Nana山歩き日記

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黒岳でカモシカに遭遇!

2013-11-30 23:26:00 | 山歩き
11月最後の土曜日、愛鷹山塊の黒岳に登って来ました。

いい天気に誘われて、我が家から見える越前岳から富士山と駿河湾を見ようと決め、バタバタと支度を始めました。

結局、家を出たのが8時半、 国道469を裾野市街に向かい、杉林に囲まれた愛鷹登山道を進んで、9時25分、山神社駐車場に到着しました。

うっそうとした杉の木立に囲まれた駐車場には、車がいっぱいで、やっと隅の方に停めることが出来ました。ここには、簡易のトイレしかないのでご注意を。

こちらのルートから登るのははじめてです。鳥居の横にある松永塚のいわれを読み、山神社で道中の安全をお祈りしてからスタート。はじめてのコースはドキドキ。

黒岳(1087m)に向かう登山道は、十里木側の登山道とは様相が違い、かつて原生林に覆われた険しい山だったことを連想させます。

しばらくは、薄暗い杉林の間を進みます。苔むした岩もあってちょっと滑りやすいので、注意して登ります。

ほどなく、落葉樹の森になり、足下の山道も落ち葉ロードに。まだ残っていた紅葉を堪能しつつ進みます。

この先、落石注意の尾根に出た時に、なにやら視線を感じました。7m先の林の中で黒い岩のようなものがじっとこちらを見ています。カモシカ?の子どもです。はじめての遭遇。親がいないかとキョロキョロしながら行きすぎました。メッチャ緊張した。(;゜∀゜)

そんなこんなで、愛鷹山荘に到着。この山荘は避難小屋になっているようです。
ここまで約45分。落葉樹の林の優しい景色に癒され、富士見峠の尾根道を目指します。
峠に出たのが、10時10分。地図だと、ここから黒岳まで約25分。富士山の展望が良いとのこと。

ところどころ急坂もあり、展望の開けた広場あり、落ち葉をサクサクと踏みしめながら進む山頂付近はとっても気持ちの良い広場でした。

山頂からは富士山の裾野が良く見えましたよ。黒岳からの展望にゆっくり堪能していたら、もう11時近い。急いで、越前を目指さないと時間が無くなっちゃう。という訳で、富士見峠まで戻り、計画の練り直しです。

結局、急いで越前を目指しても、あと2時間かかり1時に到着。お昼をとり、下山しても、峠を下るのは2時半過ぎになっちゃう。
いつも登っている越前もコースが違うと不安な気持ちになります。うっそうとした杉林の森は、3時には暗くなりそう。
と判断して、今回は黒岳だけで下山することにしました。次回は、早目に出発しようと思います。帰りに、御胎内の湯で汗を流し、時空の森でしばらく遊んでから家路に着きました。







大展望と新蕎麦、温泉を満喫!

2013-11-25 12:37:59 | 山歩き

23日の勤労感謝の日、気分転換に八ヶ岳、南アルプス、富士山が一望できる飯盛山に行ってきました。

連休渋滞を避けるため、朝、6時に自宅を出発。先週の雨乞岳トレッキングを参考に早目に出ました。
野辺山の獅子岩駐車場に着いたのが8時前。抜けるような青空に映える八ヶ岳にウキウキ気分で、駐車場トイレに出掛けたところ、なんと冬季閉鎖で開いていませんでした。JR野辺山駅までとって返しました。これからいく方はご注意を!

登山道の木々に霧氷がキラキラして綺麗です。やっぱり山梨は寒いんだって実感です。オレンジ色が鮮やかなツルウメモドキも発見。

45分ほどで山頂に! 360度の大パノラマ。今までで一番良く見えた富士山、南アルプス。ホント大満足です。


今日は時間も早いので、白州の尾白の湯によって、甲斐駒ヶ岳を眺めつつ、露天を楽しみましょう。ということで、さっと下山。

お昼には塩分成分の強い「尾白の湯」を堪能して、地元物産を隣の道の駅で物色し、店員さんおすすめの手打ち蕎麦やさんで新蕎麦を頂きました。
美味しかった。有意義な連休初日を過ごし、中央高速や精進バイパスが混まないうちに、富士に帰りました。いい休日でした。

晩秋なのに雪の雨乞岳!

2013-11-24 23:00:00 | 山歩き

11月16日 晩秋の雨乞岳に行ってきました。家を出たのは、朝、5時15分。まだ、日が昇らないうちに、精進バイパスを抜け、7時45分。ヴィレッジ白州隣の平久保池の北端駐車場に到着しました。晩秋の山裾は綺麗に紅葉していました。

雨乞岳登山口からしばらくは、木段が整備されて急坂を一気に登って行きます。

朝日を浴びて木段を覆った霜がキラキラと綺麗です。木段を登っていよいよと本格的な登山道に入ります。

青空に霧氷が付いた木々が綺麗です。ゆったりと歩いて行くと木々の間に八ヶ岳がその勇姿を現しました。夏は木々に覆われて展望が悪いとのことです。

今日は猟の解禁日らしく遠くに猟銃の音が聞けてきました。だから、誰もいないのかな。昨日の雨が山腹では雪になって舞ったんでしょうね。

有名な「運が良ければの水場」の近くに来たときには、雪も結構積もっていたので、アイゼンを装着。但し私は準備不足で友人の物をお借りしました。トホホ(;´д`)

今日は雨乞岳からの湧き水が沢にチョロチョロと湧き出ていました。口に含むと爽やかな柔らか水です。お土産に水筒に汲んで行きました。

木々に付いた雪花がキラキラと風に舞って幻想的です。笹原を抜けると甲斐駒ヶ岳の姿が見えてきました。八ヶ岳と違って武骨な姿が、飾らずに良いですね。しかし、山頂の雲が晴れてほしいな。

急坂を登ると山頂に到着しました。思ったより山頂らしからぬ小さなピークでした。しかし、目の前には、甲斐駒ヶ岳と日向山、白州の深い森が広がっていました。さすが山梨百名山です。

晩秋なのに思いがけず雪景色の雨乞岳でした。はじめて2000メートル級の山に登りました。下山時、雪道に獣らしき足跡がたくさん残っていました。鹿の足跡、3本爪が残っている熊?と思われる足跡。今度は、登山者が多く登る春や夏に登りたいですね。

帰りに、立ち寄り湯「尾白の湯」で、のんびりして家路に着きました。尾白の湯、お薦めです。