中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

時として大人に見えることが・・・・。

2011-12-15 11:31:41 | 日記
寒いけれど、天気のよい日が続くのは、嬉しいですね。

先日より、中原小学校母親委員会では、足ふきマット用のタオルケットやバスタオルなどの
ご寄付をお願いしていますが、少しずつ集まってきています。

中には、マットを作成してお子さまに持たせてくださるご家庭もあります。
有り難いですね。
今日は、「おばあちゃんが手縫いで作ってくれました。」
と持ってきてくれた子どももいます。
「幼稚園の時につかっていたタオルでもうつかわないので・・・。」
と、明るい色のかわいい新品のようなマットもあります。
お子さまが赤ちゃんの頃使われていたと思われる
優しい生地でできたマットもあります。



ご家庭でつかわれていた品には、数々の思い出もあり、
生地として、古バスタオルなどをご提供いただくだけでも、とても有り難いことなのですが、
縫製までしていただいて
みなさまのご協力に、心より感謝申し上げます。



さて、子どもって時々、まるで大人みたいな対応をしてくれることがありますよね。
興味津々、わいわい思いっきり騒いでいるかと思えば、
え~ん泣いてる、お友達をそっと見守ってくれて。
さりげなく、「おはよう」と声をかけてくれる。

本当は、「どうして泣いているの、何があったの、・・・?」と
聞きたいはずなのに。
子どもなりに 無言でいても何となく心に寄り添っている。
そんな風に見えることが あります。

しばらく、遠目に様子を見てくれているさまは、
私たちから見ても、大人ですね~と、思います。
かわいらしいけれど、時々頼もしい子どもたちに感謝です。


なんだか、少し我が子の事を思い出しました・・・・。

うちの、末っ子は、高校2年生の頃、JR人吉駅の改札で、
「小学生は、半額だよ」
と声をかけられてしまうほど、小さくて、幼い顔をしています。

その子も今や大学生。
高校生から始めたカヌーを心の友として、毎日がんばっているようです。
そのカヌーも始めて間もない頃は、ふらふら、チャプチャプ、大丈夫かな~?
と不安に思うこともしばしばでした。
沢山の方の支えや応援と、好き!っという気持ちが、
彼女の心の支えになっているはずです。

大学の部活というのは、コーチの力がとても強く、
そのコーチが4月に決めた約束で、
「前期試験で1単位でも落としたら、来年度の大会に参加できない」と
決まっているとのこと

あれだけ勉強嫌いだった末っ子が、
熱があっても、夜通し勉強しているようです・・・

大学生になってからは、遠くにいるので、大会応援など行くこともままなりませんが、
きっと、笑顔で過ごしているのでしょう。
 右下が末っ子
なんと言っても、カヌーと一緒ですから。


まだまだ寒くなります。
みなさん、どうぞ、お体大切になさってくださいね。



カヌー大好きママでした。