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Kazの旅日記・オーストラリア NT(ノーザンテリトリー)・キャンピングカー編⑬

2011年06月09日 | kazの旅日記・オーストラリア
05may'11

今朝の起床は午前8時。目覚ましの音とともに飛び起きる。

天気は曇りだ。雲の合間から所々に青空が顔を出している。

シャワーを浴びてスッキリしたところで、フルーツをかじり
簡単に朝食を済ませる。

今日は西マクドネル山脈地方を見て回る予定にしているため、
ルートは未舗装のMereenie Loop Road(メレニー・ループ・ロード)を
走ることにする。



距離にしておよそ200kmだ。
ただし、この道はアボリジニ所有の土地を抜けて行くため、
必ず許可としてパーミットを手に入れる必要があり、昨日から
利用している、ここキングスキャニンリゾートのガソリンスタンドに
併設されている売店で購入する事ができる。

このパーミットの有効期間は購入したその日1日だけのため、
注意が必要だ。
必ず走る当日に手に入れなければいけない。

キャラバンパークを後にすると、しばらくは舗装された道路が続き、
やがて未舗装の道路へと変わる。



思えばカカドゥ滞在中に訪れたかった場所のうち二か所が未舗装道路
からのアクセスが必要で、道路コンディションが悪くクローズのため
断念したのだ。

そういう意味では、ここからが今回使用している4WD車両の本領発揮
と言ったところだろう。

さていよいよオーストラリアのアウトバックを連想させる、まさに赤土の道路。
スピードは平均時速80km程度の走りになる。道路の状態によっては50kmくらい
までは速度を落とす必要もあり、また逆に100km程度で走行する事が出来る
場合もある。

赤い土煙りを上げながらの走行は、遊び好きの僕の冒険心を掻き立てて
くれる。
大きなおもちゃを与えられた子供のようだ。

それほどハードな道ではないから、よほどの事がない限り誰でも運転は可能だろう。
それでもなんだかワクワクする。
でもこのワクワク感が大切なんだ。





最初の目的地はRed Back Gorge(レッドバックゴージ).
ここへのアクセスも4WDが必要になるが、なかなか良い。
Gorgeと言うから渓谷なんだが、川の水が枯れた跡を歩きながら奥へ奥へと
歩いて行く。途中いくつか小さな池があり・・・そこに体調5cm程の魚が
沢山泳いでいる。
何故、こんな小さな池に・・というか水溜りに魚が・・・という感じだ。
不思議な事もあるもんだ  と感心しながらさらに奥へと歩く。





両サイドの壁が奥に進むにつれてだんだん狭まり、やがて交わりそうになる
ところから僕の好きなウォーターホールが始まり、奥へと水路が伸びている。
とても神秘的だ。暑い日中なら泳ぐにはいいだろう。



しかし残念ながら今日は曇り空。あまり気温も上がってなく水も冷たいため
泳ぐのは断念した。

車を降りてから片道30分程の道のりでいい気分になれるこの場所は、
決して観光客が多数押しかけるほどメジャーな場所でないが、ひっそりと
楽しむには丁度いいかもしれない。



それと、ここにはキャラバンパークではなく、キャンプ場がある。

レセプションもなけりゃ、シャワーもない。スタッフなんているわけない。
でも、入口に箱が設置されていて、そこに料金を入れるシステムになっている。
金額は1泊AU$3だ。



しかも、こんな所でさえトイレなども含め、清潔に保たれているから感心だ。
何ともオーストラリア的でいいなと感じてしまう。



続いて向かった先はGlen Helen Gorge(グレンヘレンゴージ)だ。
特に理由はなかったが、直感で行くことにした。



30分ほど走り到着してみると、先ほどとは多少趣が異なっている。
Glen Helen Resortという宿泊施設があり、その眼の前をゆっくりと川が流れ
向こう岸には、そそり立つようにして赤い岩肌の山がそびえ立っている。



なかなかの雰囲気だ。
一目見て気に入ってしまい、早速今日の宿をここに決めた。



夕暮れ時や朝一番にはコーヒーでも飲みながら景色を楽しみ、
ゆっくり椅子に腰かけながら、深呼吸したくなるような雰囲気がある。





こんな感じの環境で僕も施設を作りたい・・・。
そして、国籍を問わず子供や大人たちが楽しめる、くつろげる空間を作りたい。
そんな事をついつい考えてしまうよなロケーション。

夢は叶う。そう強く信じて明日に繋げよう。

8日目終了・・・。
本日の走行距離:270km
総走行距離:3100km



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