Nancy英会話

楽しい英会話教室です。

ベーコンの正体はお尻だった!!!

2006-08-29 02:02:20 | 英会話
先日、英会話レッスン中に朝食は和食{Japanese}か洋食{Western}か質問すると両方好きですと返って来ました。朝食はトーストとベーコン&エッグ、と言う人も最近は多いと思います。このベーコンとは、フランス語のbaconが英語化した言葉です。baconとは「お尻」を意味する言葉で、あの脂ののった部分は実は豚クンの「お尻」を燻製したものです。このbaconとう言葉のそのものは、ドイツ語のbahho(後ろ)から発展した言葉で、これは英語のbackにつながって行きました

日本では、ベーコンと言うと、薄切りの物しか連想しないと思いますが、海外では、ベーコンはドーンとブロックで買って来て、厚切りにして使うのが普通だそうです。農場で飼われている豚はpig,肉となってキッチンで料理される状態の物がporkです。どうして面倒な使い分けをするのかご存知ですか?実はその陰にはイギリスとフランスの抗争が歴史がひそんでいるからです。
フランス人、つまりノルマン人がイギリスに侵略して来たのは10世紀から12世紀にかけてです。当時、イギリスにはアングロサクソン民族が独自の文化と独自の言語を持って暮らしていたのですが、ノルマン人に制服されて、言葉まで古期フランス語の使用を強要されました。しかし、アングロサクソン族は案外手強く、畑ではつまり仲間内ではしぶとく自分達の言葉を使い続けました。したがって、農場ではpigと言うアングロサクソンの言葉を使い、キッチンではノルマン語のporkと使ったのです。このような使い分けは肉食動物に通じています。牛は畑ではcow、キッチンではveal、鹿は野山ではdeer、キッチンではvenison、羊は牧場ではsheep、キッチンではmuttonです。レストランのMenuに登場するのは、殆んどがノルマン民族の言葉の方です。

添付写真は私の大好物Spare・ribsです(肉が少しだけついている豚のあばら骨)

松坂牛とビール牛では、味も価格も大違い

2006-08-24 00:51:20 | 英会話
一ヶ月以上の投稿です。実はPCが破壊、PCも開ける事が出来ず、ずっと携帯メールにて友人達と連絡を取っていました。先週、修理から戻って来ました。マザーボード、CPUの交換、そしてメモリを1GBに変えました。私のPCは某会社の採用試験の担当をしている時、お手伝いして下さっていた大学のアルバイト生達からの誕生日プレゼントでした。S君が代表でPCを造ってくれました。とても思い出のあるPCです。今回もS君が治してくれて感謝、感謝です。

久しぶりの投稿ですが沢山の方々が読んで下さり大変感謝しています。
今回は松坂牛とビール牛の違いに付いて投稿したいと思います。
日本の牛肉は目の玉が飛び出る程高い事で知られていますが、味の良さでも世界に定評があります。牧草地帯に放牧しておくだけの飼育方法でと違い、ビールを飲ませ、体をモミモミして、と大変な手間をかけているのです。松坂牛がビールをグイとやっている光景がアメリカの写真雑誌「ライフ」の表紙を飾ったほどです。
最近、安い牛肉として話題になっている「ビール牛」は、ビア・ドリンキング・カウbeer drinking cowとは全く別物で、こちらの方はビールを作る際に出るカスを飼料として育てられた牛の事だそうです。サッポロビールが開発した方法で、廃物利用のため、価格も安く、勿論ビア・ドリンキング・カウとは味もそれなりに違います。



英語でビールを注文したい時にはBeer pleaseと言う言い方とAle,pleaseと言う言い方がありますが、一般的にはaleの方が上品だとされています。ビールの発祥は紀元前3000年のババロニア。古代エジプトでも大いに愛飲された飲み物だったそうです。
所で、英語にAdam's aleアダムのビールと言う言い方があります。これはどんな飲み物を示す言葉なのかご存知ですか?
アダムの時代にはビールはまだこの世に誕生していませんでした。この時代にあったのは水だけ。つまり、アダムのビールとは水の代名詞です。アルコールが飲めない、あるいは飲みたく無い人がその場の雰囲気をこわさないために使う、おしゃれな表現です。
(余談ですが、私が一番好きなアルコールはビールです

添付写真はNさんご夫婦です。お二人とは某会社勤務している時に知り合いました。理想のカップルで現在でも仲良くお付き合いさせて頂いています。お盆の13日に福岡市内にて再会しました。