シブいながらも連続ゴーマル（＾＾）

予報では明日の火曜日は雨。水曜日以降はさすがに忙しくなりそうなので、
この日が年内のラスト釣行になりそうということで少し気合いが入る。
船明ダムに着いたのが１０時少し廻っていた。今日もここは無風、中島はどうだろう。

そんなことを考えながら秋葉ダムまで一気に走る。対岸の駐車スペースには１台しかいない。
さすがにこの時期の平日はみんな忙しいのだろう。
そしてダムの上に来るといつものように強い風が吹いている。やっぱりね。

車を停めて川を覗くと４人ほどの先行者。第１プール下手に入れてもらう。
他の釣り人達はポイントを次々と移動していたので状況はあまりよくなさそうだ。
今日はフライをちょっと改良してきたので期待しつつ早速投入する。

３投目を流したところでガツンとヒット！いきなりの良型。そして突っ走る。
手元のラインを巻き取る間がない。ハンドドラッグで走りをかわしながら徐々に引き寄せる。
上がってきたのは前回同様にヒレに欠損の全くない美形だった。サイズは５０ｃｍ。
今年は４０ｃｍ後半が多かったがようやくゴーマルサイズに対面できた。
３投目、しかも超美形ということで気分上々。

丁寧にリリースして次の４投目、ターンした後のリトリーブにゴツンときた。
今回は３５ｃｍほどで小さめだが元気がある。キャッチ直前でジャンプ一発針から逃れていった。

しばし反応が遠ざかる。釣り人は減っていった。少し上流側にポジションを変える。
流れにのせてフライを送り込むとゴン！と良型の感触が手元に伝わってきた。
すぐに下流に走ったのでこちらも下流へ走る。
今回は手元のラインがそれほどなかったので落ち着いてリールファイトを愉しむ。
ただし、フックにがまかつＲ－１０Ｂを使っていたので、ジャンプに注意しながら寄せる。
このフックはフッキングは非常に良いがゲイプが広いのでゆるむとばれやすい。（私だけかな？）
魚体の見事さは先ほどの魚には劣るが、サイズは大きく５３ｃｍあった。


このあとしばらくは反応が遠ざかる。まわりも釣れている様子がない。
午後に入るとコカゲロウが流下し始めた。ライズは散発だが出始めた。
いつもなら魚の活性が上がるのだが、この日は今ひとつ。

それでも何とかヒレピンのヨンマル含め４尾ほどキャッチできた。
そのうち久しぶりに釣友Ｈの姿を発見。なかなか厳しそうな様子だった。
４時前後に良型を連続してバラしたようで悔しがっていたが、やはり活性は今一つなのか。

というわけでラスト釣行は厳しいながらも６尾、個人的には十分愉しむことができた。
今シーズンはサイズは昨年より落ちるものの、非常にパワフルな魚が多く、
また違った楽しさがあるので、年明けも通うことになるだろう。


連日ハッチが見られるコカゲロウ。
ボディサイズは5mmくらい。この時期にもハッチがあり、複眼に特徴があるので
シロハラコカゲロウだと思いますが、違っていたらどなたか教えてください。
刈田さんには２度ほどここでお会いしているので、今度もう少し詳しく聞いてみよう。