私の所属しているNPO法人では、障がい者施設を回って、医療的な支援をする活動をしています。支援を希望する施設も多く、その一部に年1回ずつしか訪問できないのですが、5年目となり、毎年訪問する施設も多くなり、活動が定着してきました。
活動するのは9月から12月までの3ヵ月、25施設、約450人の対象者に対して、こちらは述べ150人態勢で臨み、私は、リーダーを補佐する役目を負っています。最近は医療事故や、感染の問題があり、(去年はインフルエンザが流行って、大変でした)ボランティア(交通費等は出る)保険にも限度もあり、また、施設まで乗り合わせで行くため、配車当番を組みと、なかなかいろんな問題で(実際にやることよりも)毎年、様々あるんです。
今年は1回目の活動で、施設利用者さんの傷害事件があり、今まで、そんなことは考えなかった事だったのですが、知的障がいにしても、精神障がいにしても、こちらでは思いもよらない事が、トラブルになると言うことを知り、やはり医療損害保険に全員加入しなくてはではないか、との問題提起になりました。
すみません。ちょっと固い話ですね。
出だしにいきなりトラブル発生。トラブル自身は小さく、相手側も誠意を持って対応してくれたので、そのこと自身は解決したのですが、活動全体の見直しに、いたることになり、これはどうなるのかと思ったのですが、先日この事業の最終日が無事終了し(それも遠方だったので最後の難関だったのですが)ました。
最後の日の2ヶ所での活動はとてもうまくいき、特に一番最後のところでは、利用者さんの、笑顔いっぱいの写真も撮れました。昨年の眼が合わせられない、上を向けない、前を向けない、表情のない、っていう顔から、今年は皆前を向いて、しかもとびっきりの笑顔の写真が撮れました。会員からも、最後の最後にあの、表情が見られて、とてもうれしかった。やっていて良かった。との評価がありました。写真は支援した方一人一人に渡すお便りにその場でプリントして、今日の様子と改善すべき点と記して渡して来ます。こちらにも控えで同じものがあるのですが、毎年いい方向に向かってきているのがとてもよくわかります。最後の施設が、今年の活動の中で、一番いい状態だったので、メンバーの気持ちも、上向きのまま終わることが出来ました。
始めのトラブルから、メンバーもいろんな面での神経を使う活動になり、来年の活動はどうしようかと迷う声もあった中、いい形で終了でき、ほっとしました。
まだまだ、他の事業もあり、気の抜けない活動は続きますが、とりあえず、皆心の中で乾杯。残念ながら、皆公私に忙しいし、まだ、活動はいろいろあるので、本当の乾杯は出来ないですが、ひとまず、
お疲れさまでした~~~
お疲れ様~~
リーダーを補佐するお役目では、なにかと気を使われることが多いでしょう。暮はまた別にいそがしい時期、ご自愛の上、ご活躍下さい。本当の乾杯もして下さい。