横浜散歩と私の休日

やっぱ競馬が一番…w。あいかわらずハマで、人生を楽しんでいます。

繋がる血を選ぶ

2017-01-12 13:57:38 | 競馬好きです
一時期よりも、非サンデー系、サンデーの反主流系がトップホースを送り込めるようになった。
そういう傾向は、大いに歓迎である。
凡例
黄系
A:ヘイロー-A:サンデー-直/B:その他
B:ND-A:芝向き/B:ダート向き
黄:MP 橙:BR 朱:GS 赤:ナス 残りは黄白
赤系:H 青系:S 白:その他

・モーリス 黄白・A直・BA・BA
7001 デヴォーニア系
・キタサンブラック AA・BA・赤・橙
6002
・ソウルスターリング BA・BA・白・赤
6101

地味な血統の割に、血統構成に偏りのあるモーリスは主流系を重ね合わせることで、日本よりは馬場質がヨーロッパに近い香港で3戦3勝とした。
似たようなところは、阪神JFを楽に勝ってしまったソウルスターリングにも言える。
タフさを強調した粘り強い末脚には、ドイツ由来のチャンピオン血統の特徴がよく出ていた。重々しくない点が共通している。

有馬記念の結果、キタサンブラックはモーリスとの年度代表馬・最優秀古牡馬争いで一歩後れを取った。
地味な配合同士、きっちり棲み分けされて対戦はなく、その産駒同士の争いに楽しみを残した。

各々薄めのノーザンダンサーのクロスが入っているが、父と母父の方が重要。
エキセントリックな配合はどう出ても不思議ではなかったが、そこはNDクロスが調整してくれる。
また、AAとBAの繰り返しだけではなかなか血の発展は望めないが、Bの血もそれなりにあって、他の黄系が散りばめられていれば、血を薄めずに活力を与えることが可能になる。
その意味では、<8000>のミスエルテという馬は、そう簡単にGⅠを勝てない馬になりそうな印象も、朝日杯の内容以外でも受けないではない。