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音楽の話題を日々徒然に。

馬場俊英 FACTORY TOUR 2013@フェスティバルホール

2013-12-22 14:36:02 | その他の音楽♪

随分と更新が滞ってます。
はたしてまだ皆さん読んで下さるのか?心配になるくらい間があいてしまいました
11月の下旬から12月にかけて、ちょっと気の重い仕事を抱えておりました。いや、時間に余裕がなかったわけではないんです。気持ちだけが忙しかったんでしょうね。気がつけば私の生活から「音楽」までが消えていて。何を聴いても、何を観ても心が動かない状態でした。

これじゃいか~ん

行方不明になった「音楽」を捜しだして連れ戻すべく、行ってまいりました。
本年四度目のフェスティバルホール。私の今年のライブ納めは馬場俊英さん。ツアーファイナル公演です。

<セットリスト>
01 キャンディー工場
02 石ころ伝説
03 昭和生まれの星屑野郎
04 ギザ10
05 一瞬のトワイライト
06 幸せのウェイティングリスト
07 本日のコーヒー
08 ミセス・ユー
09 右と左の補助輪
10 敗者復活の街
11 弱い虫
12 夢をあきらめないでくれ
13 平凡
14 野蛮人になって
15 今夜だけきっと
16 大阪レイニーナイト
17 ラーメンの歌
18 向かい風は未来からの風
19 働楽~ドウラク
20 青空
~アンコール~
21 ボーイズ・オン・ザ・ラン
22 スーパーオーディナリー

オープニングはニューアルバムのタイトルTune、『キャンディ工場』
歌詞にある「七色の包み紙」を表現したかのような虹色の照明が可愛くてキレイ。
そこからNo.04まではアルバム通りの曲順で軽快なポップtuneが続きます。
No.06の前になぜか小芝居が入り(笑)、そのあとちょいとしたハプニングがあったため、予定外のNo.07を急遽追加する馬場さん。
さすがはツアーファイナル、いろいろありますな

馬場さんの誠実であたたかい、ところどころに天然(!)なMCを聞いているうちに、強ばっていた体と心が徐々にほぐれてきます。

No.09の前に、「今日はこの曲はこういう設定で聴いてみて下さい」と馬場さん。
「皆さんは大人だけれど、自分が赤ちゃんだという設定で」


『右と左の補助輪』

独り身で子供もいない私ですが、自分が子供だという設定でこの曲を聴くと、めちゃめちゃ沁みます。馬場さんが敢えて「こういう設定で」と言った意味がよくわかりました。

ここから『敗者復活の街』、『弱い虫』、『夢をあきらめないでくれ』とブルージーなバラードの畳み掛け。
・・・いやもう、今の自分のふがいない状況やらなんやらを思い起こして、泣けて泣けて仕方なかったですね。
滲んでぼやけていくステージ後方のスクリーンの歌詞を見ながら「ああ、また私の中に”音楽”が帰ってきた」と。そう思えました。

あとはもう楽しむだけ。No.13,14でおもいっきり拳を振りあげます

No.15の曲名でおわかりのように、この日はシークレットゲストでスタレビの根本要さん登場!同郷の二人、トークが止まらない。爆笑漫談タイムは30分は続いたでしょうか(笑)

No.16の『大阪レイニーナイト』は要さんとのこの日のためにと、馬場さんが用意した新曲。

♪埼玉生まれで東京育ち 夢見る気持ちは大阪育ち♪

またまたじんわりと泣かせてくれます。
要さんの声質にとってもマッチしてるし、是非二人で正式にレコーディングして欲しい!

No.17『ラーメンの歌』は要さんコーラス付のスペシャルバージョン。
ここからNo.18まで、会場の熱気はピークに。3階席にいても感じる一体感が凄い。ああ、楽しい♪


本編の最後は『青空』

湿っていた私の気持ちをも、冬の晴れ渡った空でからりと干しあげられた真っ白いシーツのように乾かしてくれる曲。

泣いて笑って、笑って泣いて
来年も頑張ろう、そう思える良いライブ納めになりました。
また”スーパーオディナリー”な日々に戻ります。
 

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4 コメント

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Unknown (チャミー)
2013-12-23 00:28:16
早速のライブレポ、ありがとうございます!
速いですね!!
毎度のことですが、nanoriさんのライブレポは再現力が素晴らしい。
会場のドキドキ感や高まり感が伝わるのはもちろん、固まって動かなくなっていた心のとけどころまでもが伝わってきます。
yassさんも小田さんももちろん素敵すぎる存在なんですが、馬場さんはほぼ同世代。
今の自分の状況にぴったりはまるんです。
あきらめちゃいけないよな…とか、
まだまだがんばれるはず…とか。
『右と左の補助輪』の設定、私も泣けました。
「思い出してみて、みんな愛されるためにうまれてきたんだよ」って訥々と語る馬場さんに泣かされました。
で、『大阪レイニーナイト』で泣かされて…
『ラーメンの歌』では泣き笑いで「ラーメン!」って大きな声をだして、清々しくなるんです。

『青空』
馬場さんは、
青い空には青いペンで、白い雲には白いペンで
がんばれ、がんばれと書いておく と歌います。
青い空に白いペンで、じゃないところが、私はとても好きです。

もう一回ライブで馬場さん&要さんの「大阪レイニーライト」を聴きた~い、来年も風のハミング絶対に参加しますよ!
その時はぜひ会場でお会いしましょうね!
来年何回nanoriさんとライブで会えるかな??
誰のライブだろう~
そう考えたらワクワクしてきました


Unknown (あき)
2013-12-23 12:13:08
心に重いものを抱えている時、いつも傍らにあるはずの音楽も、心に響かない時があったなあ~と思い出しました。でもやっぱり音楽が気持ちをあげてくれるんですよね(^^)

年末に素敵な時間を持てて良かったですね(^^)
それにしてもフェス4回目とは羨ましいです(^^)
チャミーさんへ (nanori)
2013-12-23 19:50:41
ツアーファイナルにふさわしい、豪華で楽しい夜でしたね♪
まさに馬場さん言うところの「忘年会」のようなライブでした。
チャミーさんとは、置かれている状況が近いせいか、共感する歌詞が同じなんですよね。(『ラーメンの歌』の3コーラス目とか!)

『青空』の歌詞、最初に聴いた時は「あれ?聴き違えたかな」と思いました。
でも、そうなんですよね、青空に青いペン、白い雲に白いペンなところがさすが馬場さんです。
毎日、この空に、雲に、きっと頑張れって書いてあるんだなぁと思いながら見上げられるから。本当に素敵な歌詞です。

来年は誰のライブが最初でしょう?小田さん、ヤスさん?
考えるだけでワクワクしてきますね!
あ、来年は必ず馬場さんタオル買います(笑)
あきさんへ (nanori)
2013-12-23 20:00:52
ご無沙汰しました。
そうなんです。音楽が心に響いてこなかったんです。
音は、ただただ私の体の外側を流れているだけでした。
それでもいったんホールのシートに身を委ねて、生の音、観客の反応に触れるとよみがえるんですよね。
音楽のチカラって素晴らしい。

4度のフェスティバルホール公演、ウチ2回は3階席でした(苦笑)いや、たとえ3階席でも他のホールに比べれば、すごく近いし観やすいんですけどね。
いつかはフェスで小田さんを観てみたいものです。

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