ウルルを後にして・・・
向かうはKings Canyon(キングスキャニオン)だ。
ここは数年前に日本の映画やドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」の
ロケ地にもなった場所。
ウルルからの道のりは300km程度だから、ざっと3時間程度で
到着するはず。
しかしながら今日は何故か運転していると睡魔が襲ってくる。
途中で数回の休憩を挟みながらゆっくりと目的地に向かった。
それでも到着したのは11時半。
まずまずのペースで来ることが出来た。
到着すると駐車場にはそれほど人影もなく、どちらかというと
閑散としたイメージだ。
インフォメーションに誰かがいるわけでもなく、掲示されている
案内板を見ながら自由にウォーキングを楽しむようになっている。
ここにはルートが２通りあって、短い方は往復で2km程度の1時間コース。
もう一つは6kmのコースで、山あり谷ありで4時間コース。
さてどちらにするか・・・今日の目的地はここキングスキャニオン。
そして時間はまだ午後12時手前。 となれば行くしかない。
4時間のトレッキングコースだ。
食パンにバターとイチゴジャムを塗り3枚食し、おおきなオレンジを
一つとリンゴジュースを頂き、準備万端。
もちろんトイレも済ませておく。
そしていよいよスタートだ。
矢印に沿って足を踏み出す。
と いきなり急勾配な登り坂が・・・これはちょとヤバい・・・
高所恐怖症の人は後ろを振り向かないほうがいいだろう。
頂上まで行ったかと思うと、そこから当然のように次の矢印が・・・。
初めの10分で疲れを感じるが、ここからが本番で先は長い。
でも今日は時間にはかなり余裕がある。ただ歩くだけではもったいない。
五感の全てを研ぎ澄まし、見てみる。触れてみる。聴いてみる。
嗅いでみる。味わってみる。
そして六感をも使って・・・感じよう。
カメラを片手に、気になるものを全てファインダーで捉えてみる。
そしてシャッターを押す。
自分の見て感じたものがシャターを押す指に乗り移り、それが画像として
残るようにと祈りながら、どんどん写していく。
ここはオーストラリアのグランドキャニオンとも言われている場所で、
その壮大な景観は見事だ。
昨日のマウントオルガも、もちろんウルルも凄いけど、ここキングスキャニオンも
負けてない。その環境の中に深く自分が入り込む事が出来る分、感じる強さや、
身近さは、もしかしたらこちらが上かもしれない。
人によって様々だろう・・だた僕はそう感じた。
ここは一番高い所で270mほどあるわけだけど、柵なんて全くない。
ここから先は注意！なんて立て札があるだけだ。
だから、崖のぎりぎりまで行く事が出来る。自分の行動は自分で責任を持てという
事だろう。
僕も怖さを堪えながら出来るだけ崖っぷちまで寄ってみたが、マジで
ヤバい。最後は腹ばいでほふく前進状態。
顔だけ出して下を覗きこむが、目が眩むほどだ。
手にしたカメラだけを先に出して、シャッターを押す。
そんな場所がいたる所にある。
そして、おそらくは一番高いであろうと思われる場所で、周りを
ぐるりと見渡す。
人気が全くない。
切り立っているギリギリのところで大の字に横になる。
そして目をつぶり、しばらく瞑想に入る。
（この写真は上下ともにセルフタイマー使用。時間が無い中、走りながらのフレームイン。怖かった。）
気分は上々だ。
そして愛を叫ぼう・・・。
すっと目を開けると、物理的には当然何も変化はないが、自分がとても
穏やかな気持ちなっている事に気付く。
そして、また次の一歩を踏み出して歩き出す。
ちょうど半分を過ぎたところだろうか。
日本語で言えばエデンの園という、自然に出来たウォーターホールに出た。
充分泳げる・・。
でも水着がない・・・。忘れてしまった・・・。残念だ・・・。
Tシャツを脱ぎ、靴も脱いで、泳いだ気分になりながら
水際で横になり、しばし休憩をとる。
あまりにも気分がよく、気付くと30分ほど寝てしまっていた。
それでも時間はまだ十分にある。
ゆっくりしていい。居たいだけいればいい。楽しもう。
そしてまた歩き出す。
身体もほどほどに疲れてきた。残りはもう少し。
駐車場まで残り1kmの標識が見えてきた。
結局、4時間をかけて6kmのコースを歩き、自然からのパワーを
充分に取り入れることが出来た。
ウルルは行ったけど・・・キングスキャニオンは行ってない・・・そんな
声をよく聞く。でも、時間が許すなら行ってほしい・・・損はしないはずだ。
そんなわけで、今日も一日楽しんだ。
そして、キャラバンパークへチェックイン。
明日は西マクドネル山脈地方へ向かう。
キングスキャニオンからだと、未舗装道路を走ればそれほど遠い
距離ではない。
ただし、この道はパーミットが必要だ。
明朝、ガソリンスタンドでAU$5を支払い、購入してから行く事にする。
7日目終了・・・。
本日の走行距離：350km
総走行距離：2830km
次回に続く・・・。
向かうはKings Canyon(キングスキャニオン)だ。
ここは数年前に日本の映画やドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」の
ロケ地にもなった場所。
ウルルからの道のりは300km程度だから、ざっと3時間程度で
到着するはず。
しかしながら今日は何故か運転していると睡魔が襲ってくる。
途中で数回の休憩を挟みながらゆっくりと目的地に向かった。
それでも到着したのは11時半。
まずまずのペースで来ることが出来た。
到着すると駐車場にはそれほど人影もなく、どちらかというと
閑散としたイメージだ。
インフォメーションに誰かがいるわけでもなく、掲示されている
案内板を見ながら自由にウォーキングを楽しむようになっている。
ここにはルートが２通りあって、短い方は往復で2km程度の1時間コース。
もう一つは6kmのコースで、山あり谷ありで4時間コース。
さてどちらにするか・・・今日の目的地はここキングスキャニオン。
そして時間はまだ午後12時手前。 となれば行くしかない。
4時間のトレッキングコースだ。
食パンにバターとイチゴジャムを塗り3枚食し、おおきなオレンジを
一つとリンゴジュースを頂き、準備万端。
もちろんトイレも済ませておく。
そしていよいよスタートだ。
矢印に沿って足を踏み出す。
と いきなり急勾配な登り坂が・・・これはちょとヤバい・・・
高所恐怖症の人は後ろを振り向かないほうがいいだろう。
頂上まで行ったかと思うと、そこから当然のように次の矢印が・・・。
初めの10分で疲れを感じるが、ここからが本番で先は長い。
でも今日は時間にはかなり余裕がある。ただ歩くだけではもったいない。
五感の全てを研ぎ澄まし、見てみる。触れてみる。聴いてみる。
嗅いでみる。味わってみる。
そして六感をも使って・・・感じよう。
カメラを片手に、気になるものを全てファインダーで捉えてみる。
そしてシャッターを押す。
自分の見て感じたものがシャターを押す指に乗り移り、それが画像として
残るようにと祈りながら、どんどん写していく。
ここはオーストラリアのグランドキャニオンとも言われている場所で、
その壮大な景観は見事だ。
昨日のマウントオルガも、もちろんウルルも凄いけど、ここキングスキャニオンも
負けてない。その環境の中に深く自分が入り込む事が出来る分、感じる強さや、
身近さは、もしかしたらこちらが上かもしれない。
人によって様々だろう・・だた僕はそう感じた。
ここは一番高い所で270mほどあるわけだけど、柵なんて全くない。
ここから先は注意！なんて立て札があるだけだ。
だから、崖のぎりぎりまで行く事が出来る。自分の行動は自分で責任を持てという
事だろう。
僕も怖さを堪えながら出来るだけ崖っぷちまで寄ってみたが、マジで
ヤバい。最後は腹ばいでほふく前進状態。
顔だけ出して下を覗きこむが、目が眩むほどだ。
手にしたカメラだけを先に出して、シャッターを押す。
そんな場所がいたる所にある。
そして、おそらくは一番高いであろうと思われる場所で、周りを
ぐるりと見渡す。
人気が全くない。
切り立っているギリギリのところで大の字に横になる。
そして目をつぶり、しばらく瞑想に入る。
（この写真は上下ともにセルフタイマー使用。時間が無い中、走りながらのフレームイン。怖かった。）
気分は上々だ。
そして愛を叫ぼう・・・。
すっと目を開けると、物理的には当然何も変化はないが、自分がとても
穏やかな気持ちなっている事に気付く。
そして、また次の一歩を踏み出して歩き出す。
ちょうど半分を過ぎたところだろうか。
日本語で言えばエデンの園という、自然に出来たウォーターホールに出た。
充分泳げる・・。
でも水着がない・・・。忘れてしまった・・・。残念だ・・・。
Tシャツを脱ぎ、靴も脱いで、泳いだ気分になりながら
水際で横になり、しばし休憩をとる。
あまりにも気分がよく、気付くと30分ほど寝てしまっていた。
それでも時間はまだ十分にある。
ゆっくりしていい。居たいだけいればいい。楽しもう。
そしてまた歩き出す。
身体もほどほどに疲れてきた。残りはもう少し。
駐車場まで残り1kmの標識が見えてきた。
結局、4時間をかけて6kmのコースを歩き、自然からのパワーを
充分に取り入れることが出来た。
ウルルは行ったけど・・・キングスキャニオンは行ってない・・・そんな
声をよく聞く。でも、時間が許すなら行ってほしい・・・損はしないはずだ。
そんなわけで、今日も一日楽しんだ。
そして、キャラバンパークへチェックイン。
明日は西マクドネル山脈地方へ向かう。
キングスキャニオンからだと、未舗装道路を走ればそれほど遠い
距離ではない。
ただし、この道はパーミットが必要だ。
明朝、ガソリンスタンドでAU$5を支払い、購入してから行く事にする。
7日目終了・・・。
本日の走行距離：350km
総走行距離：2830km
次回に続く・・・。
