俺の明日はどっちだ

50歳を迎えてなお、クルマ、映画、小説、コンサート、酒、興味は尽きない。そんな日常をほぼ日替わりで描写

オーティス・クレイ再び @ 1979年3月24日 金沢 北国講堂

2014年09月12日 12時26分23秒 | 時系列でご覧ください

暑過ぎず、寒過ぎず、まさにMG日和だった昨日は、たまたま時間的に余裕があったこともあり、久しぶりにオープンエアで、ちょいと市内をあちこちドライヴ。

そしてそんな運転の際に聴くカセットテープをあれこれ物色していたところ、ちょっとしたお宝の山を発見。



古くは、1971年7月、豪雨の中で行われた大阪球場でのグランド・ファンク・レイルロードのコンサートとか、金沢の知る人ぞ知るバンドだった プレゼント・バレー・サンデー のライヴテイクとか、あるいは京都の円山公園で行われたジミー・クリフ、そしてジョン・メイオールのコンサート、
さらには、あちこちで行われていた めんたんぴんのライヴや近藤房之助がいた ブレイクダウン のもっきりやでのライヴ、はたまた(内田)勘太郎がライトニン・ホプキンスならぬ雷従人と二人で演奏してくれた不思議屋でのライヴなどなど、懐かしいテープがまとまって出てきてニンマリ。



そして、そんな中、今回一番嬉しかったのは、なくしてしまったと思っていた北国講堂で行われたオーティス・クレイのコンサートのライヴテープが見つかったことだった。

あの当時、その数年前からにわかに盛り上がっていたブルース・ブームに呼応する形で俄然盛り上がりつつあったサザンソウル、その中で前年、O・V・ライトの代役で来日し、たった2週間の滞在で日本の多くの音楽ファンの心を鷲掴みしたしたオーティス・クレイ。

78年に虎ノ門ホールで行なわれた初来日コンサートは2枚組LP 「 ライブ・イン・ジャパン 」 としてリリースされ人気を呼んでいて、当然のことながら他のLPとともに相当聴き込んでいた上での再来日だったので、これ以上盛り上がらないわけがないというくらい盛り上がってしまい、主催者の片割れであったくせに、あろうことかアンコールでスティービーの曲を歌いだしたあたりで感極まって思わず涙してしまったものでした。

ま、それはさておき、35年の時を経て聴く彼の歌声は、PAからラインで録音していたので音がクリアであることも相まって、当時と変わることなく心に響いたのでありました。

そして、これを機会にデジタル変換を、と思わないでもないけれど、出来るならこのままカセットテープというアナログなメディアのままで聴き続けていたい、そんなドライヴ日和な午後だったのでありました。



追記、
そして実はもうひとつ、トム・ウエイツ初来日した1977年、金沢にもやって来てくれて、1月20日にヤマハのホールで行なったライヴのテープも見つかり、これはこれでまたの大いに楽しみなのであります。





今日の1曲 “ TRYING TO LIVE MY LIFE WITHOUT YOU ” : OTIS CLAY

さすがに当時の動画は見つからなかったので、それ以前のものをまずは…



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
うっわーーー (song bird企画)
2014-09-13 19:07:56
ニキさん!
でかした!!!これは凄い!!!


あの頃の金沢の音楽シーンにいた
現在還暦±5辺りはたいがい
「え!聴きたいっ!」と思とるはず


この鑑賞会が催されるならば
トム・ウェイツ関連では
最初の話題はアレ!ですけどもね♪


加えて
毛色は違うけどわいわい遊んでた
各弱小イベンター団体仲間の
二度と逢えない人々の数にも愕然 
       

           合掌
おおっ、ソングバード企画! (nikidasu)
2014-09-16 19:47:25
だよね、だよね。
トム・ウエイツのほうはライン録りじゃないので、音的には今ひとつだけど、それを補ってあまりあるものがありますのじゃ。
ってか、ガレタッソに来まっし!

コメントを投稿