Nancy英会話

楽しい英会話教室です。

ボサノバ(Bossanova)

2007-09-24 01:50:06 | 英会話
秋の気配も漂い始めた今日この頃ですが、日中はまだまだ暑いです。さて、今回はまだまだ暑い夜に聴くボサノバ(Bossanova)に付いて投稿します。

ボサノバの誕生は1950年代のブラジルはリオです。「3人寄れば文殊の知恵」と言いますが、3人の偉大なる才能が出会って、新しい音楽が生まれました。ブラジル外交官にして詩人のヴィニシウス・ジ・モライスが舞台版「黒いオルフェManha De Carnaval」を製作、そこで音楽を担当した若く無名のアントニオ・カルロス・ジョビン(Antonio Carlos・Jobim)と運命の出会いを果たします。モライスが詞を書き、ジョビン(Jobim)が曲を付ける共同作業が始まりました。1962年、米国のジャズ・サックス奏者のスタン・ゲッツ(Stan・Gets)がボサノバを大胆に導入したアルバム「ゲッツ・ジルベルト」を録音しました。爆発的なヒットでグラミー賞を受賞、白眉は、作詞モライス、作曲ジョビン、歌ジルベルトの「イパネマの娘 Garota De Ipanema」です。今や誰もが知っている旋律です。この曲が、ボサノバの魅力、いや魔力を世界中に知らしめました。ジョビンもその例にもれず、「ジェット機のサンバSamba Do Aviao」「デサフィナード 」「おいしい水」「波」など幾多の名曲を書いています。それに演奏者としても一流です。自作自演のアルバム「イパネマの娘」です。味のあるピアノとギターは聴く人達を虜にします。ジョビンは1994年、67歳で逝ったのですが、祖国のブラジルで最後の公演が録音されているのが「ジョビン・アンド・フレンズ」です。ハービーハンコックやロン・カーターら米国のJAZZ音楽家がサンパウロに集結しジョビンに捧げるコンサートを開催しました。ボサノバとJAZZが融合する美しい瞬間が刻まれたのです。「波」ではシンセサイダーを弾いていたハンコックが興奮して、ジョビンのピアノを横取りしてJAZZ的即興になだれ込む模様も収められています。フィナーレの「イパネマの娘」は総勢11人による演奏、ボサノバへの愛に満ちています。今年はジョビン生誕80年、二十世紀を代表する偉大な作曲家のボサノバを味わって頂きたいと思います

私がお勧めするBossanovaは以下の通りです。
Garota De Ipanema(イパネマの娘)
Wave(波)
Lamento(ラメント)
{/kaeru_en4/Manha De Carnaval(黒いオルフェ)
Tristeza(トリステーザ)
Sanba Triste(悲しみのサンバ)

お気に入りCDはAntonio Carlos JobimのWAVE(波)と Nara Leao
(ナラレオン)です。Nara(女性)の歌唱力は抜群です。
Bass: Ron Carter Piano: Antonio Carlos Jobim
1. Wave
2. The Red Blouse
3. Look To The Sky
4. Batidinha
5. Triste
6. Mojave
7. Dialogo
8. Lamento
9. Antigua
10. Captain Bacardi



茶道と抹茶

2007-09-20 23:01:01 | 英会話


7月、8月と多忙な日々を過ごしておりました。9月に入ってやっとのんびり出来るかな?と思っていましたが!!!!!!
9月も相変わらず、そして、酷暑で体調を崩しそうですね。
今夜は英会話のレッスンが21:00過ぎに終了しましたので久しぶりの投稿です。
(二ヶ月ぶりの投稿、私のブログに来ている方、ほんとうにごめんなさい)

私の周りで茶道を習っている友人達が沢山います。又、時々中国茶を送って下さる友人がいますので、今夜は茶道と抹茶に付いて投稿したいと思います。
茶道は、緑茶を粉末にした抹茶で茶をたてる作法の芸能で、500年もの歴史をもつ日本の伝統芸術です。少量の抹茶を茶碗に入れて湯を注ぎ、茶せんで泡状になるまでかき混ぜて飲みます。茶道の流派の1つである裏千家は、海外普及に熱心です。1951年、ハワイに第一号の海外支部を置いたのを皮切りに、アジアやヨーロッパなどの主要都市に支部を置き、世界的な活動を展開しています。



Tea Ceremony and Powdered Green Tea
The tea ceremony, the ritual art of using green tea in the powdered form of matcha (powdered green tea) to make tea, is a 500 year-old Japanese traditional art. You put a small amount of matcha into a teacup and add hot water, stir the tea with a bamboo whisk until it becomes frothy, and then drink. One school of tea ceremony, Urasenke, is enthusiastic in its growth internationally. After having opened their first overseas office in Hawaii in 1951, they are developing their global operations and opening branches in major cities across Asia and Europe.

日本人は、普段から抹茶や緑茶を飲むんですか?
Do Japanese routinely drink matcha tea and green tea?

皆、気軽に味わっていますが、茶道の作法で飲む習慣は日常的ではありません。緑茶は、特にペットボトルに入った商品が人気で、健康に良い茶を気軽に飲める様になった事で、若い世代にも普及しています。又、抹茶は、抹茶ケーキやソフトクリームなど、お菓子の味付けとしても一般的です。




The ritual of the tea ceremony is not an everyday custom, although everyone drinks green tea casually. Green tea, and in particular bottled tea, is popular, and because healthy tea is so easy to come by, it is widespread among the younger generation. Matcha-flavored cake and ice cream are also commonplace.

tea ceremony (茶道) ritual(作法) stir(かき混ぜる) bamboo whisk(茶せん) frothy(泡立っている) school(流派) casually(気軽に) bottled tea(ペットボトル入りのお茶) come by(手に入れる)

今後は、時間の許す限り、投稿しますので、是非私のブログ読んで下さいね。
それでは今回はこの辺で

添付写真は磯庭園(鹿児島)の茶席にて(July,2007)