
GR DIGITAL III
マグナム・フォト東京支社写真展「50の情熱」を観てきました。
マグナム・フォトとは、
1947年、ロバート・キャパ(ハンガリー人)の発案で、
アンリ・カルティエ= ブレッソン(フランス人)、ジョージ・ロジャー(イギリス人)、
デビッド・ シーモア("シム")(ポーランド人)らが創設した、会員が出資して運営する写真家の集団。
それまでは作品が掲載される際、写真家の意向にかかわらず、むやみに写真をトリミングしたり、
不正確なキャプションをつけられたりすることが頻繁にあったが、これを防ぎ、写真家の権利と自由を守り、
主張することを目的として、ニューヨークとパリに事務所が設置された。
~マグナム・フォト東京支社HPより~
50名の正会員の写真を前に、
個性とは何かを考えた。
同じ時間に、同じ場所で、同じ機材で写真を撮っても、
たぶん、人によって違うものが撮れる。
そこに生じるわずかな違いが、
「その人にしか撮れない」ものである。
その人にしか撮れないものが、
明確であればあるほど、
そこに価値が生まれる。
その価値は芸術なのか、報道なのか分からないが、
とにかく人を動かすだけのものだ。
人を動かすこと、写真で。
それはすごいことだ。
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