にんじんにっき

アトリエにんじん畑の作品紹介と日々のできごと。

台湾・茶芸館の旅。。。2日目前半

2012-07-27 23:41:13 | 旅行
いよいよ今日は娘初企画!?十分・九分の旅の始まりです
今回の旅は娘からの強い要望で決まったのに、ちっとも下調べしないのでどうなる事かと思ってたのですが、
知らないうちに台湾のサイトやらを駆使して時刻表なんかを調べて企画してくれてました。

日本を発つ前日に細かい予定を知ったのですが、
何時に起きる、何時の電車に乗る、何時のバスに乗ると細かくって・・・。
とりあえず、当日起きることが出来るかですべてが決まってしまいそうな感じでドキドキ。

無事に起床し、まずは朝食。
品数は少ないけれど、お味もまずまずで私はココの朝食好きです。

ホテルの隣にあるセブンイレブンで悠遊カード(ピタパ・スイカみたいなもの)を購入し、チャージ完了。
これで地下鉄や国鉄やバスも使えるし、割引もあるのでとっても便利なのです。

台北駅に到着。天井高い~。

15分遅れで電車到着。
車内は指定席ばかり・・・。
これって自由席無いの??立ったまま1時間も乗っていくの~
娘曰く、指定席取ろうと思ったら窓口で切符を買わないといけないって書いてたよ。
お母さんが悠遊カードでピッとして入れるわ~って言ったから、立ってていいと思った。
私「そんな長時間、お母さん立って行きたくない
娘「私は立ってても平気
ケンカはしないでおこうと思っていたのに、暑さもあって2日目にして意見の食い違いからイライラ。
結局「瑞芳」駅までの1時間口を聞かず、電車の端っこに立ち尽くす2人なのでした。

いつまでも口を聞かないわけにもいかないので、お互いに少し歩み寄り、
まあ指定席代安く済んでよかったよねってことで収まったのですが、
後でわかったのが指定席代って5元らしいのです。日本円にして約13円くらい・・・。
座っていきたかったな~。
(みなさまの母親なら先に歩み寄れ~というお言葉が聞こえてきた気がしますが聞き入れられません

無事に瑞芳駅に着いたら、今度は平渓線に乗り換えて大華という駅を目指します。
時間があったので、瑞芳駅のホームで駅弁を購入♪
瑞芳駅のホーム。

60元(約170円)
中身は角煮と煮たまご天ぷらなどなど。
お昼にはちょっと早いけど、娘と二人で半分こ。
色合いは濃いベージュ一色だけど、どれも美味しい~。

またまた電車に揺られて大華という駅で降りる。
電車は満員だったのに降りた人はわずか7人。十分瀑布の最寄駅は十分駅なのでみんなは次の駅で降りるのでしょう。
大華は1つ前の駅。娘曰くちょうど真ん中くらいに滝があるので大華から歩いたほうが
廃墟みたいなのがみれていいって書いてあったとのこと。

でも、どこにも道がない・・・。
無人駅だしどこにも人影がないし・・・。電車は1時間に一本だし・・・。相当怖くなってきたときに
娘が「やっぱりココや~」と指差した方は線路!?
本当に??キョロキョロしてたら後ろからさっき降りた7人のうちのカップル一組。
彼達も初めてのようで迷ってる様子。でも先に行ってほしいのでどうぞと手で道(線路)を譲る^^;
立ち入り禁止って書いてあるやん。
でも、もう行くしかない。
20分ひたすら線路を歩く。
よけれそうな場所もないので、当分電車が来ないと解っていても怖い。
トンネルはさらに怖い。山の中の線路。周りに民家も何もない大自然
炎天下の中無言で突き進む私たち。後ろからは高校生男子3人組が。
前のカップルと後ろの高校生が居てくれなかったら絶対に怖くてこんなところ歩けなかったわ。
途中でいい距離を保ってはずの後ろの高校生が近づいてきたので早く行かなきゃ~と急ぎ足になったら
更に近づいてきた彼らは私に台湾語で何やら話しかけてくる。
振り向いたら彼の手には平渓線の一日乗車券が。私のじゃないですって言おうと思ってふと気が付いた。
先を歩く娘を呼び乗車券あるか確認するとやっぱり落としてた
「謝謝」と何度もお礼を言って再び歩く。

突然現れた十分瀑布の入口。
古くて暗くてちょっとだけ嫌な予感。入口で70元(乗車券の割引あり)入場料を払って入る。
 
なんだかちょっとナイトスクープのパラダイスを髣髴させる置物やオブジェ。

その先にあったのはネットや本で見たのとは全然違う滝。
チョロチョロと流れる滝。

これ~?マイナスイオンは何処に行ったの???
みんなが書いてた水しぶきでカメラがぬれちゃったとか、マイナスイオンチャージ!とか。。。
きっと暑さで干上がってしまったのかも・・・。

相当ガックリ。
娘の予定ではここでゆっくり時間を取ってたけれどこのままここに居ても仕方がないので
早々に引き揚げて十分駅の商店街を見に行こうと座って作戦会議。
そうしたら声をかけてくる男子が。若い男の子3人組。
台湾語わかりません・・・。でもカメラを持ってたので写してほしいのかな~って思って
「カメラ??」ってシャッターを押す動作をしてみると、ウンウンって頷いたので立ち上がって
カメラは??って探していると、娘の横にピッタリ立って友達がそれを写してます。
やっと飲みこめた。
私の勘違い。娘と一緒に写真を撮りたいと言ってきたのでした。(私は用無しなので少し離れたところで見てました。)
どうして娘と??って思ってたら、さっき切符を拾ってくれた高校生だったのです。
「よかったね~男の子から写真いっしょに取って欲しいなんて言われて~」ちょっと嬉しそうにしている娘。
「でも、ブログかなんかにこの女の子が乗車券を落としたどんくさい日本人です」って
紹介する為やったりして~。なんて意地悪言ってみたりして。
ふたりで大笑いして早々に滝から引き揚げることにしたのでした。

帰りは大華駅ではなく、十分駅に行くプラン。
線路の脇を歩いて。。。
鉄橋が見えるとこの鉄橋を渡るから!と娘。

それはあまりにも危ないっっ!!無理やわ~って言っても、絶対ここを通るって書いてた!
少し進んで左側を見たら吊り橋が鉄橋と平行に掛ってました

何の道しるべも無いまま、ただの道が続き、人も誰もいなくなってしまいまたもや不安でいっぱいに。

それでも進まなくては暑くて死にそうなので突き進むとなんだかダンプやらが出入りする工事現場に遭遇。
もう喋る気力もなくてひたすら歩く。
そうしたら線路発見♪
倒れかけの木の看板に何か書いてあるような・・・。
十分老街、十分という古い町並み。
こんなん見えへんやん!!もっとちゃんとしっかり書いて~!!
そして線路の脇を歩くとやっと老街に辿りつきました。
もうすでに商店街を楽しむ気力は残ってなくて、
天燈を上げるのも一つの目的だったけれど、何も買わず、何も食べず、瑞方駅に向かう電車に乗ってしまった私たちなのです。

予定より随分早く九分に行くことになりましたが、その分茶芸館でまったりの時間が増えると思ったらねって、
テンションをあげる私たち。

いよいよ九分に出発です。










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