散々な始まり・その１。（サルデーニャ旅行）

海の水がほんっとにキレイだった！

7泊8日のサルデーニャの旅から帰ってまいりました。旅行記はただいま執筆中（笑）だけど、旅行記にはあまりうだうだと書きたくない最悪だった出来事をここで書こうと思います。いやぁ、とにかく散々だったんだよ～。

出発の3日前の水曜日、私が発熱。それもこの時期幼稚園内外ではやっていた「激しい頭痛を伴う発熱」タイプの風邪。夜中に割れるかと思うくらい頭がガンガン痛くなって、あわてて鎮痛剤を飲んだ。とりあえず次の日の朝起きたら頭痛も熱も収まってたので、もともと予定していた「お友達を呼んでランチ」を決行。最初は調子良かったんだけど、食事が終わって食後のコーヒーを飲みだしたあたりからまた頭痛がやってきた。3時くらいには痛みがかなりひどくなってきたので、りっきの友達のお母さんにりっきをサッカー教室に連れてってくれるようにお願いして、そらちゃんと二人でベッドにＧＯ。ついでにむろに「ＳＯＳ」の電話をかけてとりあえず、寝た。むろは速攻で帰ってきてくれたので、そらちゃんとサッカーから帰ってきたりっきを預けてとにかく寝た。

だけど夜中くらいになって頭痛が更に激しくなり、痛みのせいで気持ちも悪くなってきて、そのままゴミ箱にゲロゲロゲロ～。（お食事中の方スイマセン）そう、この風邪は頭痛だけじゃなくて、「あまりの激しい頭痛に『アゲル』」という症状までついてくる最低最悪のタイプの風邪だったのだ～。旅行前日の金曜日、私は朝からベッドの横のゴミ箱を抱えて寝込んでいた。薬を飲んで頭痛が治まっても気持ちが悪いのには効かない。でも前の日から何も食べてないから、胃液しか出ない。ほんっとにつらかった。お友達のお母さんにりっきの送り迎え＆その後も預かってもらうのをお願いして、むろにはその日予定していた保護者面談を代わりに行ってもらった。普段無口なむろには酷なお願いだと思ったけど、仕方ない。むろもちょっと緊張した面持ちで出かけて行った。が、持ち時間15分なのにいつまでたっても帰ってこない。前の人の面談が伸びちゃったのかなぁと思っていたら30分後に帰宅。「ながかったね」というと「いやぁ、30分何を話そうかと必死で色々話題を探しちゃったよ。」だって。「持ち時間15分だったんですけど・・」って言ったら「えええええ？！30分かと思ってすっごいがんばっちゃったのにぃ！」だってさ。（笑）切り上げたくてもなかなかお父さんの話をさえぎりづらかったであろう先生の苦労もしのばれます。（笑）むろっち、ご苦労さん。

午前中は最低最悪の体調だった私も、午後をすぎてやっと気持ち悪さが抜けてきて、前の日に友達が置いてってくれた杏仁豆腐のあまりなどを口にすることが出来るようになった。夕方になるとむろが作ってくれたゼリーや果物を食べれるようになり、子供達を寝かした後に「赤いきつね」（私は断然「赤いきつね」派だ）を少し食べる事ができた。昨日の夜から吐きまくって、体力はかなり消耗したけど、とりあえず明日からの旅行は何とかなりそうだと自信が持てた。良かったよ。朝、ゴミ箱とお友達だったときは「もう旅行は無理だ～」って思ってたからね。

そして旅行当日。まだ食欲はないし、体もふらふらするけど、熱もないし頭痛もすっかり収まった。3日間つらかったけど、いい事もあった。それは3日間ほとんど食べなかったせいで体重が4キロも落ちたこと。いやあ、水着の似合ういい腹になったよ。（笑）おかげでここ2シーズン着れなかった細身のサマーパンツまではけるようになっちゃって、ここぞとばかりにそれを着て家を出たのでありました。悪い事があった後はいい事があるのよ♪・・・なんて思っていた私はその時はまだ、これから起こる更なる悪夢の事なんて全く予想もしていなかったのでありました。

続く。