公開私信~日々とロックとその他もろもろ 

ニックス・ホルモン社 ブログブランチ/The Making Babies情報/日常・非日常・それ以外を、気儘に綴る。

まだ見ぬ貴方に逢いに行く。今度こそ。

2008-03-25 00:14:42 | Weblog
桜、咲き始めましたねー。
もうちょっと待ってくれー、
今年も4分の1終わってしまうー、
ってな気分なんですけど。
抗えない時の流れ。


昨日3/23、
久々の「ricca」@秋葉原クラブグッドマン。
ベースのかなえ嬢脱退後初ライブ。
ベースレスでやるものと
すっかり思い込んでいたのですが
なのでえらい実験的な場になるものと
勝手に憶測していたのですが、
ステージ上には別のベーシストが。
胸を撫で下ろす。
しかもあの「ダンチョー」氏ですよ!!
どれくらいの猶予があったのか分かりませんが
えらいしっくり。
むしろ風格すら。

バンド全体としても、
期待を裏切らない、
カオスとポップと重厚感と疾走感とが
渾然一体となった生命力の放出。
そんなステージでした。

対バン形式なんで仕方ないんだが
時間が短い!
もっと聴きたいー!!

まあ、そう思わせておいて終わるくらいが
丁度いいのかもしれないけど。

「ニューソング」でがっつり鼓舞されて締める流れ、
好きです。

十秒後の世界

2008-03-11 23:55:26 | Weblog


もしも、この世界が幻で、夢だったと科学者が証明しても
そいつを蹴飛ばして君を抱き締める

                 (上田現「ラルゴ」)

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元レピッシュの上田現が亡くなったこと、
真黒毛ぼっくすのおーつきさんの日記で知りました。

レピッシュは「パヤパヤ」くらいしか知らなかったけど、
ある日、川村結花のやってるFMの番組で
上田現の「北京の蝶」を聴き、
その音世界・詞世界に圧倒される。
アルバム「十秒後の世界」をほどなく購入。

で、その超濃密な世界に触れ、
さらに圧倒される。
いつかライブ見てやる、と思っていたのですが、
それも叶わぬ夢となってしまった。
合掌。

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僕は少し祈ってるんだよ メッセージをいつも感じているのさ
歌えば何か聞こえるだろう
歌えば少し優しくなれるか

北京の蝶々がはばたいて
アマゾンに雨を降らすって話を
僕は本気で信じてるんだよ
歌えば少し何かが変わるだろうってね

                  (上田現「北京の蝶」)


恋はヒートウェーブ

2008-03-10 00:01:11 | Weblog
NHK-FMのプログラム「ライブビート」、
スタジオライブ公開収録のチケットが当たり、
3月6日木曜日夜、
渋谷のNHKへ。


ザ・コレクターズ

日本におけるモッズ系バンドの第一人者
…ほぼそれくらいのイメージのみで、
ナマ初見。
1曲目(「愛ある世界」という曲らしい)、
加藤ひさしの伸びやかなボーカルに
グッとくる。
涙腺、刺激される。
基本はでもモッズ系の音をベースにした
オーソドックスなギターロック、
って感じでしょうか(←無茶なまとめかしら…)。
マーサ&ザ・バンデラスの「恋はヒートウェーブ」の日本語カヴァー、
これにもグッとくる。
全部で4回間違えて
放送用ということで全回演りなおしていたが
それらをもちゃんとネタにして笑いとってたのはさすが。


怒髪天

これもナマは初見。
北海道出身で、札幌で長いこと活動してた、
ってイメージ。
意外だったのは、聴衆の反応を見る限り、
コレクターズよりもファンが多い、
しかも女子率が高い!
ボーカル・増子の手のアクションに合わせて
みんなして同じアクションしてんだもん。
わかりやすいところでいくと
氣志團くらいでないの、これと同じ光景見れるの。
「男気」(?)みたいな
ある一定の明確なベクトルで
かつストレートなところ、
そして増子のフェイク感たっぷりなMC、
そんなところが
ひとのこころを掴むのかなー。
あ、江戸家子猫に酷似した風貌とか。



両バンドとも、
僕のツボど真ん中ではないことが判明しましたが、
「ダテに20年以上やってねえな」ってことが感じられたのは
収穫でした。
あと両者ともMCがいちいち秀逸。
永く活躍してほしいバンドたち。

春は到来したか

2008-03-02 06:15:44 | Weblog
昨年9月に買い換えた車、
車検満期につき、横浜・大倉山の横浜トヨペットへ。
車引渡し後、東急東横線大倉山駅界隈、
「大倉山梅まつり」の宣伝掲示物多数。
ひとの流れを追い、駅舎横の上り坂を登攀。
頂上付近、「梅林→」の掲示に沿い歩を進めると、
梅の木が林立する空間出現。
桜の花見と遜色ない、出店、人出。
親子連れ、老若夫婦、婦人同士等々。
よく判んないけど、五分咲きくらいなんすかね。
花に鼻近づけると、微かに芳香が。
我が内なる感情も、俄に高揚。
携帯カメラ、デジカメ、一眼レフ、
写真撮影に興じる者多数。
市井の人らはこのようにして坦々とした日常に
刺激を与えているのだなあと
感嘆、嘆息。
幼き子をなだめすかす若き母親に
感服、畏敬。

<本日のBGM>
Problem Child    Graham Parker & The Rumour
Cool Reaction    Nick Lowe
Cherry Oh Baby  Rolling Stones