泣くな笑え

『肺癌闘病患者』家族の独り言

抗癌剤治療2回目&脳へ放射線 8回目

2007-11-27 | 現状の認識

抗癌剤治療2回目と、脳への放射線治療8回目。

1回目の治療は10月31日(水)でしたので、それからほぼ4週間。
今回も同じ薬、『タキソール』『パラプラチン』を使用するとのことですが、
前回は副作用が結構強くでたので、300mlを250mlに減らして行うことになってました。
が。

まず、脳への放射線治療を済ませ、
それから注射及び点滴で抗癌剤の投与を夕方までゆっくりと行う(らしい)のです。
当然私が行く時間には治療は終わっています。
いつものように19時ごろ到着し、のぞいた先では点滴している母の姿。
しんどいと呟く母が、それでも話してくれたところによると、
どうやら抗癌剤治療を始めてしばらく後に体調を大幅に崩し、
投与途中で中止したようなんですね。
汗と涙が勝手に流れて止まらなくなり、もう少しで酸素吸入するところだった、と。
これは完全に拒否反応です。
だから、予定量の半分も身体に入ってないんじゃないかなぁと云ってました。
詳細は確認していませんが、無理させる気もないし、今回はこれが最善だと思います。
ともかく今日はゆっくり休んでね。

そう云えば、投薬量が少なくていいのかと心配する母に
私がすかさず答えた「大丈夫」。
事実として抗癌剤の量のコントロールは行われているのだし、
量が少なくても効果は期待できるからとさくっと説明したんですが、
これは妹に(珍しく)褒められました。
癌について調べて調べて、そのたびにヘコんで損な役回りだと思ってたんですが、
母の心配事に「大丈夫」とあっさり答えられるのは凄いことだと。
そうやって安心させられるのが一番良いよね、とまで云われて、
現金だけど少し嬉しかったです。
そうか、私の『調べるクセ』も役に立ってるんだな。
ならこれで良いのかと素直に思えました。