おすすめ絵本 新聞

図書館で借りる絵本や本の中から、子供と私が
「これはおもしろい!」と思ったものを紹介していきます。

両生類・はちゅう類

2009-08-29 10:11:47 | 【ふむふむ】ためになる話
両生類・はちゅう類 (小学館の図鑑NEO)
松井 正文,松橋 利光,疋田 努,太田 英利,前田 憲男,関 慎太郎
小学館

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久々の更新です。

夏休みもわずかなのに、家にこもりっきりの生活です。
8月7日から17日までは、娘が水痘にかかり、外出できず。
2次感染して長引きました。
そして、26日からは、息子も水痘になり、今日も家でのんびりしています。
9月になっても、こりゃしばらくお休みだわ~。
水痘は、1~4歳のうちにかかると軽いそうですが、うちの子たちは7歳と5歳。
ばっちりかかりましたよ~。

さて、今日のおすすめは、図鑑です。
小学館の図鑑NEOシリーズの『両生類・はちゅう類』の本。

息子が表紙のカエルに一目ぼれ。
ジャケット買いしたわけですが、中身も充実していて、ほとんど毎日見ています。
大人が見ても面白いですよ。
48ページに載っているアフリカの大きなゴリアテガエルの写真にびっくり!
なんだかいいものを見せてもらったような、うれしい気持ちに。
母や妹が遊びに来たときに、「これ見て!すごいやろ!」と興奮して見せてしまい
ました。

息子は、黄色やオレンジのきれいな色のマダガスカルキンイロガエルがお気に入り。
「かわいい~!かわいい~!」と見ています。
トカゲも詳しくのっていて、トカゲハンターの息子は大喜びでした。
庭でトカゲを捕まえるのが得意な息子。
そ~っと忍び寄って、ぱっと素手でつかみます。
普段は、私に似てのんびりした子なのに、その瞬間だけは忍者みたい!
小さい庭だけど、トカゲは2、3種類いるようです。
たまに、石の上で日向ぼっこしています。

うちの家でたまにみかけるヤモリも、発見!
ニホンヤモリでした。とってもかわいいです。

甥っ子の誕生日に、NEOシリーズの『水の生物』をネットで注文しました。
ザリガニやカニが載っているそうです。
図鑑って、おもしろいですね!
すっかりはまってしまいました。
外に遊びに行けない日などに1冊あると楽しめます。

最近、毎日トランプ遊びをしています。
昨日も一昨日も10回連続勝負の「ページワン地獄」でした。
真剣に勝負すると子どもたちが怒るので、不正を見逃し、手抜きをし、なんとも
すっきりしない勝負です。
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我が家のほのぼのニュース

2009-08-22 07:00:32 | うちの家族
おはようございます。
なかなかおすすめ絵本に出会わないので、更新がすっかりおろそかになっています。

娘は学校の課題図書を探して読むのに一生懸命です。
課題図書50冊、そう言われても1年生たくさんいるんだし、学校と近所の図書館の
数冊じゃ、なかなかまわってこない。
お友だちのお母さんみたいに、課題図書を自宅用に購入する人も多いでしょうね。

ということで、今日は最近我が家であったほのぼのするできごとを集めてみました。
暇つぶしにお楽しみくださいね。

☆ 我が家のほのぼのニュース ☆

 1.「主人、ホイホイにひっかかる!」
    昨日、主人が台所のゴキブリホイホイにひっかかりました!
    冷蔵庫のすぐ横に置いてあったため、足元を見ずに踏んでしまったようです。
    中は空でしたが、靴下がだめになり、捨てたということでした。

    それを聞いて、娘がひと言。
    「お父さん、足ふきマットでちゃんと足拭いたん?」
    ホイホイには、ゴキブリが足の油をとるためのマットがついています。
    
    「これって、踏んでしまうような見える場所に置くもんじゃないやろ。」
    と主人に言われました。ごめんなさい。


 2.「子どもたちの新曲が完成!」
    車やりかちゃんハウスを使ってままごと遊びをするうちの子たち。
    「ブーブごっこdeりかちゃんハウス」
    「ブーブごっこdeシルバニア(主人に惑わされタスマニアと言うことも)」
    というのが遊びの名前。

    今まで数々の名曲を作曲し、歌いながら遊んでいた子どもたちが、
    昨日、新曲を作ったそうです。
    そのタイトルは、、、
    「目と鼻がイケメン」
    残念なことに、私はまだ聞いていないのですが、主人の話ではラップ調の
    曲だということです。
    直接頼むと歌ってくれないので、遊んでるときにこっそり聞かなくっちゃ。

    うちのミニカーには、それぞれ名前がつけられています。
    パトカーの名前は、「ミスターパトカー」
    道路作業車は、「イエローロマンス」と呼ばれています。

    そうそう、子どもたち作曲のブーブレンジャーの始まりの歌も好きです。
    「ひかれな~い ひかれな~い ブーブレンジャー」というサビがいいです。
    終わりの歌はなぜか暗めなのが、またおかしいです。


 3.「懐かしいぬりえを購入!」
    自転車で3分の距離にある、隣町の商店街。
    そこには、ほこりをかぶった商品が並ぶ、古い文具店があります。
    水疱瘡で外出できない娘には折り紙を、息子に塗り絵を買いにいきました。
    「新しい塗り絵はないんですけれど。」と、お店のおばちゃん。
    山積みされた塗り絵を順番に見ていくと、
    「ドラゴンボール(私が子どもの頃の)」
    「アラレちゃん(こちらも私が子どもの頃の)」
    「星のカービィ(これは新しいのかな)」
    「スラムダンク(学生の頃の)」
    これだけが、数冊ずつ。
    特に、スラムダンクは2種類あって、10冊くらいあったような。

    息子用に「星のカービィ」と、主人に見せたくて「スラムダンク」を購入。
    「1冊200円やけど、古いし150円でいいです。」とまけてくれました。

    「スラムダンク」の塗り絵、主人が懐かしそうに見ていました。
    「こんなの塗りたい気持ちにならん。」と、娘。
    これは誰の目でしょうか?という片目にクローズアップしたクイズや、
    めいろもついていましたが、娘の心はつかめませんでした。

    「なんで、スラムダンクだけ何冊も売れ残っとったんかな~。」と私。
    「塗り絵するような年代が、読んでね~やろ。」と、主人。
    そっか!塗り絵する子どもはスラムダンクを知らないし、
    スラムダンク好きな学生は、塗り絵しないんだ!しかも男の子漫画だしね。
    
    前回その文具店を訪ねたときは、おばあちゃんが店番していて、
    戦争時代の話から、甥っ子の弁当作りをしていた話、などなど聞かされ、
    20分近く立ち話をしていましたが、
    今回は、そのひ孫さんかな?
    幼児から小学生の男の子3人が、店の奥からわらわらと出てきました。
    そして、なぜか、おもちゃの刀で切りつけられました。


そんなこんなで、毎日ほのぼのと楽しく暮らしています。
絵本を探してこられた方、長文すみませんでした。
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チクチクさん

2009-08-14 18:17:47 | 【わお!】芸術的な絵本
チクチクさん (PHPにこにこえほん)
*すまいるママ*
PHP研究所

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こんにちは。
今日のおすすめ絵本は、すまいるママさんの『チクチクさん』です。
フェルトや布で作られた絵を、写真で撮った絵本です。
触り心地はもちろんツルツルの紙ですが、温かい雰囲気が伝わってくる作品です。

【お話】 ハリネズミのチクチクさんは、小さくなった服や破れた布から
     いろんなものを作るのが上手。
     うさぎやあひる、猫などいろんな動物たちが、チクチクさんの元へ
     やってきます。
     そしてある日、チクチクさんは旅に出ることに、、、。


【感想】 「もう1回読んで~!」
     めずらしく、娘と息子、二人とものお気に入りに。
     
     手芸に興味がある娘は、憧れのまなざしで。
     かわいいもの好きの息子は、動物たちが好きみたい。
     
     話が単調でなく、旅に出るところがいいなと思いました。
     おしゃれな王様も登場しますよ。
     お城や衣装も布で作ってあるので、うわ~と感動しました。
     上手やな~。器用でうらやましい!

     お話も、絵も素敵な絵本です。
     みなさんも、よかったら読んでみてくださいね。
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世界から貧しさをなくす30の方法

2009-08-07 23:32:01 | 【 世界の環境・人権・貧困問題の本 】
世界から貧しさをなくす30の方法

合同出版

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久しぶりの更新になりました。
今日のおすすめは、学校の授業でぜひ取り入れてほしい本です。

「ストリート・チルドレンになってみよう!」と、学校に寝泊りした小学校の活動や、
日本政府の援助が、発展途上国を借金漬けにして苦しめている現状、
「資源が欲しくて戦争をする」先進国の犠牲になっている現地の人々のこと、
生産地での児童労働をなくすためにもフェアトレードが求められていること、
などがずらりと30のテーマに分けて紹介されています。

先生方、学校で印刷して朝自習の読み物にしたり、総合的な学習の時間に討論したり、
長期休みの読み物や、課題図書としてぜひご活用ください。

知ってびっくりしたのは、日本など先進国の行う開発援助は、ほとんどが自国の利益
のために行われているということ。
そういえば、以前紹介した『エコノミック・ヒットマン』にも書かれていたな~。
やっぱり本当なんだ、ガ~ンといった感じです。
以下、『世界から貧しさをなくす30の方法』からの引用です。

 「他の先進国のODAは『贈与』(プレゼントする)が中心ですが日本のODAだけは半分
  以上が『カネ貸し』なのです。」

 「金を取り立てることが、日本の援助の実態になってしまったのです。」

いくら金利が低いといったって、返せるはずのない国にたくさんお金を貸して、
累積債務の免除もしてあげないなんて、ひどすぎます。
しかも、現地の人には必要のないダムや発電所を作ったり、鉱山開発をするから、
多くの人が村を突然追い出されたり、反対して殺されたりするんだそうです。
追い出し役は、賄賂をもらっているその国の軍など。
日本人は手を汚していないなんて、、、。

しかも貸したお金は、なんと日本の企業に戻ってくるんです!
開発するお金は貸すけれど、ダムなどを建設するのは日本の企業。
現地での調査なども日本から出向きます。
インドネシアやブラジルで作ったダムでの水力発電を利用して、日本向けのアルミが
作られていることも、この本に書かれていました。

途上国がなぜ開発を受け入れるのかという答えは、『エコノミック・ヒットマン』に。
ありえないくらい前向きな評価を先進国に報告する人がいるから。
「ダムを作ったら、こんなに経済が潤いますよ~。」とでたらめの評価を報告して、
それがだめなら賄賂、脅しなどで、先進国の開発援助を受け入れさせるんだそう。

なんだか悲しくなりませんか?
日本人として恥ずかしい。
日本政府のODAは途上国にとっていいことだと誤解していたのは私だけではないはず。

政府ですら、企業にうまいこと言いくるめられて知らずにいるのかな~。
麻生さんも知らないはずないですよね、きっと。
世界中から、自分のことしか考えない日本人と思われているんでしょうね。
悲しい、、、。

とにかく、この本の中には知らなかった事実がたくさん書かれています。
知らなかったではすまされないし、知ったからには行動しないと!と思いました。

よく知らなかったからフェアトレード商品を買ったことがなかったけれど、
多国籍企業に有利な貿易のからくりを知ってからは、積極的に買うようになりました。
みなさんにも、買い物で世界が変わることを知ってもらえたらうれしいです。
事実を知れば、きっと行動せずにいられないはず。

世界の環境・貧困・人権問題等のために日々活動している皆さんを尊敬しています。
私はまだ手のかかる子どもが2人いて、積極的に動く勇気もなく情けなくなるけれど、
情報収集&発信、ちょこっとボランティアなど小さなできることだけしています。
「安いのが一番」という私たちの買い物のせいで、他の国の人たちが貧しい暮らしを
させられたり、病気になったり、飢えて死んでいるなんて、悲しすぎます。

先日友人から、三○マテ○アルの宝石販売の広告を見せてもらいました。
日本のODAと絡んで、途上国で鉱山開発をする会社です。
エクアドルでは地元の大反対に合い、開発は阻止されたんだそうです。
「これもきっと、どこかの国で安く採った石なんだろうね~。」と彼女。
日本政府が途上国に貸したお金が、その会社に流れて鉱山を開発し、
そこで採れた宝石を日本で高く売る。
なんでそんなにお金儲けしないといけないんだろう。
現地の人の森や暮らしを奪って、どうして平気でいられるんだろう。
悪魔か鬼かと思ってしまいますが、社員ひとりひとりは普通のいい人なのかな~。
会社って、こわい。

今日は長くなって、すみませんでした。読んでくださって、ありがとうございます。
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