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リバーリバイバル研究所

川と生き物、そして人間生活との折り合いを研究しています。サツキマス研究会・リュウキュウアユ研究会

フーサホンのダムはどうなるのか?

2010-01-14 23:23:26 | メコン川研究所(メコンの目改題)
2008年1月末。
ボクはこの場所に初めて来た。
その年の12月にもダムが建設されるという、どんな環境なのか確認して欲しいというNGOからの依頼があったからだ。

 関心のあった場所ではあったのでその依頼を受けることにし、自らの関心としてメコン川に出かけて、現地での案内を依頼した。

 いらい、今回が7回目かのラオス南部への旅程である。
 ボク自身、なんでこんなに、はまってしまうことになったのか?いまだによくはわからない。

 長良川河口堰建設前の長良川その意味は大きい。それはもっとも大きな要因であることは確かなのだ。
 そして、もうすこし、内的必然性を拡張したならば、水資源開発以前の日本、例えば、木曽川水系をそこに見るような気がしている。

 初めてこの地を訪れて、2年が経過しようとしている。

 現状では、ダムは出来ていない。マレーシアの民間資本というダム開発に、昨今の経済危機、特にドバイショックはいい意味で作用しているかもしれない。
 イスラム金融の世界的な展開が減速していることは、イスラム圏でもあるマレーシアに影響がある可能性は高いからだ。

 そして、今日もまた、ダム予定地を訪ねた。
なにも変わらないような 人々の生活の中に、こんなものを見つけた。

 このコンクリートが何を示すのかは明かではないのだが。
 対岸では昨年ボーリングの調査が行われていた。そして、この場所は大規模な定置漁法がある、つまりは河床が岩盤である場所であるということだ。

 たぶん、この場所こそが、ドンサホンダムのダムサイト建設予定地ということである。

 この場所は、2年前から幾度となく通っている。
 この画像のような、大きなマーキングを見たのは、今日が初めてのことだった。

 フーサホンのダム。
 まだ。進めている勢力の存在を感じた。
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