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山本幸久「幸福ロケット」

2006-11-24 | や・ら・わ行の作家
クラスで八番目にカワイイ「あたし」(山田香な子、小五♀)と深夜ラジオ好きで



マユゲの太いコーモリ(小森裕樹、小五♂)の可笑しくて切ない初恋未満の物語。



(Yahoo!ブックスより)



子供の頃遊んだ神社はどうして何もかも、あんなに大きく見えたのだろう。



ふとそんなことを思い出した。



父の転職に伴い、小石川からお花茶屋に転校してきた、小学5年生の山田香な子。



ちなみに趣味は読書で、誕生日はクリスマス・イブ。クールでシニカルな性格。


 
父耀蔵は料理上手。そんな父親を香な子は最近うざく感じている。



5年2組には小森祐樹(コーモリ)、町野、日下らがいた。



ある日、香な子はお嬢様の町野に頼まれごとをするのだが...。



久々にアタリの作家に遭遇。アタリとは「全部読んでみたい。買ってもいい。」



と思わせる作家のこと。この作家がまさにそう!!



さて感想です。



この物語の主人公は小学生たち。



小学生なのに、こんなに心揺さぶられ、ラスト号泣するとは...どうしたんだ私



とっても奥の深い『ちびまる子ちゃん』って感じです(ちょっと違う??)



面白いし、面白いだけではありません。心に残るものがあります。オススメです。



香な子の心の中のつぶやきが好きですね(笑)



ホントに男の人が書いているんですか....コレ。



子供たちが生き生きと描かれています。純粋でかわいいじゃん。さすがポプラ社。



1つ1つにちゃんとしたドラマがあるのです。
 


ベッコウメガネ。漫画家の叔父。コーモリの母。女教師。
 


小学生だと男子より女子の方が大人だな。



なんか小憎らしいほど小粋なんですよ。  



あぁ...恋ってステキ!!(愛に飢えてんのか私) 



一気に読んじゃいました。さくさく読めちゃいます。



大人もうまく描いていて、可愛く見えてくるんだな...これが。



ふたりをつなぐのが「本」なのも小粋でしょ!!



ラストはおもらず、おぉー♪と叫んでしまった。あったかい気持ちにさせてくれる



そんな作品でした。オススメします!!



ただ....装丁がダサイ。ちよっと残念。タイトルの意味分かりません。



何故ロケット??誰か教えて。5点中4.1点



■評価は5点満点です。ちなみに4点以上はあまり出ません。
  4点~      超オススメ
  3.5点~3.9点 読んで損なし
  3.0点~3.4点 まぁまぁ面白い
  2.5点~2.9点 人の好みによる
  2.0点~2.5点 私には合わない  となります。

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2 コメント

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おすすめタイトル (BEE)
2006-11-25 08:39:34
うっひゃ~、本当に毎日コメント
すいません(汗)
でもどうしても言いたくて。
山本さんのおすすめ作品です。
(・・・って言っても作品数が少ないのですが)
1位・凸凹デイズ
2位・笑う招き猫
これはもう絶対読んで~!!
あ、ちなみに「男は敵、女はもっと敵」という
作品は読まなくてもいいような・・・。
山本さんらしからぬ無理感のある作品なので
これだけは私的に買わなければよかったと。
ま、あくまで個人的感想ですが(笑)
返信する
凸凹デイズですか!!! (naru)
2006-11-25 19:38:12
BEEさま こんばんは。

「小学生が主人公といえば、山本幸久さんですよ。」というBEEさんの言葉は忘れちゃいませんぜい!!(笑)いつもいろいろ教えていただいてありがとう♪えぇ!!もちろん読みますとも。て...言うかもう読みはじめました『笑う招き猫』。ヒトミが南海キャンディーズのシズちゃんで、アカコが森三中の村上、シラヌイさんは山崎トオル、永吉は宇梶剛士でいかがでしょうか??かくいう私もテレビっ子です。凸凹デイズおぉー!!1位とは...楽しみですな♪絶対読みますとも!!

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