出版される前からアメリカですごく売れた本としてとても興味があったので早く読みたかったのですが、本屋大賞1位のタイミングでようやく読むことが出来ました。
湿地で暮らす少女の人生と、湿地で起きた事件を交互に読んでいくスタイルです。
幼少の頃からの少女カイアを追っているので、中盤にはカイアに対する親近感みたいなのが芽生えてくる。
彼女にいつも優しく接するテイトが本当に王子様のようだった。
自然の描写もとてもとても素晴らしく、湿地で生活するなんて考えられないけど、変な憧れを抱いてしまう。
カモメにパンくずをあげてみたい。
全編を通して何度泣いたのかわからない。カイアが幸せになるたびに涙が溢れた。
5日までに返さなくてはいけなくて切羽詰まって読みましたが、本当に読んで良かったです。
納得のいく本屋大賞1位でした。