~ 青天の霹靂 ~

~ a bolt out of the sky ~

パリに魅せられた、あるホテルマンの呟き

テニスから弓道を思う。

2009年02月02日 00時26分24秒 | 弓道
なぜか、テニスから弓道を思う。

あのさ。
トップレベルの選手がバシバシありえないサーブや
ショットを決めるのを見て思った。

練習なら、100発100中だろう!?
今日もライン際にボールが飛び交ってた。
きっと普通にオン・ザ・ラインを狙えるんだろうな。

トップ選手だから当たり前と言えばそうだが、
2週間の最後の試合。決勝、最後のセットでも
疲れも、気負いも、ショットでの縦線の狂いもない。
これは、単に才能で片付けられることだろうか。

自らに問う。
そんな練習してきたかな、と。
ただ単に、36cmの的を狙ってなかったか。
いやそもそも、同じ射をしようとしてたのか。
中たるという結果と、同じ射を混同してなかったか。

脳科学の見地からみて、緊張から逃れ、最高のパフォーマンスを
するために、ルーティンワークは重要かつ有効らしい。
弓道はルーティンの宝庫だ。
というか、同じ射をするためにこそ、射法八節が
あるのではないかと思えてくる。
きっと、帯を締めて着替える瞬間から始まっている。
射位に入ってからでは遅い。

てか、大きな流れとしてルーティンを捉えるなら、
毎日の生活、練習からだよな。

考えさせられる。
今までの生活に、これからの人生に。

フィールドアーチェリー

2008年11月05日 00時12分45秒 | 弓道
すげー、野山で射まくる競技。
まあ、パターゴルフみたいなノリで
コースを回って合計点で競うもの。
アップダウンまである。
戸塚にあるらしい。
http://homepage3.nifty.com/ymfac/

不謹慎だが、弓道にもほすぃー。

レッツ・フィールド弓道!
Lv1巻藁
Lv2的前  
Lv3遠的  ここまではフツー
Lv4空缶  弱い弓ではダメよ
Lv5火矢  早く射ないと燃え移る
Lv6流鏑馬 馬は無理だから、移動式の乗り物に乗って的を射よ!
Lv7鹿   早い矢を正確に。動きも予想しないと中らない!?
Lv8兎   的はさらに小さい。
Lv9人   防具をつけて射ち合い、祟り神憑いた人はダメよ
Lv10団体戦 10対10で。的中率の高い奴を先に葬れ!

的前に立ったのに、向かいも的前みたいな。
コエーけど面白そう。
的以外を射るという発想の時点で、道を外してるな。
火矢は消防法的に無理だろうな。
鹿や兎は、動物愛護団体がうるさそう。
人は、事故ったらアウト、刑務所行き~
ってなわけで、平和にゲーセンのガンゲームみたいにとか
Wii弓道とかで出してもらうか。
ゴルフみたく気軽な射ちっぱなしが欲しい。

水泳と弓道

2008年03月16日 22時48分20秒 | 弓道
フェルプスの練習を見てて思ったこと。
これほどの泳ぎをどうやって作るんだ?

番組では数ある練習のうち、フェルプスは、
ほんの少し見せてくれた。
そして思った。

うちの弓道部って死ぬほど矢数掛けるけど、
部分部分の練習は皆無。
そういえば、3回生のとき、新入生の経験者の子が
弓を握っても、打ち起こしまでしかしなかった子がいた。
理由とその子の学校の練習法を聞けば良かった。
記憶が正しければ奈良の強豪校、畝傍の出身だった。

ピアノの練習だって、1曲を通しで弾くのは稀だ。
1小節ごとに区切って、完成度を高める。
僕自身、密かに足踏みだけの練習はしたことがある。
真っ直ぐ踏めないのが、僕にとって致命的だったから。
もっとこういう練習に踏み込むべきだった。
電車の掴まり棒で手の内を作り、吊革で取り掛けを
練習するなんてのを鼻で笑ったが、間違いだったと
つくづく思う。

もちろん、一本引きとおす練習は大事だ。
それも、一つの練習であると気付かなかったのが残念だ。
丸1日、手の内だけ作ってる。そんな練習もあったかもしれない。

そういえば

2008年01月02日 23時14分22秒 | 弓道
むかし、こんなことを考えました。

道具も一緒、立つ位置も一緒、
引き方ももちろん一緒。
的までの距離も当然一緒。
最後に残るのは、自分の気持ちだろうな、と。

当然やることは3つに絞られた。
1、普段の的中を限りなく高めること。
2、試合でも努めて普段と一緒にすること。
3、試合でも普段の射に限りなく近づけること。
最後に残るのは、気持ちの面での克服。
これだけは、正射の領域だから正直難しいと思った。

オイゲン・ヘリゲルの書いた阿波研造範士の
話も助けてくれたっけ。
真っ暗闇で引いても、ど真ん中に中たるだけでなく
2本目は1本目に追い矢する話。
これをやるための解は小学生にだって分かる。
全て同じことをする。そう、すべて。

発展途上の僕らは引き方には、なお改善の余地が
あっても、引くまでのプロセスや準備段階は統一して、
原因をあぶりだすべきでないか、と。

寒い暑いや、痛いかゆい、人が見てる見てない
体が重いの軽いの、弓が硬いの軟らかいの
すべて超越して同じに持っていく。
そしてもちろん自分自身の心も同じ。
それが弓道で言えば正射。
野球でいえばイチローが、かすかに何かと
捉えたものなんだろうね。

7年間、お昼にカレーを食べるイチロー。
人の道具には決して触らないイチロー。
ちょっぴり分かるよ。
同じカレーを同じ時間に食していれば、
ヒットを打てなくても試合前の食事のせいには
ならないでしょ。
違う原因が求められるはず。
たぶん、イチローには7年間のカレーだけでなく、
同じ所作振る舞いが、そこにはあるんだろうね。
非常に面白かった。

三十三間堂の通し矢

2007年11月02日 00時15分11秒 | 弓道
弓の聖地。
三十三間堂。

19歳の新春に引いて以来、
訪れるのは8年半ぶり2回目。
そんな経ったんかい。

兵どもが夢のあとを、じっくり見てきた。
120mの蓮華王院の軒下を眺めた。
なお、天下第一の記録は、
紀州藩 和佐大八郎が1686年に残した
8,133本という記録である。
引いた総本数は13,053本。
丸1日における最多本数で、的中も最多。
1時間に544本、1分間に9本となる。

はっきり言って、不可能とはこのことだ。
神業ですらない。
学生として練習量の多いほうである
1日8時間の練習で150本引いても
約3ヶ月、87日かかる本数だ。
それを一昼夜で引く?

近的28mの4倍以上の120m先の的を狙って
24時間にわたって6割2分の的中率を保つ?

なお使われたのは
2m余りとやや短い20kg代後半の弓、
矢尺90cm程度の矢であるらしい。
的の大きさだけは、調べたが分からない。

それにしても、天下第一の弓引きに挑戦するには
30kgの弓を24時間引き続け(※1)
かつ約6秒間に1本引くことが最低条件(※2)
そこに射技の付け入る隙があるかは、想像不能だ。
正射とは異なる世界が、そこにはある。


※1 30kgが必須ではないが、弓力を落とせば引き尺
   が必要になる。弓力を上げて24時間持つかは謎。
   いずれにせよ、天井に制限があり仰角が小さいことが
   求められ、かつ引き尺が長くなることは、本数のロスと
   的中率の低下に繋がるため、おそらくは30kg前後の
   弓力が妥当と想像される。

※2 通し矢という競技自体が24時間丸一日のものであった。
   矢数を競うのではなく、競われたのは的中数である。
   なお1分間に9本引いていたものが、8本になるだけで
   最終的な矢数には2,000本の差が生じ、的中率を1割も
   上げなければならない。

100%の的中率であったとしても、10秒に1本引いて
24時間続けなくては勝算がない。
現実問題として、6~10秒では矢追いは困難。
一番安い1本2千円の矢を8,134本用意するだけで
約1,620万円がかかる。(笑)

浜松町で弓道

2007年03月04日 00時49分07秒 | 弓道
将軍に誘われて、浜松町のとある場所で、弓を引いてきた。
6つの的に20人ぐらいいて、まるで学生弓道の天下。
道場の雰囲気は、同志社の第一射場だな。

いや、2時間ばかしとはいえ楽しかった。
なんつっても自由。
ぜんぜん気を遣わないで済むのがいい。
少子高齢化もなんのそのの若者が集う道場。
ジジババ来るべからず、みたいな。
しかも斜面ばっか。

ひとつ玉に瑕なのは、どいつもこいつも
見たことあるような射形ばっかり。
アダ名付けたいくらいだ。
見てると、指導したくてウズウズする。
胴造りや弓構えからして、まだ未熟。
数人を除けば、夏合宿前の1~2回生がゴロゴロいた。

2時間ほどで練習は終了し、マックで腹ごなしして
カラオケ。練習とはいえ、相変わらず将軍は歌うめー。
VOODOO KINGDOMがヤバい。
映画見に行こうっと。

そんなこんなで家に帰ったら無性に『逆シャア』が
見たくなって、鑑賞~。
やっぱ素晴らしい映画じゃ。

ランニングで思い出す

2007年02月20日 00時03分45秒 | 弓道
走ると体調が良くわかる。
というかシューズを履いて、2、3歩歩くと分かる。

今日は、足取りが重かった。
いやあ、でもこういう感覚は久しぶりだ。

昔、着替えて弓を握った瞬間調子を感じたものだ。
弓が重いか軽いか、足袋を履いた足取りが軽いか重ったるいか。
感覚を研ぎ澄まし、身体を温める。
そして、一本目の矢がはしっているのか。
矢勢は調子を見るバロメーター。
中たるか否かは、あまり関係ない。
矢勢があれば、的に吸い込まれる。
そう信じていたっけ。

何で中たるのか分からず、その日の調子で中てていたのが2回生。
調子を作り出すことに腐心した3回生。
毎日違うコンディションの中で、いかにいつもの調子を
取り戻すかが大切なことに気が付いた4回生。

それにしても、経験を積めば積むほど、ほんの些細な違いに
気付く感覚が研ぎ澄まされていく不思議。
その割りに、最後はある程度同じ調子に戻せる不思議。
ちょっと弓道の極意に近付いたと自惚れたあの感じ。
やべ、思い出しちゃった。
またやるかね、多少ジジイ共との付き合いは面倒だけど。

ランニング

2007年02月14日 23時56分57秒 | 弓道

ランニングを始めた。
…と宣言して、やめてしまうと非常に格好が悪いので、
5回ぐらい続けたところで、公表に踏み切った。

距離は、まだ2キロあるかないかぐらい。
仕事の後で、5キロとか無理っす。
まずは、無理のない範囲で習慣づけから。
基礎体力をつけることと、体重を増やすことが目的なので、
超回復のサイクルに合わせて3日おき。
なんか、もうちょっと具体的な目的というかモチベーションと
なるものが欲しいなという気もする。

それにしても、内勤で足が腐ってる。
一番最初は、筋肉痛でビッキビキだった。
本当は家にランニングマシーンを買うか、ジムの会員に
なろうかとも考えているのだが。
はてさて。

匂いのはなし

2007年02月09日 21時39分05秒 | 弓道
天気予報を見なかったせいで、夜からの雨に降られた。
晩飯を買って、スーパーから出ると雨の匂い。
どっかで嗅いだ感じ。

思い出した!雨が降った時の2回生控えだ。
こういう記憶というのは、なかなか忘れないものらしい。
早朝にシャッターの降りた商店街を通ると3回生の時を
思い出すし、日の出前の5時頃に起きたりすると、
試合開けを思い出す。
1回生のときから数えれば、もうすぐ10年前の出来事に
なるし、卒業から数えても5年経つ。
ゾゾ。
なんだか、月日が経つのが早過ぎない!?

かりや氏襲来

2007年01月19日 00時03分28秒 | 弓道
彼の襲来は、いつも突然。
今夜どお?みたいな。
不思議なことに、大抵タイミングよくいつも予定がない。
だから、オッケー。
仕事の終わった将軍も途中で合流。
トマトラーメンが美味かった。
相変わらず、ハンパないラーメン通っぷり。
美味しかった&ごちでした!

それにしても、会話も仕事の話で弾む弾む。
みんな立派な社会人ですな。
社会の動きにも敏感だし
学生時代とは比べ物にならないくらい変わったなあ、
なんて思ってみたり。

明日は京都

2006年10月07日 23時34分40秒 | 弓道
明日から、京都行ってきます!
弓道部初の披露宴。
楽しみだ!心からおめでとう!!!と言いたいね。

披露宴出るのは、これで6件目かな。
お仕事では、二ケタを超える宴席に関わってきたっけ。
よっしゃー明日は、4時半起きの飛行機で
関西帰還、楽しみだ!!!

おいしいワイン

2006年09月21日 22時37分23秒 | 弓道
ワイン好きである。
今日飲んだのは、『カリュアド・ラフィット』
うーん美味じゃ。

ボルドー地方は、メドック地区。
そのメドックで1855年に制定されたたった5つのシャトーのみ
第1級シャトーにランクされ、さらに第1級の第1位にランクされているのが
「シャトー・ラフィット・ロートシルト」。
このワインはラフィットのセカンド・ラベルのワイン。
セカンドクラスのワインは樹齢のまだ若い木のぶどうや
畑の違うぶどうから造られるが「カリュアド」は
ファースト・ラベルのラフィットとまったく同じ畑から
収穫したぶどうでラフィットに使わないぶどうで造られる。

ぶどうの選別過程も確実に以前より厳しいものとなっていて、
80年代には収穫したぶどうの50%をラフイットに使わないで除去。
1990年以降は少なくても60%も取り除いていることも珍しくない。
セカンドの「カリュアド」のための選別もまた厳しく、
実力は他のグラン・クリュシャトーーのものにさえ匹敵するのだとか。
久々のワインはいい!





流鏑馬

2006年09月17日 00時16分35秒 | 弓道
鶴岡八幡宮に流鏑馬を見に行こうとして、
大船の観音様に行ったbb星人です。
流鏑馬のありえなさを間近で見てこようと
思ったのが2日前。友達誘ったのが前日。
相変わらずの無計画さが仇になったよ。

自分は寝坊しちゃうし、一緒に行こうとした友達は
間違った電車に乗るし。

ま、見所盛り沢山なんで、鎌倉地区にいる間に
制覇したろうかというところ。
大仏、建長寺、江ノ電、戦艦三笠、横須賀付近

今度は当日、前日とかに計画しないで、行こうというのが結論。
ちなみに、鎌倉は20分、小田原でも40分で行ける。
特急踊り子は停まるし、伊豆にも50分ぐらい。
熱海にも在来線で行ける♪

変なとこ几帳面で細かいbb星人は、計画立てだすと
アドリブがきかない。
めんどくささが勝って無計画に行くと大抵行事を見逃すという
bb星人なのでした。

残心というか

2006年09月01日 10時30分54秒 | 弓道
昨日のセリーグ首位攻防の阪神VS中日戦
一夜明けて、濱中選手のホームランの写真が
新聞各紙に載っていた。
技術的なことは、わからんけど美しい残心ですな。
ほれぼれするなー。

http://sports.yahoo.co.jp/hl?c=photo&d=20060831&a=20060831-04677824-jijp-spo.view-001

まだまだ、セリーグはわからんぞ。
そう思わせるショットだ。


一人暮らしの生態

2006年08月29日 00時13分07秒 | 弓道
ものすごいテレビを見るようになっている。
月曜日は、月9のドラマ→スマスマ→あいのり→
ワールドビジネスサテライト→きらきらアフロ

土曜日も、野球→ドラマ→エンタ→から騒ぎ→ナイナイ
一週間で実家にいた時の一か月分はテレビを見てる。

それから、もうひとつ。
お菓子を食べなくなった。
ご飯もおかずも野菜もしっかり食べるから、入らないのだ。

晩酌のビールは、なかなか減らないのう。
毎日一本。実は入院すると、禁酒が一番ツラいのだ。
あ、きらきらが始まった。
ほな。