コンビニ、居酒屋、公園、カラオケルーム、披露宴会場、
クリスマス、駅前、空港。
日本のどこにでもある場所を舞台に、他人と共有できない
個別の希望を描いた短編小説集。
著者が30年に及ぶ作家生活で「最高の短編を書いた」
という「空港にて」の他、全8編収録。

きっとまた何気ないときにふと取り出して、
いろんな場所で、さらっと読みたくなる一冊です。

 

「銀の匙」  中 勘助 著

岩波文庫刊

前編が大正2年、後編が大正4年に東京朝日新聞に連載。
100年余り前に書かれた本書に描写された少年の感情や
屈託は、驚くべきことに現代のそれと寸分変わらない。

本書は夏目漱石が子供の世界の描写として未曾有と
激賞したことでも有名。
伯母に溺愛され過ごした、明治20年代の少年時代を、
美しく情緒溢れる文体で綴る。



日常の慌ただしい中のほんのひととき、しばし手を休めて、
本を片手に未知と向き合ってみるのもいいものです。





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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (しんめい)
2012-02-08 00:16:37
本を読むということで、
違う人生を体験することができますね。
ポチッ!
Unknown (西尾の行政書士)
2012-02-08 22:16:31
しんめいさんへ。

言われる通りです。
いいものにできるだけ多く触れたいですね。

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