今日はセミナーの質問コーナーで、終了間際の
ラスト5分に起きた感動についてお伝えします。
「あと一人だけ質問をお受けできますが、
どなたか質問したい方はおられますか？」
と、みなさんにお伝えした時、
一人の女の子の手が上がりました。
高校生の女の子です。
手をあげたけれど、言葉がうまく出てこなくて、
「あの・・・、あの・・・」
と言ったまま、会場に沈黙が流れました。
大勢の中で手を上げて質問することは、
どれほど勇気がいったことでしょう。
そこでわたしは女の子のそばまで行って、
目線を同じ高さに合わせて、聞いてみることにしました。
女の子の声は、みんなには聞き取れないくらいの
小さな声でした。
caoさんとAYAさんは、女の子がこっそりしゃべりやすいように、
会場のみなさんに話をふったりしながら、場をつないでくれていました。
その間、会場の中になんともやさしいエネルギーが
満ちていたんです。
見守るエネルギーと言いましょうか、
女の子への無言のエールが、会場を満たしました。
女の子が絞り出すような声で話してくれた質問は、
「生きてる実感がわかないんですが、どうしたらいいでしょうか？」
という質問でした。
この時点で、すでにセミナーの終了時間を過ぎていました。
この切実な質問に、勇気や希望につながるなにかをお伝えしたい・・・、
そう思い、ある方の体験談をお話ししました。
その方は女性の方で、当時、離人症という病気を患っておられました。
「肉体の中に自分が収まっている感じがしない」
「生きてる実感がわかない」
「手足の感覚もなく、まるでロボットの中に入っているような感じ」
「死にたいけど、死ぬのもこわい」
彼女の悩みは、とても深刻でした。
カウンセリングの依頼をいただいた時、正直
「どうしようか・・・」と迷いました。
わたしはお医者さんではないので、病気を治すことはできません。
「離人症」という病気も、この時はじめて知りました。
なので、カウンセリングをお受けする前に、
「わたしはお医者さんではないので、病気を治すことはできません。
わたしができるのは、今のままで、すでに○○さん(クライアントさん)が
もっておられるものや、できていることを、ー緒に見つけていくことはできます。
それによって、生きるのがラクになるお手伝いをすることは
できるかもしれません。
どうされますか？
カウンセリングを受けられますか？」
とお伝えしました。
その方が、「お願いします」と言われたので、
カウンセリングがスタートしました。
その後の驚きの変化については、以前ブログでご紹介しています。
わたしは思うんです。
今、生きてる実感がわかないとしても、
ずっとこのままじゃないよ、って。
今の自分の周波数で考えると、
そう思うだけで、
輝きに満ちた自分が、
すでにいるんだよ! って。
だから、断言します。
自分らしく輝いている未来は、
すでにあると!
とても力強く言ったのは、わたしの口を借りて、
見えない存在が、この女の子に伝えたがっていたからだと思います。
後日、何人かの方から、嬉しいご感想メールをいただきました。
その中で、
「最後に質問された高校生の方の勇気に感動しました。
私自身も、生きていても…とつらい時期が長くあったので。
みやがわさんの『断言します』と、きっぱり何度もおっしゃってた言葉が
とっても印象的で、熱いものがこみ上げました。
私も、絶対大丈夫って強く強く思いました。」
という、あたたかいお言葉をいただきました。
なかなか質問できなかった女の子。
その「無言の時間」に、
女の子を見守るみんなの「愛」が、満ちていました。
●一生懸命伝えようとてくれた女の子。
●そばに駆け寄ったわたし。
●女の子が話しやすいように場をつないでくれたcaoさんとAYAさん。
●見守ってくださっていた参加者のみなさんと、スタッフのみなさん。
「ない」と思っている中に、「すべてある」
まるで、宇宙そのものだなぁ～。
って、感じました。
現在カウンセリングはお休み中なのですが、なんでも仙人セミナーの中で、
「しあわせに生きるヒント」をたくさんお伝えしています。
またお気軽にセミナーに遊びきてくださいね～♪
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