前回小振りながらも初イワナに出会え、ちょっと山岳に色気が出てきた。
まだ水量は少ないとは思ったが、気温が上がったこともあり、何とかなるだろうと北へ向かう。
最初の渓は情報では良さそうだったが、高気温で雪代が入ったのか、水温が非常に低く、
反応はほとんどない。時折魚影は確認できるのだが、ニンフにも反応が無い。
何とか1尾をドライで釣ることができたが、午前中はこの1尾のみ。
午後から別の渓へ移動する。
ここは解禁時に友人のよねさんが入ったが、まったく反応が無く、魚影も感じられなかったといっていた。
ただこの渓はムラが激しく、以前にも同じような状況があり、別の日には良く釣れたということがあった。
今日もそうあってほしいと思いながら水辺に立つ。
水温はさっきの渓よりさらに低く、ドライは厳しそうだったが、
とりあえず#14のアダムスパラを流してみると、意外にもすぐに反応があった。
やや小振りではあるが、うれしい1尾だ。
その後も思いがけず反応は多い。
ただ水温が低いのと、まだ水量が少な目ということの影響かフッキング率が悪い。
出てもノラーズ、掛かってもバレるという感じ。
それでも8寸クラスも掛かるようになり、結構楽しくなってきた。
良いサイズが続く。
そして水深はあるが、ちょっと釣りにくいポイントに、しつこくフライをキャストしていると、
スポッと吸い込んだのはこの日の最大29cmのイワナだった。
初の尺物かと期待したがちょっと足りず。
それでも今日の状況からは十分な1尾だった。
結局、この渓ではキャッチ5尾、バラシも5尾、出てもノラーズも5回はあったので、
短い区間で2時間ちょっとということを考えれば上出来のイワナ釣りだった。
サルの姿が見えたのと、一応クマ避けに、ダイソーの火薬銃を3発ほど打ったが、よく響いてコスパ良し
今回は時間もなかったので、短い区間しかできなかったが、次回はもう少し上流もやってみたいと思う。
また、あっちの南アもそろそろ良くなってくるとおもうので、山菜採りも兼ねて出かけてみたい。