「リンダリンダリンダ」の山下敦弘監督最新作、「松ヶ根乱射事件」を観た。
「リンダリンダリンダ」と「くりいむレモン」(映画ね)がお気に入りの私は、主演が新井浩文ときいて、期待しないわけがない。新井くんは個人的に注目度ナンバーワンの俳優。「ゲルマニウムの夜」でのふてぶてしい演技も素晴らしかったし、「青い春」では松田龍平とどっちが主役かわからないくらいだったし。
山下監督独特の間が、なんともいえない脱力感を醸し出す演出は、もう名人芸の域。役者も揃っていて、三浦友和(監督から「台風クラブ」のイメージで!とオファーされたらしい)のどこか狂気をちらつかせるダメ人間っぷりは期待どおりだし、ちょっと最近映画に出すぎの感もある木村祐一の、文字どおりの怪演も楽しめた。そして、新井浩文。真面目そうで底知れない雰囲気は正に独壇場。ドアップが多かったのも分かるな。やや太ってたのは役作り?双子の兄役・山中崇のあまりにリアルなダメさ加減にもやられた。
「リンダ~」ほど人に薦めたくなる作品ではないが、気になる人は見ておいたほうがいい。
川越美和。なんかいろいろ訳アリオーラ漂う女優、34歳。
映画では木村祐一演じる西岡の恋人役。いきなり雪の中で倒れているシーンは「エターナル・サンシャイン」を思わせるが、あの映画のロマンティックさは微塵もない。次のシーンでは全裸だし、木村祐一とのグダグダの濡れ場では、素っ頓狂としか言いようのないあえぎ声に度肝を抜かれた。限りなく気持ち悪いヤバめの女を見事に演じきる。あまり見事なので、本当にこういう人なのかも?と思ってしまうくらい。ちょっと調べてみると、(石原某ほどではないにしろ)かなりの困ったちゃんのようだ。
1988年、15歳でアイドルとしてデビュー。CD何枚出したかわからないけど、多分これが代表作。
①涙くんさよなら TBS系TV愛の劇場「天までとどけ」主題歌
作詞・作曲:浜口庫之助、編曲:安藤高弘
「愛のさざなみ」「みんな夢の中」など数々の名曲を残したハマクラさんの代表曲のひとつ。オリジナルはジョニー・ティロットソン、坂本九、ジャニーズ、和田弘とマヒナスターズと、なんと4組の競作だった。川越美和の声は軽くて、特に歌唱力があるってわけでもないが、そこはかとない魅力あり。なんか寂しげな陰があるっていうか。でもアレンジはいまひとつかな。
②壁ぎわのマリオネット
作詞:松井五郎、作曲:山口未央子、編曲:安藤高弘
これも結構切なくて、よい。川越美和の他の音源も聴いてみたくなった。
③涙くんさよなら カラオケVersion one
④涙くんさよなら カラオケVersion two 美和のハーモニー付
定価900円、中古で10円。
ジャケットの愛くるしい少女が、16年後にこんな映画に…と思うとちょっと複雑な気持ちにもなるが、今後の女優としての活躍を期待して。いや、きっと使いたくなった監督はいると思うよ。
同じくドラマ「天までとどけ」シリーズの主題歌として安達さんもカヴァー。彼女の8thシングルにして、現時点でのラストシングル。
①涙くんさよなら TBS系TV「天までとどけ7」主題歌
作詞・作曲:浜口庫之助、編曲:亀田誠治
川越盤よりアレンジは優れているかな。16歳の安達さん、キャリアが長いわりには初々しい歌声を聴かせる。
②未来の花 全国珠算教育団体連合会イメージソング
作詞:安達祐実、作曲:chihiro、編曲:土方隆行
安達さん自ら作詞を手がけたロックナンバー。なぜかイントロだけレゲエ。
③④カラオケ
定価1020円、中古で200円。
初回特典のミニポスターがプラトレーの下半分に封入されていた(下に敷いてみた)。
「リンダリンダリンダ」と「くりいむレモン」(映画ね)がお気に入りの私は、主演が新井浩文ときいて、期待しないわけがない。新井くんは個人的に注目度ナンバーワンの俳優。「ゲルマニウムの夜」でのふてぶてしい演技も素晴らしかったし、「青い春」では松田龍平とどっちが主役かわからないくらいだったし。
山下監督独特の間が、なんともいえない脱力感を醸し出す演出は、もう名人芸の域。役者も揃っていて、三浦友和(監督から「台風クラブ」のイメージで!とオファーされたらしい)のどこか狂気をちらつかせるダメ人間っぷりは期待どおりだし、ちょっと最近映画に出すぎの感もある木村祐一の、文字どおりの怪演も楽しめた。そして、新井浩文。真面目そうで底知れない雰囲気は正に独壇場。ドアップが多かったのも分かるな。やや太ってたのは役作り?双子の兄役・山中崇のあまりにリアルなダメさ加減にもやられた。
「リンダ~」ほど人に薦めたくなる作品ではないが、気になる人は見ておいたほうがいい。
川越美和。なんかいろいろ訳アリオーラ漂う女優、34歳。
映画では木村祐一演じる西岡の恋人役。いきなり雪の中で倒れているシーンは「エターナル・サンシャイン」を思わせるが、あの映画のロマンティックさは微塵もない。次のシーンでは全裸だし、木村祐一とのグダグダの濡れ場では、素っ頓狂としか言いようのないあえぎ声に度肝を抜かれた。限りなく気持ち悪いヤバめの女を見事に演じきる。あまり見事なので、本当にこういう人なのかも?と思ってしまうくらい。ちょっと調べてみると、(石原某ほどではないにしろ)かなりの困ったちゃんのようだ。
1988年、15歳でアイドルとしてデビュー。CD何枚出したかわからないけど、多分これが代表作。
①涙くんさよなら TBS系TV愛の劇場「天までとどけ」主題歌
作詞・作曲:浜口庫之助、編曲:安藤高弘
「愛のさざなみ」「みんな夢の中」など数々の名曲を残したハマクラさんの代表曲のひとつ。オリジナルはジョニー・ティロットソン、坂本九、ジャニーズ、和田弘とマヒナスターズと、なんと4組の競作だった。川越美和の声は軽くて、特に歌唱力があるってわけでもないが、そこはかとない魅力あり。なんか寂しげな陰があるっていうか。でもアレンジはいまひとつかな。
②壁ぎわのマリオネット
作詞:松井五郎、作曲:山口未央子、編曲:安藤高弘
これも結構切なくて、よい。川越美和の他の音源も聴いてみたくなった。
③涙くんさよなら カラオケVersion one
④涙くんさよなら カラオケVersion two 美和のハーモニー付
定価900円、中古で10円。
ジャケットの愛くるしい少女が、16年後にこんな映画に…と思うとちょっと複雑な気持ちにもなるが、今後の女優としての活躍を期待して。いや、きっと使いたくなった監督はいると思うよ。
同じくドラマ「天までとどけ」シリーズの主題歌として安達さんもカヴァー。彼女の8thシングルにして、現時点でのラストシングル。
①涙くんさよなら TBS系TV「天までとどけ7」主題歌
作詞・作曲:浜口庫之助、編曲:亀田誠治
川越盤よりアレンジは優れているかな。16歳の安達さん、キャリアが長いわりには初々しい歌声を聴かせる。
②未来の花 全国珠算教育団体連合会イメージソング
作詞:安達祐実、作曲:chihiro、編曲:土方隆行
安達さん自ら作詞を手がけたロックナンバー。なぜかイントロだけレゲエ。
③④カラオケ
定価1020円、中古で200円。
初回特典のミニポスターがプラトレーの下半分に封入されていた(下に敷いてみた)。
往年の美和ちゃんを知っている人にはショックな映画かもしれません。なんせ、全編上ずりっぱなし。キム兄さんとのカラミが妙に似合ってしまうくたびれ具合が哀しいです。でも、これをきっかけに活路が見出せるかも…
笑っていいもんか、どーかという状況ながら笑うしかない感じがたまりませんでした。
川越美和は、ちょっと前に観た「いたいふたり」という映画で原一男監督演じるDV男に殴られる役をやってて、その幸薄感が妙に印象に残ってたのですが、今回もまさに怪演でしたね。
「THE虎舞竜」の使い方なんかもね(笑)
川越美和、いきなり注目女優になりました。
昨日8cmシングルを2枚も発見して、なんか嬉しくなって、つい2枚とも買ってしまいました…かんばれ、川越!
「いたいふたり」も見てみようかな。
http://www.youtube.com/watch?v=anZ5QgFTja4