俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

天麩羅な昼下がり @ 金沢 片町 「天ぷら 小泉」

2011年11月18日 16時12分26秒 | 時系列でご覧ください

昨日は午前中にしっかり仕事した後、遅めの昼食を食べに友達と一緒に久しぶりに犀川大橋近くにある「小泉」へ。
(前回エントリーはコチラ
そしていつもながらいろんな意味で美味しくて楽しい食事と相成ったのでありました。



先付けとして登場したのは、のっけから北陸の幸せを感じてしまう「ズワイの蟹味噌」



そしてこの日の刺身は福井の沖で獲れたというあぶらがのりのりな「かつおのたたき」
添えられた素揚げされた香ばしいニンニクチップを加えるとさらに旨さ倍増であります



続いて知る人ぞ知る、というか知らない人は知らないであろう幻の白鮭である「鮭児(ケイジ)のあら」をせっかく出してもらったのにあろうことか不覚にも撮り忘れ(泣)
※写真はイメージです。トホホ



そしていつもの大葉の代わりに菊の葉をベースに雲丹がのったカナッペ風なスターター



カラッと揚がった小ぶりなクルマ海老である才巻き海老は甘味も風味もたっぷり



「はぜひろし」、違った「はぜ旨し」といった我ながらつまらないローカルギャグを思い浮かべてしまうほどホクホクな食感と味の良さが堪らん「はぜ天」



実はこの日一番感動したのが最近能登で復活栽培しているというこの「沢野ごぼう」
柔らかな肉質に独特の味と香りが備わっていて、とにかく美味しいったらありゃしない



もうひとつの白身魚は最近蕎麦屋さんでも食べる機会が多い「メゴチ」
ハゼとはまた違ったムッチリとした食感でこれもこれで本当に美味なのであります



意外な組み合わせで新鮮さを感じるバジルが練り込まれた「生麩の天ぷら」



一緒に糖度の高いトマト「優糖星」を出してもらいカプレーゼ風にということで、生麩のアップを撮ろうとしたのに、何故か小泉くんにピントが合ってしまったの図(笑)



いよいよシーズン到来の大好物である巨大椎茸「のと115」。もうもう美味すぎます



大葉にまとわれて登場はこれまた大好物な冬の海からの使者「鱈の白子」。ハフハフ~!



焼いて食べることの多い「下仁田ネギ」もまた旨味がギュッと閉じ込められてうめぇ~ッス



そしてトリを飾るのはもちろん北陸のというか金沢の冬の無敵の王者「ズワイの足」!
昼間から食べるのはさすがに躊躇してしまう何とも贅沢な1本なのであります。




こちら〆のサクッとして香ばしいプチサイズの「天丼」と
お茶をかけて途中から「天茶」にしてしまう(ウヒョ!)「天ばら」



そしてそして最後の甘味としてお馴染み東山の和菓子屋『月天心』さん特製菓子登場



実はこの日はそこのご主人である橋本くんとも一緒させてもらっていたのだけど、来年早々これまた親しくさせてもらっている西念の『 Boulangerie YAMANEKO 』さんとコラボでスペシャルなアンパンを作るとのこと。

そしてその話から、ならばそれをここで揚げて「揚げあんぱん」にすればダブルコラボになるよね、なぁんて軽口をたたいたりして、ノンアルコールビールをちびちび飲みつつ、そんな風にあれやこれやと話の花が咲いた昼下がりのランチの時間は素敵に過ぎていったのでありました。
どうもご馳走さんでした。

とにかく何故か天ぷら屋の過疎地域であるこの街にとってこの店は、料理のレヴェルの高さはもちろんのこと、人間味あふれる小泉くんの彼ならではのキャラクターを含めて間違いなくとても貴重な店だと思うので機会があれば是非!
強くオススメなのであります。


天ぷら 小泉
金沢市片町1丁目8-24 ホクリク犀川ビル 1F
076-223-0023
17:30 - 22:00(ラストオーダー)
※お昼は前日までに予約があれば営業
水曜定休




今日の1曲 “ 東京 ” : くるり 

この日もうひとつ驚いたのは小泉くん、かつて{くるり}にいたドラマーの森くんと友達だそうで、加えてスタッフのしずちゃんもくるりファンだと知り、何とも嬉しくなったのでありました。
ということで、初期のくるりが好きだという小泉くんリクエストでこの曲を…




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