navikuma のブログ 陽炎のようにゆらめく景色のなかを走行中です。

ユーラシア大陸の端っこからのたわごとです。

共生のために(半)強制教育

2009年10月25日 | 日記
今回は難しいお題になっています。
*(!?)**(いっぷく)*

先週の火曜日今住んでいる地元の村役場へ呼び出され市民化(融合)政策のプログラム(Inburgering)である面接を受けてきました。
これからオランダ語とオランダ社会のオリエンテーション授業を受けて良き移民としてオランダ社会の一員になりなさいというお達しを受けました。
あと2年以内にです。授業料は無料です。
対象はEU以外の移民すべだそうです。

欧州でも屈指の多文化社会であり多様な民族や文化言語慣習をもつ人たちが住むこの国に移民する人たちとオランダ社会での好ましい共生を図るがその目的だそうです。

たしかに自分も含めていろんな出自の人たちがたくさん住んでいますからね、この国には。

でもですね、オランダ語って日本人には格別難しいんですよ!
特にその言葉をしゃべるのが。

何せ自分がその語学学習を始めた当時はオランダ語の辞書はありませんでした。
ですからどうしたかというと英蘭/蘭英辞典と英和/和英辞典のを総動員してやってました。
まともな蘭日辞典がやっと発行されたのが1993年です。

このノウハウ(自身の体験)をこんどオランダ語の授業うける教師へ逆に授けてやろうなぞと考えています。
とはいいつつ自分のオランダ語は期待されるようには到底上達しないだろうなとも思っています。

という現実を双方で認識することもまた共生のための市民化(融合)政策(Inburgering)の成果?かもしれませんが…
*(涙)**(ニヤ)**(コメント)*


冷え込みましたゾ

2009年10月16日 | 日記
今朝の外気温は-2℃で朝出かけるとき車のリアウインドウはしっかり氷が張り付いていました。

住んでいる村の周りは見渡す限り白っぽい冷気が地面の上に漂っていて放牧されている牛やひつじたちはその中に佇んでいて対照的な真っ青な空の下幻想的な情景が拡がっていました。

走り出しても車のヒーターが効きはじめるまでハンドルを握る手が冷たいので手袋をして走るようでした。
自転車で走る人たちはもっと寒かったろうに。

でもすっきりくっきりいつになく朝日が明るい気分の良い朝でした。
そういえば昨晩はナイフのように鋭利な下弦の月が夜空に輝いていたっけ。
もうすっかり色着いた落ち葉の季節です。*(紅葉)**(紅葉)**(足)**(ウインク)*

バルセロナの日本食屋

2009年10月10日 | 日記
ここんとこ食べ物の話ばかりがつづきます。
今回はバルセロナの日本食屋のことです。

一昨日の晩仕事先の人たちとバルセロナにあるとある日本食屋で夕食をいただきました。

テーブルが6つと鉄板焼き用のカウンター席があるだけの小さなレストランでした。
スペインの夕食ははやくても夜半8時半か9時ごろはじまります。
はやく食べたくてもその時刻より前ではレストランは開店していません。

で我々もスタートは午後9時すぎでその時点では先客はテーブルに2組とカウンターが半分だけでした。
その後すぐに満席になってすぐに席につけない人が幾人もいました。
どうやらこの界隈は裕福な人たちが多く住んでいる所らしく、メディア業界とか現役パリパリの見目麗しきモデルらしき人もきておりました。

日本食屋ですが、お品書きはスペイン語とカタルニア語のみ。日本語はなし。
でもなんとなく品目が解るような書き方でした。
オーナーは唯一日本人でしたが、ほかのスタッフは中さん、パさんそれからここの人らしき方たち。

我々一行で日本食を食した経験があるのは私のみ。
さてどんなものをお勧めしようかとお品書きをながめお連れさんのカタルニア語の説明を受けつつまたオーナーとは日本語でやり取りしながら注文をしました。

刺身と握り寿司の盛り合わせからスタートし、鉄板焼きの家族メニューとてんぷらそしてホタテ焼き、焼き餃子、焼きそば、チャーハンまでテーブル真ん中に配膳されたお皿からそれぞれに取り分けていただきました。
連れの中で2人は箸の扱いに慣れないで苦労していました。
〆は熱い緑茶でさっぱりと。

料理の出来は良好でした。
お会計は大人4人で200ユーロですから一人分で50ユーロ。邦貨換算で6500円ほど。
帰り際連れの人たちにこれは日本食として良かったのかどうか聞かれましたが、OKでありGoodであると言っておきました。
ここバルセロナには良い日本食屋もある反面そうでない似非日本食屋やモドキもけっこうありますから。

時計の針はすでに11時をまわっていました。
だいたいここのレストランは一晩1回転半ぐらいのお客で商いをしているようです。
満席でもこのようですからけして楽ではないようです。 

次はあそこへ行こうなともう次回の夕食はなしがでてます。
気のおけない人たちとの楽しい夕餉でした。
バルセロナの食についてはチョイスが豊富で質もまた良好です。
たとえ懐具合が芳しくなくてもここには美味しいものはたくさんありますから。

*(ニヤ)**(グッド)**(音符)*