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相変わらずのネタ不足のハリウッドらしく、またしても安直なノスタルジックヒーローの復活企画とあって、あまり食指は動かなかったものの、個人的に大いに気に入っていた「エターナル・サンシャイン」、「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー監督が演出し、かつ「イングロリアル・バスターズ」で見事な演技を魅せてくれたクリストフ・大佐・ヴァルツが悪役のボスを演じるという、この2点でそれなりの期待をもって観たのだけど…。
金に飽かしてハイテク武器を作り、それを駆使して悪に立ち向かうといった意味では「アイアンマン」と通底する要素もないことはないし、主人公自体どうってことのない普通の人間ながら、へたれなりにヒーローを目指すあたりは最近の快作「キック・アス」とも一応は相通じるだろうし、ヒーローに付き合う助手もしくは相棒という構図そのものは、これまた形だけは「バットマン」を想起させるとも言えないこともない。
ただ、そういったいろんな要素があろうが、なかろうが、ミシェル・ゴンドリーお得意の早送りのラブシーンや延々と続く分割画面といったギミックな演出はさておき、ドラマそのものがあまりにつまらなさ過ぎて困ってしまったのだ。
加えて、主人公を演じるセス・ローゲン、そしてかつてブルース・リーが演じていたケイトー(と加藤をそう発音しちゃうんだよね、やっぱり:笑)役のジェイ・チョウどちらにも存在感を感じるほどの華がなく、よって心情移入すら出来ないこともあってか、とにかく存在感たっぷりな秘書役のキャメロン・ディアスならずとも、ついひじ鉄を喰らわせたくなってしまったのであります。トホホ
それにしても多分監督の意思ではないのだろうけれど、普通に撮影された映画を敢えて3D で公開した弊害も随所に現われていて、これから観る人には通常料金で見ることができる2D 版での鑑賞をオススメであります。
今日の1曲 “ Live with me ” : The Rolling Stones
いろんな曲が流れた中、一番ビビッときたのは、やはりストーンズのこの曲。
ちなみにこの曲が収められているアルバム『 Let it Bleed 』は発売当初から個人的には一番聴いたストーンズアルバムなのであります。
相変わらずのネタ不足のハリウッドらしく、またしても安直なノスタルジックヒーローの復活企画とあって、あまり食指は動かなかったものの、個人的に大いに気に入っていた「エターナル・サンシャイン」、「僕らのミライへ逆回転」のミシェル・ゴンドリー監督が演出し、かつ「イングロリアル・バスターズ」で見事な演技を魅せてくれたクリストフ・大佐・ヴァルツが悪役のボスを演じるという、この2点でそれなりの期待をもって観たのだけど…。
金に飽かしてハイテク武器を作り、それを駆使して悪に立ち向かうといった意味では「アイアンマン」と通底する要素もないことはないし、主人公自体どうってことのない普通の人間ながら、へたれなりにヒーローを目指すあたりは最近の快作「キック・アス」とも一応は相通じるだろうし、ヒーローに付き合う助手もしくは相棒という構図そのものは、これまた形だけは「バットマン」を想起させるとも言えないこともない。
ただ、そういったいろんな要素があろうが、なかろうが、ミシェル・ゴンドリーお得意の早送りのラブシーンや延々と続く分割画面といったギミックな演出はさておき、ドラマそのものがあまりにつまらなさ過ぎて困ってしまったのだ。
加えて、主人公を演じるセス・ローゲン、そしてかつてブルース・リーが演じていたケイトー(と加藤をそう発音しちゃうんだよね、やっぱり:笑)役のジェイ・チョウどちらにも存在感を感じるほどの華がなく、よって心情移入すら出来ないこともあってか、とにかく存在感たっぷりな秘書役のキャメロン・ディアスならずとも、ついひじ鉄を喰らわせたくなってしまったのであります。トホホ
それにしても多分監督の意思ではないのだろうけれど、普通に撮影された映画を敢えて3D で公開した弊害も随所に現われていて、これから観る人には通常料金で見ることができる2D 版での鑑賞をオススメであります。
今日の1曲 “ Live with me ” : The Rolling Stones
いろんな曲が流れた中、一番ビビッときたのは、やはりストーンズのこの曲。
ちなみにこの曲が収められているアルバム『 Let it Bleed 』は発売当初から個人的には一番聴いたストーンズアルバムなのであります。
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