
「震災死」(吉田典史 著 )を読む。
遺体を通して震災を丁寧に記録したノンフィクション。
主観や思いこみ、観念などに感化されず、きちんと取材した記録が生々しく、
この震災でなくなった2万人以上の死から、自分は何を学ぶ必要があるのかを考えさせられた。
検視医をはじめ自衛隊員、学者、遺族など、取材対象が広いので、さらに読み応えがあった。
損傷が激しい遺体の扱いの話が、なぜか心にしみてくる。
遺体を通して震災を丁寧に記録したノンフィクション。
主観や思いこみ、観念などに感化されず、きちんと取材した記録が生々しく、
この震災でなくなった2万人以上の死から、自分は何を学ぶ必要があるのかを考えさせられた。
検視医をはじめ自衛隊員、学者、遺族など、取材対象が広いので、さらに読み応えがあった。
損傷が激しい遺体の扱いの話が、なぜか心にしみてくる。
「自然に悪意はないけど、慈悲もない。」
これは、ほんとうに肝に銘じるべきことだと思います。過剰な思い入れも断ち切らないといけないのでしょう。