◎すずみぐも ♀ 15mm 卵型 (漢字不明)
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コガネグモ科のやや大形(♀=15mmくらい)の蜘蛛で、熱帯~南方系の種。
神奈川県では、1980年横浜市南区で発見されて以来、各地で発見されている。
地球温暖化に伴う生物分布の北上の好例として取り上げられ、調査されてきたようだ。
* スズミグモの分布の北上 に詳しく書かれている。
色模様については、個体差・変異が大きく、いろいろあるようで、
この写真のもののように無地(模様無し)もいるが珍しいようだ。
普通は、褐色ベースに、白い稲妻状の斑紋があるようで、緑や赤のベース
のものもいるようだ。
特徴は、腹部上部(肩の部分)にコブ状の突起がある。
網は、ドーム状で大きく、80cmにも達する、パラシュート網(ドーム絹網)。
粘液のついた糸ではなく、絹糸状でべとつかない。
この大きなドームの中央部に下からぶら下がるようにしている。
まれに、中央部に、円を描くように、白帯(隠れ帯)が張られる。
また、ジョロウグモ が網を共有利用するのも特徴で、長浜公園のものは、
スズミグモ の大きな網の周りに、16個体くらいのジョロウグモが網を
張っていて、まるで、集合住宅の様・・・造網時期は随分前と思われる。
このジョロウグモを、「網共有ジョロウ」と呼ぶ。
・・・・・・(ITO)・・・
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コガネグモ科のやや大形(♀=15mmくらい)の蜘蛛で、熱帯~南方系の種。
神奈川県では、1980年横浜市南区で発見されて以来、各地で発見されている。
地球温暖化に伴う生物分布の北上の好例として取り上げられ、調査されてきたようだ。
* スズミグモの分布の北上 に詳しく書かれている。
色模様については、個体差・変異が大きく、いろいろあるようで、
この写真のもののように無地(模様無し)もいるが珍しいようだ。
普通は、褐色ベースに、白い稲妻状の斑紋があるようで、緑や赤のベース
のものもいるようだ。
特徴は、腹部上部(肩の部分)にコブ状の突起がある。
網は、ドーム状で大きく、80cmにも達する、パラシュート網(ドーム絹網)。
粘液のついた糸ではなく、絹糸状でべとつかない。
この大きなドームの中央部に下からぶら下がるようにしている。
まれに、中央部に、円を描くように、白帯(隠れ帯)が張られる。
また、ジョロウグモ が網を共有利用するのも特徴で、長浜公園のものは、
スズミグモ の大きな網の周りに、16個体くらいのジョロウグモが網を
張っていて、まるで、集合住宅の様・・・造網時期は随分前と思われる。
このジョロウグモを、「網共有ジョロウ」と呼ぶ。
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