横浜散歩と私の休日

やっぱ競馬が一番…w。あいかわらずハマで、人生を楽しんでいます。

メジロ血脈

2014-01-18 22:17:34 | 競馬好きです
アサマユリの系統が朝日杯や有馬記念など暮れの大一番を盛り上げてくれたが、実は別のメジロの系統もシンザン記念に2頭出走していたのをご存じだろうか。
牝祖をデヴォーニアとし、朝日杯を制したメジロボサツの末裔であるビップレボルシオンとモーリスがその2頭だ。

メジロボサツ-メジロナガサキ-メジロビューティ-メジロドーベル
                             -メジロジョーンズ-ビップレボルシオン
        -メジロクインシー-(2代)-モーリス

3歳重賞に期待をされて出てくるメジロボサツ系はあまり多くないから、ちょっと驚いたし、なかなかに嬉しかったりもした。
更に、これもメジロの牝系であるシェリル系出身で、その孫にあたるメジロライアンはメジロビューティ姉妹の父。
叔父はメジロティターンだから、アサマユリ系の傑作メジロマックイーンとも縁が深い。

シェリル-メジロチェイサー-メジロライアン
     -メジロティターン

最近は活躍馬の少ないアサマユリ系だが、かつて芝向きの印象を覆すようにサリーベル兄弟を送り出して気を吐いていた。

アサマユリ-メジロトヤマ-サリーベル-ラインゴールド
                        -リージェントブラフ

廃れそうでなおまだ生き残る血脈。誉れ高き真の名牝系である。
ああ、そういえばもうひとつ忘れちゃいけいないメジロの血筋があった。
  

アサマユリの底力

2014-01-04 11:02:30 | 競馬好きです
紆余曲折の競走馬生活に終えたばかりのオルフェーヴル。
この馬を語る上で欠かせないのが、池江ブランドの結晶たる黄金配合を形成する「ステイゴールド×メジロマックイーン」の二者。
でもよく考えてみると、母父デインヒルという良血配合のフェノーメノを出したステイゴールドに、極端なマックイーンラブの印象はない。

むしろ、欲していたのはマックイーンの方。
メジロマックイーンの名が、3、40年後も血統表の中に残るかもしれないという事を、ただ単純に喜ばしく思いたい。
さて、こんな話を引き合いに出したのは、ショウナンカンプの仔が朝日杯に2頭も出てきたから。
同じボトムラインだからこの流れが生まれたのだろう…。マックイーンの孫が活躍しているだけじゃないからこその流れ。

その共通する牝祖とは、アサマユリのこと。
その元を辿ると、小岩井牝系の一つ超A級繁殖・アストニシメントに行きつく由緒正しき系統。

アストニシメント-(4代)-トモエ-アサマユリ

-メジロ(M)アイリス-Mオーロラ-Mデュレン
                   -Mマックイーン
-Mハリマ-(2代)-ショウナングレイス-ショウナンカンプ
       

すべては、メジロ牧場にアサマユリが導入されたことから始まる。
「アサマユリの底力」
メジロの血はまだまだ衰えない。