レインボーに輝く「指示まで絶食」の文字…
実は昨日まで入院しておりました
土曜の朝に腹痛→便秘→下痢→下血となり、1時間ぐらいのたうち回る事態におちいりました。
しかし一通り出切ってしまうと、なんとなく楽になったような。
ならばということで、予約のお客様限定でランチ営業をする事に。
ところが料理を出している途中から、下腹部に違和感が復活。
コースの料理を全て出し終えた後、嫁に調べてもらい中の島のとある内科に診療へ。
そこで薬をもらい夜に向けて仕込みを再開。
薬を飲むためにお粥を食べたところ、どんどんお腹が痛くなってくる
営業は無理と判断し、ご予約のお客様にお断りとお詫びの電話を嫁にしてもらう。
痛みどめの頓服薬を飲むも効かず。
横になっても痛みであまり寝られない。
翌朝、昨日行った内科に紹介してもらった総合病院にいく。
レントゲン、血液検査の結果、即日入院となったわけです。
病名は「虚血性大腸炎」と診断されました。
あとで主治医にきいてみると60代~80代くらいの方に多い病気のようです。
…一応30代なのに
治療法は腸を休ませること。絶食だそうです。
そんな訳で3日間、点滴だけで生きてきました。
意外とお腹が空かないもんですね。点滴って。
入院したからには検査をしなくてはならない。
やってきました大腸カメラ
あれはきついものですね。
何がきついって、検査前の下剤がきつい。
朝から大腸洗浄水?とか言う物を2リットル飲んで下剤服用。
すぐに下からピャーピャーの噴水状態ですよ
でこれで検査かなと思ったら大間違い。
どうやらちゃんと出切って無いらしく、さらに浣腸…
しかも500ml…
×5回…
いやはや検査前の準備って大変だ。看護師さんお疲れさまでした
でも1番きつかったのは大腸カメラ。内視鏡ですね。
検査する前に着替えて個室でしばらく待たされるのですが、緊張感がものすごい。
もう恥ずかしいとかの次元じゃない。恥の概念は浣腸の時点で消え去っている。
なんか検査室の中からスゴイ音が聞こえてくる訳です。
コンプレッサーらしきものの重低音。
患者のうめく声。
落下する医療器具のガシャンという音。
そんな中冷静に病状を説明する医師の声…
ガクガクブルブルなわけです。
で実際やられてみると、これがまた痛い。
炎症を起こしているのだから仕方ないんでしょうが、どうにもならない痛み。
麻酔みたいなものを直前にしてくれるのですが、効いているのかというくらい痛い。
検査室内の皆さんの励ましがないとたぶん泣いていました
患部の方は絶食のおかげで治癒が進んでおり、他に腫瘍なども見当たらなかったので翌日退院となりました。
本来なら今日にでも営業を再開したいところなのですが、仕込みを1から始めなくてはならないので金曜日からの営業とさせていただきます。
またわたくしの体が本調子ではないことと、鯖太郎も発熱しており嫁の手もあかない状態となっておりますので、来週火曜日までランチの営業をお休みさせて頂きます。
皆様にはご迷惑をおかけいたしますが何卒よろしくお願いいたします。
また今週ご予約していただいた皆様、誠に申し訳ありません。
以後体調に気を付けこのようなことがおきぬようにしたいとおもいますので、またのご利用お願い致します。