秋の芦ノ湖へ

数は望めないが、昨年もコンディションの良い魚が釣れていたということもあり、
久しぶりに芦ノ湖を目指してみた。
ひろたんの情報でもブラウンがいいようだったので、
人気があるがブラウンの可能性の高いポイントに入ることにした。

しかし朝の気温は２度 、どんよりとした空が終日続き、
日はほとんど射さず 、時折吹いてくる風が冷たく、手がかじかむ状況。

厳しいかな？と思いつつも、久しぶりの湖なのでポイントへ向かう足は軽い。

目的のポイントへは８時に着いた。
平日だがすでに二人のフライマンが入っている。
声を掛けて間に入らせていただく。
反応は厳しいようだ。

そのうち数人のグループも合流し７，８人が並んでキャストする。
平日でもやはり人気のあるポイントだ。
そしてここから久しぶりのＤＨを延々と振り続けることになる。

先日までかなり減水していたが、前々日の雨のためかかなり戻っていた。
スペイキャストは久しぶり、最初はなかなかうまくキャストできないが、
徐々になんとかなってきた。

しかし３，４時間 経っても誰のロッドも曲がらない。
時折目の前で良型が跳ねるのでみんな黙々とキャストを続けるが
アタリすらなく、徐々に人は減ってゆく。 

さすがにめげるので、浅場でライズしていたチビブラウンとちょっとだけ遊ぶことに。



人が歩いても関係なく果敢にドライフライにアタックしてくる。
北海道でオショロコマを釣ったときを思い出した。
もう少し大きいのも釣れたが、大半はこんなサイズ。
放流間もないのかな。

それでもこのチビたちに少し癒され、
再び沖に向かうが、さらに３，４時間キャストしていると、
最後は二人だけになった。
正味７時間、ほとんど水の中の杭状態。

結局本命には出会えず、見事撃沈！

それでも久しぶりの芦ノ湖はちょっと寒かったけど気持ちよかった。
何とかあと一回、リベンジしたいと思う。



紅葉はもうおしまいだが、こんなところもまだあった。