世間では様々なゲームソフトが実況され、実況プレイ動画として配信・アップされていますが、
実況しやすいのはどういう属性のソフトなんでしょうね?
ということを少し疑問に思ったので、殴り書きします。
(最近、自転車に乗っている時はこういう事ばかり考えてしまうw)
1.考える視点
おそらく、問題提起としてはもっと広く、
<実況プレイ動画と親和性の高いゲームとは?>って感じになるんでしょう。
実況プレイ動画を巡る人的関係としては、もちろん動画-実況者の関係だけでなく、
動画-視聴者の関係や、動画-権利者(制作者)の関係もあるでしょうから。
そうすると、この問題を考える際には、これらの関係ごとに考える必要がありそうです。
2.視聴者の視点
とはいえ、視聴者の視点から見た<実況プレイ動画と親和性の高いゲーム>について、
一般論を展開するのは極めて難しいんでしょう。
当該視聴者が実況プレイ動画に求めるもの(「要求」)を満たしやすいかどうかが、
親和性の有無・高低に関わってくるんでしょうけど……。(=「親和性判断の観点」)
人によって、実況プレイ動画に求めるものは異なりますし、
例え類型的に同じ「要求」を持っていたとしても、
それが満たされるかどうかの判断基準・要素は千差万別でしょうし。
3.実況者
実況者から見た場合の<実況プレイ動画と親和性の高いゲーム>についても、
やはり各実況者が実況プレイ動画を作成・アップする目的・動機や、
実況・動画作成のスタイルによってかなり異なってくるのでしょう。
あえて一般的にいうならば、
当該実況者にとっての「実況プレイ動画の作りやすさ」「実況のしやすさ」によって決まる
んでしょうか?=「親和性判断の観点」)
これは、もちろんゲーム自体のプレイのしやすさ・難易度とは直結しないでしょう。
結局は総合考慮でしかないのでしょうが、その考慮要素を思いつくままに挙げてみますと…
1)既プレイ/未プレイという要素
既プレイなら展開が読めるので、実況の進行を考えやすい。
他方、未プレイなら、新鮮なリアクションをしやすい。
(但し、既プレイでも新鮮なリアクションが出来る人、演じられる人もいる)
2)良作/クソゲーという要素
良作ならプレイしていて実況者自身がのめり込めるので、
自然なリアクションができるし、「テンション(やる気)」を維持しやすい。
他方、クソゲーなら、そのクソゲーっぷりを「笑い」に転化し得る。
3)声優等によるアフレコの有無・多寡
声優が声を当てている場合に、更にその上に音声を被せることは
一般的には困難であるので、当該実況者が「実況」としてどれだけ喋りたいかによって、
実況のしやすさが変わる。
4)ゲームのジャンルという要素 ※かなりザックリしたジャンル分けです。
①RPG→スタンダートな実況、垂れ流しに向いている。
また、ストーリーに力を入れたものであれば感情移入がしやすい。
(適度な文章量なのでアテレコしやすい cf.フルボイス動画)
②アクション・パズル
→プレイがうまい実況者であれば人に驚きや発見、尊敬の念を与えることができる。
他方、下手な実況者であれば、人に「笑い」を与えることができるし、
そのような人間が困難なゲームをクリアした場合には、
達成感を得る/演出することができやすいでしょう。
③ホラー →リアクションを取りやすい。
④シミュレーション・RTS
→うまさ実況者であれば、作品に対する解説やアドバイスを行うことができる。
下手な実況者であれば、アクションゲームと同様の達成感の演出を行い得るし、
コメントを通じて視聴者と共に乗り越えたという達成感も演出できる。
⑤シューテング・音ゲー
→実況プレイ動画の素材としてはあまり選択されない傾向が有るように思われるが、
理由はいまいちよく分かりませんw
5)ゲームのシステム面・環境面
ゲームのハードの種類や、取り込みやすさ、画質などの要素や、
セーブ時間の長短や単純な作業量・エンカウトの多寡等の要素が、
動画を編集・作成する上で影響してくるように思われます。
6)違法/適法
素材となるゲームの入手方法の適法性、
当該ゲームを実況プレイ動画としてアップする場合の適法性については、
あまり考慮されない傾向にあると思われます。
つづく
実況しやすいのはどういう属性のソフトなんでしょうね?
ということを少し疑問に思ったので、殴り書きします。
(最近、自転車に乗っている時はこういう事ばかり考えてしまうw)
1.考える視点
おそらく、問題提起としてはもっと広く、
<実況プレイ動画と親和性の高いゲームとは?>って感じになるんでしょう。
実況プレイ動画を巡る人的関係としては、もちろん動画-実況者の関係だけでなく、
動画-視聴者の関係や、動画-権利者(制作者)の関係もあるでしょうから。
そうすると、この問題を考える際には、これらの関係ごとに考える必要がありそうです。
2.視聴者の視点
とはいえ、視聴者の視点から見た<実況プレイ動画と親和性の高いゲーム>について、
一般論を展開するのは極めて難しいんでしょう。
当該視聴者が実況プレイ動画に求めるもの(「要求」)を満たしやすいかどうかが、
親和性の有無・高低に関わってくるんでしょうけど……。(=「親和性判断の観点」)
人によって、実況プレイ動画に求めるものは異なりますし、
例え類型的に同じ「要求」を持っていたとしても、
それが満たされるかどうかの判断基準・要素は千差万別でしょうし。
3.実況者
実況者から見た場合の<実況プレイ動画と親和性の高いゲーム>についても、
やはり各実況者が実況プレイ動画を作成・アップする目的・動機や、
実況・動画作成のスタイルによってかなり異なってくるのでしょう。
あえて一般的にいうならば、
当該実況者にとっての「実況プレイ動画の作りやすさ」「実況のしやすさ」によって決まる
んでしょうか?=「親和性判断の観点」)
これは、もちろんゲーム自体のプレイのしやすさ・難易度とは直結しないでしょう。
結局は総合考慮でしかないのでしょうが、その考慮要素を思いつくままに挙げてみますと…
1)既プレイ/未プレイという要素
既プレイなら展開が読めるので、実況の進行を考えやすい。
他方、未プレイなら、新鮮なリアクションをしやすい。
(但し、既プレイでも新鮮なリアクションが出来る人、演じられる人もいる)
2)良作/クソゲーという要素
良作ならプレイしていて実況者自身がのめり込めるので、
自然なリアクションができるし、「テンション(やる気)」を維持しやすい。
他方、クソゲーなら、そのクソゲーっぷりを「笑い」に転化し得る。
3)声優等によるアフレコの有無・多寡
声優が声を当てている場合に、更にその上に音声を被せることは
一般的には困難であるので、当該実況者が「実況」としてどれだけ喋りたいかによって、
実況のしやすさが変わる。
4)ゲームのジャンルという要素 ※かなりザックリしたジャンル分けです。
①RPG→スタンダートな実況、垂れ流しに向いている。
また、ストーリーに力を入れたものであれば感情移入がしやすい。
(適度な文章量なのでアテレコしやすい cf.フルボイス動画)
②アクション・パズル
→プレイがうまい実況者であれば人に驚きや発見、尊敬の念を与えることができる。
他方、下手な実況者であれば、人に「笑い」を与えることができるし、
そのような人間が困難なゲームをクリアした場合には、
達成感を得る/演出することができやすいでしょう。
③ホラー →リアクションを取りやすい。
④シミュレーション・RTS
→うまさ実況者であれば、作品に対する解説やアドバイスを行うことができる。
下手な実況者であれば、アクションゲームと同様の達成感の演出を行い得るし、
コメントを通じて視聴者と共に乗り越えたという達成感も演出できる。
⑤シューテング・音ゲー
→実況プレイ動画の素材としてはあまり選択されない傾向が有るように思われるが、
理由はいまいちよく分かりませんw
5)ゲームのシステム面・環境面
ゲームのハードの種類や、取り込みやすさ、画質などの要素や、
セーブ時間の長短や単純な作業量・エンカウトの多寡等の要素が、
動画を編集・作成する上で影響してくるように思われます。
6)違法/適法
素材となるゲームの入手方法の適法性、
当該ゲームを実況プレイ動画としてアップする場合の適法性については、
あまり考慮されない傾向にあると思われます。
つづく
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