☆くんのお母さんは、療育やパソコン、本などから得た知識で(虹色教室にも通ってきてくれていますし)
さまざまな困った場面を何とか乗り越えてきました。
が、最近になって予想もしなかった事態にぶつかって
本当に困っています!
という相談を受けました。
予想もしなかった事態というのは、
☆くんが少し高いところからとびおりた拍子に足をねんざしてして
しまったことです。
お医者さんから、「もうすっかり歩けるようになっていますよ」と
太鼓判を押してもらっても、
足をぐねった時の恐怖が蘇るのか、
決して歩こうとせず、どこへ行くのもハイハイで、
トイレもひとりで行けなくなっていました。
虹色教室にもお父さんにおぶわれてやってきました。
「幼稚園をずっとお休みしてきたので、明日から通わせようと
思っているんですが、トイレにも一人で行けない状態で、
先生に迷惑がかかるのでは…」と心配されていました。
私はやわらかいひざ掛けを床に敷いて、
「ねぇ、☆くん。道路はかたいから、足が痛いかなぁって心配だったんだね。
でも、この上なら、ちっとも痛くないと思うよ。
ちょっと立ってみようか?」
と誘いました。
するとまるで聞こえていないかのように無視しています。
しばらく☆くんと積み木で遊んだあとで、
ダンボのぬいぐるみを持って来て、足にハンカチの包帯を巻いて見せました。
「ぞうさんがね、ねんざしちゃったんだって。歩けないよ~って言っているよ」
「でも、とびおりてなかった!」と☆くん。
「☆くんが、教室に来る前にとんで、ねんざしたの」
「ふ~ん」
「歩けないよ~って言ってるけど、お医者さんはだいじょうぶって言ってるの。
ちょっとここで立ってごらんって言ってあげようか?」
「ぞうさん!ちょっと、ここで立ってごらん」
☆くんは、ダンボに声をかけました。
引っ張りますが、次回に続きます~・
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さまざまな困った場面を何とか乗り越えてきました。
が、最近になって予想もしなかった事態にぶつかって
本当に困っています!
という相談を受けました。
予想もしなかった事態というのは、
☆くんが少し高いところからとびおりた拍子に足をねんざしてして
しまったことです。
お医者さんから、「もうすっかり歩けるようになっていますよ」と
太鼓判を押してもらっても、
足をぐねった時の恐怖が蘇るのか、
決して歩こうとせず、どこへ行くのもハイハイで、
トイレもひとりで行けなくなっていました。
虹色教室にもお父さんにおぶわれてやってきました。
「幼稚園をずっとお休みしてきたので、明日から通わせようと
思っているんですが、トイレにも一人で行けない状態で、
先生に迷惑がかかるのでは…」と心配されていました。
私はやわらかいひざ掛けを床に敷いて、
「ねぇ、☆くん。道路はかたいから、足が痛いかなぁって心配だったんだね。
でも、この上なら、ちっとも痛くないと思うよ。
ちょっと立ってみようか?」
と誘いました。
するとまるで聞こえていないかのように無視しています。
しばらく☆くんと積み木で遊んだあとで、
ダンボのぬいぐるみを持って来て、足にハンカチの包帯を巻いて見せました。
「ぞうさんがね、ねんざしちゃったんだって。歩けないよ~って言っているよ」
「でも、とびおりてなかった!」と☆くん。
「☆くんが、教室に来る前にとんで、ねんざしたの」
「ふ~ん」
「歩けないよ~って言ってるけど、お医者さんはだいじょうぶって言ってるの。
ちょっとここで立ってごらんって言ってあげようか?」
「ぞうさん!ちょっと、ここで立ってごらん」
☆くんは、ダンボに声をかけました。
引っ張りますが、次回に続きます~・
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