伊豆(南豆のやま)

主に伊豆の山や静岡県内の山々を紹介。「静岡の百山」完登、「賀茂の百山」選定、「海抜0m~天城山~海抜0m」百登完登

デッサン・水彩画教室生徒作品展

2021年03月31日 19時09分10秒 | 晴山雨読

上原美術館デッサン・水彩画教室に通い始め、この3月で三年目となり修了いたします。

三年間の教室の内容ですが

一年目は静物デッサンでした。

線を描くことから始まったのです。

デッサンとは対象物(モチーフ)をよく観察し、平面の上に描き起こす行為で、とにかくよく見ることで

ものの形や量感(ボリューム)質感だけでなく、ものがある空間や存在感まで、モチーフとその周りにあ

る、ありとあらゆる要素をみて感じ取る。みて感じ取った要素を(紙上)に表現する。

形を正確に取り、ものの立体感や質感、色味や明暗、陰影などデッサンに必要な要素は多々ありとにかく

ひとつひとつ根気よく丁寧に描き、デッサンに必要なひとつひとつの要素が調和をもって画面に描き起こ

された状態をいうのだそうです。

二年目は石膏デッサンでした。

なんども挫折しました。形を整えて行くには観察し描くのですが思うようにはいきません。ストレスを感じ

ながら描きましたがなんとか整ってくると気持は和らぎます。(^_^)

三年目に水彩画には入りました。

この教室に参加させていただいたのは風景画が描きたかったからです。

最初はアトリエ外の東側方向の風景を半年ほど描いてみました。

水彩絵の具の味わいをつかみ、途中から描きたかった山に特化した絵を描き始めました。

写真を見ながら描きましたが、山歩きの記憶を思い出し楽しく描きました。

そして明日から行なわれる生徒展示会準備を終えデッサン・水彩画教室を巣立っていきます。

三年間でしたがデッサン・水彩画教室の講師であります小野憲一先生及び美術館の学芸員の皆様

スタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

デッサン・水彩画教室の生徒作品展が明日から行なわれる上原美術館アトリエです。

こちらは3月24日から28日まで行なわれていた日本画教室の様子です。

私も日本画教室の生徒作品展を見させていただきました。

力作が並んでいます。

で、こちらはデッサン・水彩画教室の光景です。

コロナ感染症による緊急事態宣言が発動されたため、先生が都心から来田出来なくなりリーモトによる教室が行なわれました。

この石膏はラボルトの頭部と言われており海の神のポセイドンの奥さんで名はアンピトリテと言うんだそうですです。

石膏デッサンの描き始めはバランスが取れなく苦労させられました。

光の明暗が大事だとのことですが頭髪部分の陰影を確りと観察して描くようにと指摘されましたが今回は未完に終わってしまいました。

先生が描きながら教えてくれています。

先生側に作品が見えるように微調整しています。

構図のバランスや絵の具の入れ方を指導しています。

 

で、三年生となり水彩画を描き始めた頃の絵で、アトリエ外の長椅子に座り東側方向の風景を五作描きました。

一番始めに描き始めた一作目です。(^_^)

二作目 少しずつ

三作目 自分で言うのも変ですが進歩しています。(^_^)

四作目 大分まとまってきました。

五作目です。少し遠近感も出てきました。

五作を半年ほどかけて描きあげました。最初はどうなることかと思いましたよ。

 

水彩絵の具の味わいをつかみ、途中から描きたかった山に特化した絵を描き始めたのでした。

意外にスラスラと山に特化した絵を描くことが出来ました。(^_^)

で、今回私はこの作品を出しました。

この絵は、水彩絵の具の味わいをつかみ、山に特化した絵を描き始めた最初の絵です。

こちらは二作目に描き上げた絵です。

昨年、鋸岳の第一高点へ上がりやった~と叫んでいる絵です。記憶が甦って来て楽しく描けました。

こちらは天城山中の大ブナに腰掛けている絵です。

ブナの主になった気分

こちらは地元である河津さくら期間中の絵

こちらはランカン尾根から笊ヶ岳へ登った時の絵です。

とてもキツかった記憶が甦ってきました。

こちらは現役の時代職場の仲間と恵那山へ登り南アルプスを眺めている絵

この三人組とは数十年来色々な山へ登りました。

こちらは上河内岳から南アルプス深南部を俯瞰している絵

自分では一番上手く描けたかなと思った絵

光岳から見た朝焼けの富士山

 

以下は本日3月31日デッサン・水彩画教室の生徒作品展の準備が終わり

上原美術館学芸員の土森さんの絵の持つ魅力や

小野憲一先生の絵が持つ奥深さや

楽しみかたなどのお話しを聞きました。

また、先生が数十年来手掛けている 線を主体とした「インナーライン・シリーズ」のお話を聞きました。

最後に三年生の修了書授与が行なわれました。

先生が描いているインナーラインシリーズの作品です。

以後は今回展示されています作品をご覧ください。

山へ登って下山した後の楽しみが私には追加されました。

皆さんありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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2 コメント

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Unknown (のん)
2021-03-31 22:52:00
こんばんは。Mさん♪

3年間の勉強は大変でしたね。
楽しみながら習得され素晴らしいです。
私も水彩画を習っていました。
展覧会にも。
懐かしい思い出です。
山の絵が素敵ですね~
山歩きの後の楽しみが増えて何よりですね。
ご自宅に飾られてますか?
私は自画自賛の絵を玄関に飾ってます。
また絵を描きたくなりました。
ありがとうございました。
水彩画 (M)
2021-04-01 07:14:38
おはようございます。のんさん
最初は四苦八苦しましたが水彩画を描き始めた後半から楽しく描くことが出来るようになりました。
ひとつ上手く描けると二作目、三作目と繋げられました。
これからは静物画も描いていきたいと思います。

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