※2010年03月23日内容更新(属名表記変更等)

於:香川県高松市 高橋洋蘭園 花径約90mm
■Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’HCC/AOS
リンコレリオカトレヤ ルージリーズ・ミル‘メンデンホール’
(C. Autumn Symphony x Rlc. Oconee (1/1/1987))
■花色=極濃赤紫系
■花径=花径約 90~110mm
■花型=極整型
■弁質=極厚弁
■花着き=やや悪い
■着花輪数=1花茎に1~2輪くらい。花茎・子房部短め
■花期=主に秋~冬咲き
■株姿=コンパクト。株高300mm前後
■香り=良い
※以下、箇条書きにて。
・旧属名表記 Blc.Rugeley's Mill、Rsc.Rugeley's Mill
・赤花の銘親 Rlc. Oconee(オコニー)の子ども。
・親の Rlc. Oconee を凌ぐ濃い花色が特長の美花です。カタログなどでは「花径120mm前後」というように表記されていますが、私の見た数株の花はみんな花径100mm前後でした。メリクロンの質によって花径が小さくなるという現象があるようで、Rlc. Ronald's Canyon‘Menehune’(ロナルズ・キャニオン‘メネフネ’)なども日本に入ってきたメリクロンの花は花径が中輪~中大輪程度にしかならなかったという噂を聞いたことがあります。(別個体 Rlc. Ronald's Canyon‘Koko Head’AM/AOS は 200mm 前後の巨大輪花です。)
・僕も過去に Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’のこの花色に惹かれて入手・栽培した経験があるのですが、芽吹きが良く花着きも良かったのですが、シースの中に米粒くらいのツボミが確認できてから開花まで約2ヶ月近くかかりました。やや日照不足の環境だったかもしれませんが、同じ環境で育てていた他の品種と比較しても花径のわりに非常にゆっくりな開花でした。
・C. Royal Emperor(ロイヤル・エンペラー)や Rlc. Korat Sunset(コラット・サンセット)などの他の赤花のように日照不足による花色の褪色はほとんど無く、しっかり濃く咲いてくれます。
・品種名の日本語表記は「ルーゲレイズ・ミル」「ラグレズ・ミル」等、数種があります。
◎Rlc. Rugeley's Mill の親品種の交配
・C. Autumn Symphony = C. Medon x C. Cardinal (1/1/1955)
・Rlc. Oconee = C. Belle of Celle x Rlc. Norman's Bay (1/1/1976)

※Rlc. Rugeley's Mill の親品種(於:翠香園さん(宝塚))
■Rlc. Oconee‘Mendenhall’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ オコニー‘メンデンホール’
(C. Belle of Celle x Rlc. Norman's Bay (1976))
●Rlc. Oconee についての記事は、こちらをクリック!
<Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’別個体(一部)>
特に無し
<Rlc. Rugeley's Mill の交配親としての品種登録実績一覧>
●“※マーク”が付いている交配は 2000年以降に登録された新品種です。
・Rth. Kauai Ruby (Rlc. Rugeley's Mill x Rth. Cherry Suisse (2/20/2002))※
・Rlc. Memoria Jerry Long (Rlc. Nora Dyke x Rlc. Rugeley's Mill (7/15/2009))※
(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)
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於:香川県高松市 高橋洋蘭園 花径約90mm
■Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’HCC/AOS
リンコレリオカトレヤ ルージリーズ・ミル‘メンデンホール’
(C. Autumn Symphony x Rlc. Oconee (1/1/1987))
■花色=極濃赤紫系
■花径=花径約 90~110mm
■花型=極整型
■弁質=極厚弁
■花着き=やや悪い
■着花輪数=1花茎に1~2輪くらい。花茎・子房部短め
■花期=主に秋~冬咲き
■株姿=コンパクト。株高300mm前後
■香り=良い
※以下、箇条書きにて。
・旧属名表記 Blc.Rugeley's Mill、Rsc.Rugeley's Mill
・赤花の銘親 Rlc. Oconee(オコニー)の子ども。
・親の Rlc. Oconee を凌ぐ濃い花色が特長の美花です。カタログなどでは「花径120mm前後」というように表記されていますが、私の見た数株の花はみんな花径100mm前後でした。メリクロンの質によって花径が小さくなるという現象があるようで、Rlc. Ronald's Canyon‘Menehune’(ロナルズ・キャニオン‘メネフネ’)なども日本に入ってきたメリクロンの花は花径が中輪~中大輪程度にしかならなかったという噂を聞いたことがあります。(別個体 Rlc. Ronald's Canyon‘Koko Head’AM/AOS は 200mm 前後の巨大輪花です。)
・僕も過去に Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’のこの花色に惹かれて入手・栽培した経験があるのですが、芽吹きが良く花着きも良かったのですが、シースの中に米粒くらいのツボミが確認できてから開花まで約2ヶ月近くかかりました。やや日照不足の環境だったかもしれませんが、同じ環境で育てていた他の品種と比較しても花径のわりに非常にゆっくりな開花でした。
・C. Royal Emperor(ロイヤル・エンペラー)や Rlc. Korat Sunset(コラット・サンセット)などの他の赤花のように日照不足による花色の褪色はほとんど無く、しっかり濃く咲いてくれます。
・品種名の日本語表記は「ルーゲレイズ・ミル」「ラグレズ・ミル」等、数種があります。
◎Rlc. Rugeley's Mill の親品種の交配
・C. Autumn Symphony = C. Medon x C. Cardinal (1/1/1955)
・Rlc. Oconee = C. Belle of Celle x Rlc. Norman's Bay (1/1/1976)

※Rlc. Rugeley's Mill の親品種(於:翠香園さん(宝塚))
■Rlc. Oconee‘Mendenhall’AM/AOS
リンコレリオカトレヤ オコニー‘メンデンホール’
(C. Belle of Celle x Rlc. Norman's Bay (1976))
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<Rlc. Rugeley's Mill‘Mendenhall’別個体(一部)>
特に無し
<Rlc. Rugeley's Mill の交配親としての品種登録実績一覧>
●“※マーク”が付いている交配は 2000年以降に登録された新品種です。
・Rth. Kauai Ruby (Rlc. Rugeley's Mill x Rth. Cherry Suisse (2/20/2002))※
・Rlc. Memoria Jerry Long (Rlc. Nora Dyke x Rlc. Rugeley's Mill (7/15/2009))※

(上記、記事中の属名表記は最新属名を採用しました。そのため一部、過去記事との表記の相違等が発生する場合がございます。)
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