中原小保健室ブログ

人吉市立中原小学校保健室のブログです。
養護教諭の目から見た子どもたちの日常をお届けします。

先生見て、きらきらお星様みたい!

2011-12-05 11:14:35 | 日記
お久しぶりです。
ブログアップを気にしながらも、ちょっと書けずに過ごしてしまいました。

先日、全校児童が、人権の花の種を風船につけて大空へ飛ばしました。




空は、白い雲と青空が半々ぐらい。
子どもたちの手を離れた風船は、
ふわ~っと空の高見へと舞い上がっていきます。



見上げている子どもたちは、みんな笑顔です。

私の近くにいた三年生の女の子が、
「山田先生見て、風船につけた種の袋が、キラキラしてお星様みたい!」
と言います。
本当に種が入った白い袋は、光を反射してきらきらと輝いて見えます。

「ねえ先生、あの種は、お星様まで届くと?」
と聞くので、
「ううん、宇宙までは行ききらんけど
 日本か地球のどこかに落ちて、
 誰かが拾ってメッセージを読んでくれたり、種をまいて育ててくれたり、
 落ちたところで種がめを出して 自然に花が咲くかもしれないよ。
 楽しみだね。」
というと、「うん、楽しみ~!たねさ~ん、お花を咲かせてね~!」
と言っていました。

きれいな花が地上で咲く前に
子どもの心には、やさしい思いやりの花が咲いているようです。

最後に6年生の お兄さんが代表して

「3月には大震災で、沢山の木々や草花などの緑が無くなりました。
 そして、大切な命が、沢山亡くなりました。
 そこで、震災に遭われた人たちのために 少しでも励ましになるよう、
 南相馬市の小学校に人権の花と4年生が育てたアイガモ米を贈ります。
 そして、思いやりの心を忘れずに生きたいです。」
と言葉を述べました。



カヌー大好きママでした。