今日もねこぱんち

日々の暮らしの中で見つけた楽しいことや美味しいもの。
時々、山登りとお出かけもちょこっとプラス。

明珍の風鈴で夏を迎える

2012-06-26 18:41:41 | 優れもの

梅雨の晴れ間の今朝、ゴーヤの苗を植えました。

今頃ゴーヤの苗?と思われた方は正解。

我が家でも5月には植えておいたんですが、ゴーヤを植えた場所は、悲しいかなネコのトイレと化して

あっという間に枯れてしまったのです。

ふっかふかの土だったので、ネコちゃんたちには大人気だったんですが・・・

仕方ないので、また新しく植えなおしてみるのです。

頑張れ ゴーヤ!ファイト ゴーヤ!




そして、家の中からは風鈴を吊るしました。

網戸にしておくと、チリリーンと澄み切った音が響き渡っていい感じ。






この『明珍風鈴』は、平安時代から続く甲冑師の52代当主であり、

兵庫県の伝統工芸品でもある『明珍火箸』の製作者  明珍(みょうちん)宗理さんが、囲炉裏用の火箸をもとに

考案されたものだそうです。

4本の火箸と中心の鉄の輪に触れて奏でる音は、高く澄んだ余韻が続きます。

その残響音の長さから、ソニーのマイクの性能テストにも使われているんですって。

購入してから、かれこれ10年近いので、私にとって、もはや夏に欠かせない音となっています。




本来、この窓際にはゴーヤの緑のカーテンが出来るのですが、はたして今年はどうでしょう?

その後、産直に野菜を買いに行ったついでに、綺麗な赤色が目に留まったので思わず買ってしまいました。

元気をもらえそうな色です♪

明珍火箸の部屋に飾ってみました。



 

  




















明珍の風鈴



読書で脳内登山

2012-06-22 18:00:22 | 読書

        『63歳のエヴェレスト』     渡邉 玉枝著


女性最高齢エヴェレスト登頂者 渡邉 玉枝さん。

2002年に当時63歳で女性として最高齢の登頂をはたし、さらに今年5月、73歳にして自らの持つ記録を10歳も更新されました。

山梨県河口湖で生まれ育ち、神奈川県職員として勤務しながら、

山岳会に籍を置いて日本はもとより世界各地の山々に登られたスーパーウーマンです。

ほとんど初心者の状態で厳冬期の冬山に連れていかれた様子から始まり、山岳会での数々の山行

そして、海外の山々にも・・・

その行動力とパワフルさがあってこそ、日本はもとよりやがてはエヴェレストに登るという偉業を達成できたのでしょうね。

写真家の村口徳行さんとのコンビで、エヴェレスト登頂に至ったくだりは、読んでいる私はウルウルしてしまいましたが、

かたや渡邉さんの文章はいたって冷静なのでした。

逆に、その冷静さが渡邉さんの実力と日ごろのトレーニングによる確かな技術力を証明しているような気がします。

現在、渡邉さんは、生まれ故郷の富士吉田にお住まいになられ、青木ヶ原樹海のネイチャーガイドもなさっているそうです。

山梨にこんな凄い登山家がいらっしゃるなんて、山梨県民として誇らしい気分♪




ところでなぜ今、この本を読んでいたかといいますと・・・

実は、渡邉さんの講演を聞ける機会があるのです。

『山の日』を記念して、山梨学院大学で講演会があるのですが、今回、そのパネリストのお一人に渡邉さんが急きょ決まった模様です。

昨年に続き今年も参加しようと思っていたら、そんな嬉しいハプニングが!!

これは、是非とも予習をしておかなければと、読書の1日となったのでした。





                              第8回  『山の博覧会』  山を知ろう 山へ行こう 

                                      南アルプス特集Ⅱ

                                    詳細はこちらのHPまで・・・




当日の申し込みでも良いようなので、興味ある方は参加されてみてはいかがでしょう?

 


台風一過にて

2012-06-20 09:45:54 | 庭いじり

季節外れの台風4号の日本上陸、皆様の地域はいかがでしたでしょうか?

私の場合、会社からの帰宅途中、すでに道路の水が溢れているところがあったり、

自宅で4、5分くらいの停電が断続的に5回ほど続いたくらいで、

大きな被害はありませんでした。

今朝は一転、気持ちの良い青空が広がっています。

庭の植物も日差しを浴びて元気いっぱいです。



この睡蓮、鮮やかな色で東南アジアっぽいと思うのは、私だけでしょうか?






 

ほんとは金魚と一緒に睡蓮のツーショットを取りたいのですが、タイミングが難しい、よよよ~。












このグルグルくんは、クレマチスの花が咲き終わったもの。

タンポポの綿毛のようなふわふわになります。










一昨年、200円くらいで買ってきた特価のカラーが咲いてくれました。

日差し除けのために、ドウダンツツジの根元に植えてあります。



 

ブルーベリーは、小粒ながらたくさんの実がなりました。








一粒一粒摘み取ると、ちょうど小鉢に一杯分。

つまんで食べると、う~ん、甘い!

ちょっと酸味があって、爽やか♪

冷蔵庫で冷やして、今夜のデザートです。


雨の湯村山ハイク

2012-06-17 14:24:28 | 山歩き・ハイキング

今朝は、雨が降っているのも構わずに湯村山をお散歩です。

スポーツ公園の体育館とソフトボール場の間の道を抜け、標識が出たら紅白の車止めのある道へ進み、

15分ほど歩いて、ちょっと開けたT字路を右側に進むとそこは緩やかな階段になっています。


  

 まっすぐ進み                             紅白の車止め方向に              T字路で右側の階段へ



雨の中、朝から鳥のさえずりを聞きながら歩くのも気持ち良いです。








 

大きな岩が並ぶ石の道。

そこから先に道が二股になっていますが、どちらも同じ場所に通じています。










千代田湖・健康の森方面へと進みます。





花崗岩を削った階段は、私の大好きなポイントです。







 

東屋のあるこの場所から、本来なら富士山と甲府盆地がはっきり見えるのですが、今日は霧の中。

けれども、これが幸いして、市街地から近いにもかかわらず、結構遠くまで来ているような錯覚も・・・

この時、私の脳内では甲斐駒ヶ岳を登っていることになってました。

あ~ん、南アルプスに登りたいーっ!





 

                                        この社の裏側の道を進みます


八王子神社をお参りして、社の裏側から続く道へとさらに進みます。





 

巨大な石と白い砂がつくる異次元空間。






 

手すりを越えて岩に近づくと、断崖絶壁・・・なのですが、曇っていて下がわかりません。

高所恐怖症気味の私には、むしろありがたい。




赤松の林の中、この標識を右に進むとすぐに千代田湖に出られます。





以前、この場所でフクロウの滑空に遭遇しました。

その時のフクロウは、鬱蒼とした林の雰囲気とあいまって、とても神秘的でした。








千代田湖は、雨にもかかわらず釣り人のみなさんが結構いらっしゃいました。





今日のお花

  

 

   


写真を撮りながらの、のんびり散歩のひと時でした。





武田の杜 地図はこちら


日光を歩く~日光植物園

2012-06-13 09:33:16 | 旅行

 

日光植物園

正式には国立大学法人東京大学大学院理学系研究科付属植物園日光分園と恐ろしく長い名称。

小石川植物園として知られる東京都文京区白山の本園では行えない高山植物の研究を

目的に明治35年に開設され、その後、移転拡張を行い現在の面積は104,580㎡(31,717坪)

・・・と、カタログからの抜粋ですが、この植物園を特徴づけるのは、日本各地から集められた

植物がまるで自然に生えているように植栽されているところ。



広い園内を歩くには、受付で販売している案内図が欠かせません。

1から91までの番号を振ってあり、行きたい場所を選びながらあっちへウロウロこっちへウロウロ。

残念ながら多くの花が咲くピークの時期からずれてしまいましたが、その分、山や森の中を歩いている気分に

なって、これはこれで良かったかも。

そして、こちらの見どころは、案内表示20と21の近く。


 

憾満ヶ淵を対岸から眺めることができるのです。

青く神秘的な水をたたえた淵と、激しく流れる急流も間近で見られます。





新緑のなかに赤い前掛けをしたお地蔵様がずらりと並んでいます。










ちょうどこのあたり、ミズドクサの群生地にもなっていて、静かに水をたたえた鏡のような池には、木々が映っています。







そして、水面にツーと軌跡を描くように1羽のカモが泳いで行きました。

きゃ~、素敵です~。







多くのお花に会えました。 

  

  







  

巨大なフジが別の木に絡みついて、迫力いっぱい。                 こちらは、にょろにょろみたいな白いのが乱立中




近くにあったら、お散歩の定番にしたい場所です。