この馬券に神が舞い降りる

だから...
もうハズレ馬券は買わない。

3回中山2日目

2012-03-25 10:24:32 | 馬券
【ライブ】
月曜日、良太は真唯子はMIHIROのライブへ出かけた。
中学生の良太ははじめてのライブだったが、真唯子自身もライブハウスは初めての経験だった。
恵比寿駅で待ち合わせて、少し早めの夕食を摂ってから出かけることにした。

「良ちゃんは、いつからこんな曲を聴くようになったの」

「生まれる前からかな」

「生まれるまえ?」

「マイケル・ジャクソンやスティーヴィー・ワンダーやマービン・ゲイが子守唄替わりだったから」

「マイケルが子守唄替わりって格好いいじゃない」

「牧場でも家でも、そんな曲しか流していなくて、ずっと音楽ってそんなものだと思っていた」

「私なんか、人生そのものが演歌って感じなのに」

「でも、日本人の曲を聴くようになったのは、震災後なんだ。なんだか日本語がすっと胸に飛び込んできちゃって」

「震災がなければ、こうして一緒にライブにくることもなかったかも」

そうかもしれないと良太は思った。
人との関わりを持たずに生きていたかもしれない。人との関わりを避け続けていては人は変われない。

「真唯子さんはしっかり予習はしてきましたか」

「Cry For Youは擦り切れるまでしっかり聞きました」

「うわー、すりきるまでって、昭和くさい」

真唯子の良太への第一印象は、無口な真面目な少年だった。
しかし、こうして接していると、明るい陽気な少年だということがわかってきた。

18時20分に会場に到着。
中学生の良太をライブに連れて行くのはどうかと思っていたが、リキッドルームの会場ではそんなことは気にならず、逆に真唯子の方が浮いた存在に思えた。

「真唯子さん、ビールっておっさんクサー」

「はじめてだから、何を注文していいかわからなかったのよ」

18時半すぎにはLEOが登場し、19時過ぎにはお目当てのMIHIROのライブがはじまった。
2時半近いライブはあっという間に過ぎた。

「真唯子さん、『最愛』のときに泣いてたでしょう」

「『最愛』でも、『愛の言葉』でもいい曲の時には泣く、逆に乗れるときにはノル、そうしないともったいない」

「もったいないの語尾が上がるところは、さすが関西人...やね。」

「でも、最後に『Happy Birthday To You』が聴けてよかった」

「うん」

「MIHIROの『Happy Birthday To You』もいいけど、私には良太の『Happy Birthday To You』が一番なんよ」

「じゃぁ、真唯子さんの誕生日にも歌わせてもらいます」

「本当に~、でもこれ以上歳を取るのは勘弁だなぁ」

「やばい、10時になる。早く帰って寝なくちゃ」

「本当だ、調教に遅れたら、修司に怒られちゃう。急げー」


【高松宮記念】
新生中京競馬場の高松宮記念。
はたして何を手掛かりに買えばいいのか。
私は、左回り、坂ということで、東京実績を重視しました。
東京競馬場で勝利したことがある馬。ということで絞ってみました。

④レジェトウショウ、⑪サクラゴスペル、⑯ジョーカプチーノ、⑰サンカルロ

この中で調教を重視すると、⑪サクラゴスペル、⑰サンカルロの2頭を主軸にします。
吉田豊騎手はこの開催、中京遠征が多かったですし、サンカルロもG1ラストチャンスかと思います。
サンダルフォン、エーシンリジル、グランプリエンゼルあたりを狙いたいです。

今回も1、2番人気で4頭出しの安田隆行厩舎、本当にこの厩舎はオープン馬ぞろいですごいですね。①ロードカナロア、調教はばっちりです。
騎手の腕としては、⑦アポロフェニックスの吉田隼人騎手を押さえたい。

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