伊豆(南豆のやま)

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塩見小屋から蝙蝠岳を経て二軒小屋へ戻る

2016年03月20日 20時49分51秒 | 静岡の百山&南アルプス

登った山: 塩見岳(3046.9m) 蝙蝠岳(2864.7mm) 徳右衛門岳(2598.5m)

平成19年8月6日(月) 快晴  e-sin山 kazu山 I山 M山 所要時間:8時間6分 距離:実績にて≒13.3km 

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塩見小屋03:35---塩見岳04:35---蝙蝠岳06:53~07:15---徳右衛門岳08:28---二軒小屋11:41

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塩見小屋を3時35分出発し塩見岳山頂へ

北側に見えている山は、左から仙丈ヶ岳、中央やや左が甲斐駒ヶ岳、北岳、丸みを帯びた間ノ岳、そして農鳥岳でしょう。

3046.9mの塩見岳の山頂から東南東に浮かぶ霊峰富士

東の空が白み始めてきました。

手前の稜線が蝙蝠尾根、その蝙蝠が両翼を大きく広げた山容が蝙蝠岳です。

静岡百山では「山名に関する文献は見当たらないが蝙蝠岳と大井川東俣を隔ててすぐ目の前に大籠岳がある。

そしてこの二つの山の共有点として、山頂に樹木の縁を載せないさらに高いピークをすぐ傍らに持っている。

つまり、大籠(おおごもり)に対する小篭(こごもり)ではなかろうかと・・・・地図作成の時に、山名を表記するに当たって「蝙蝠」の字を

当てたというのが真相ではなかろうか」と推測しています。

塩見岳後方は雲間に浮かぶ中央アルプスが見えています。

北俣岳分岐から北荒川岳(2697.6m)へ伸びる仙塩尾根の雄姿を撮る。

後方中央が間ノ岳(3189.1m)でしょう。

北俣岳分岐、いよいよ蝙蝠尾根へ踏み入れていきます。

ここから見ると左右対称のピラミカルな山容で、なだらかそうに感ずるが結構きつく感じたと記憶している。

蝙蝠尾根に入り、後方を振り返ると朝焼けに照らされた塩見岳が気品に満ちて美しかった。

遠く笊ヶ岳、大無限山が見えている。

右に見える頂きが悪沢岳でそこから伸びた悪沢北尾根、その左側が悪蛇尾根で西俣へ下っている。

仙丈ヶ岳へ続く仙塩尾根、遙か彼方に仙丈ヶ岳が見え右側には甲斐駒ヶ岳も見えています。

蝙蝠尾根もう一度歩いてみたい。

蝙蝠岳と悪沢岳 

陽に照らされた悪沢岳

広い蝙蝠尾根を下って行きます。

そして蝙蝠岳の三角点ゲット

いいねいいねの連発が続いた。

蝙蝠岳山頂で周囲の山並みを見ながらお弁当を食べました。

塩見小屋のお稲荷さんは甘くておいしく、中身の酢飯が何種類かありおいしかった~よ。

いつか西俣から悪沢北尾根を登ってみたい。

稜線上からちょこっと見えているのは赤石岳でしょう。

この岳樺の巨木が印象的でした。

カエンタケなのですね。

それにしてもきつかったな~も

なんだかんだとへたばりましたが西俣へ下ってきました。

皆さんお疲れ様でした。

三泊四日(二軒小屋・高山避難小屋・塩見小屋の三角テント)長い山旅の終了です。

二軒小屋からは東海フォーレストのマイクロバスで畑薙ダムの臨時駐車場まで行き、白樺荘の温泉に入ったような・・・曖昧な記憶

で、この2枚の写真は蝙蝠岳から西俣へ下って来た時の風景でして、なんのボーリングだと思いますか。

すでに9年前に南アルプスを貫く”リニアー新幹線”の調査を行っていたんです。

お終い

 

 

 

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