ベルベット坊主

南平岸の小さな中華屋「旬菜酒家なかなか」 マスターのひとりごと

はまってしまいました

2008-10-31 11:35:23 | 雑談
今更ですがスキーにはまってしまいました。




今年の2月、10年ぶりにスキーをしたのがきっかけです。




キロロで道民だと1日券、レンタルフルセットで5600円というのをやってまして、気晴らしにいってみたら楽しくて笑っちゃいました。




10年ぶりだったので最初はおっかなびっくりといった感じで全然ダメだったのですが、嫁(私よりうまい)にアドバイスしてもらったところ、見る見るうちに上達。楽しくなっちゃいました。





昔はカービングスキーなんてものもなかったし、自分の身長より20~30cm長いスキーでしたので、扱いも大変。




いまのスキーは自分の身長より10cmくらい短いのが当たり前みたいで、簡単にすいすいターンを決めれちゃいます。




そんなわけでスキー道具一式(中古含む)揃えてしまいました。




こんなに雪が降るのが待ち遠しいのは久しぶりです。





ネットでスキー場の情報を集めたり、スキー技術の情報サイトなんかを見たりして今からイメージ膨らみまくりです。




ああ、雪よ早く積もっておくれ

旬菜酒家なかなかのメニュー その4 瓶だし紹興酒

2008-10-29 23:44:12 | メニュー

ジャッキー・チェンが映画で呑んでいたアレです。





カラメルを思わせる独特の香りは慣れるとヤミツキになります。






同じくらいのアルコール度数のワインや日本酒に比べると、次の日に残りにくい、二日酔いになりにくいお酒だと思います。







しかしその独特の香りや味などから、毛嫌いする方が多いのも事実です。






以前私の親類に飲ませたところ、「醤油みたいな味だな」といわれたこともあります。





そこでオススメしたいのがソーダ割り。






独特の香りが緩和され、のど越しも爽やかになります。当店ではこれにレモンスライスを浮かべてお出ししております。





是非、一度お試しください。

旬菜酒家なかなかのメニュー その3 春巻き②

2008-10-28 10:58:51 | メニュー
3つ目のポイントは巻き方。


冷ましたあんを巻きます。あんが多い方が美味しくなるように感じますが、何事にもバランスという物があります。

濃い目の味付けのあんなら、少ないかなというくらいで調度よいのです。

巻くときはあんがはみ出ないようにキッチリと巻かなくてはなりませんが、最後のひと巻き半はゆるめに巻きましょう。

ゆるめに巻くことで層ができ、パリパリ感が強調されます。

巻き終わりにつけるのりも重要です。

薄力粉を溶いたものでよいのですが、ごてごてしたものだとせっかく作った層がつぶれてしまいます。

ゆるめ(天ぷらの衣ぐらい)に溶いて端の1センチくらいの所に塗れば十分だと思います。







最後に揚げ方です。


低温の油でまず揚げます。120℃くらいで良いと思います。

いきなり高温で揚げると中に火が入る前に色づいてしまい台無しです。

低温から高温へ徐々に温度を上げていきます。

低温で揚げることによってまず油をすみずみにいきわたらせ、徐々に高温にすることによってすみずみにいきわたった油が皮を硬化させ層を形成するのです。

画像の春巻きは少々色がつきすぎているように感じられる方もいるかと思います。

もちろん焦がしてしまっては台無しですが、このくらいに揚げた方が皮の香ばしさや層のパリパリ感が際立つと思うのです。







…以上で春巻きの美味しい作り方の説明を終了いたします。





読んでいただけた方には春巻き作りの大変さがわかっていただけたのではないかと思います。




家庭で作るのはさらに大変です。







なので春巻きを食べるなら旬菜酒家なかなかへご来店ください。


旬菜酒家なかなかのメニュー その3 春巻き

2008-10-27 11:07:20 | メニュー
中国語だと脆皮春巻(ツェイピィチュンヂャン)といったところでしょうか。






脆皮とは読んで字のごとくもろい皮。パリパリともろい皮が春巻きの醍醐味です。






脆皮の状態にするには気を付けなくてはならない事が何点かあります。






まず1つ目は中に入れるあんの状態。


パリパリとさせるには水分は厳禁。

なのであんの汁気は少なめで、さらにとろみは強めで仕上げます。

皮とあわせて食べるので、あんの味は気持ち濃い目で。

具材は何でもOKですが、どうせなら季節の野菜を中心に入れてみることをオススメ致します。

当店では豚肉を中心に、秋なのできのことかぼちゃを入れたあんで作っております。






続いて2つ目は皮。


一番良いのは手焼きの春巻き皮です。揚げ上がりが違います。

何度か自作にチャレンジしたこともあるのですが、ついに成功しませんでした

仕方ないので既製品を当店では使っております。

既製品でも手焼きのものがあるのですが、札幌(北海道?)では職人さんが2~3人くらいしかいないらしくかなりの品薄状態です。

有名メーカーでも良い物を出しているところがあるのでそちらの方が無難かもしれません。

裏表をまちがえても結構違いが出ます。

裏側を表にして巻くと、揚げた表面に細かい気泡のような物が出ることがあります。

見分け方は光にかざして見て、油のようなものが浮いているのが裏になります。

春巻きの皮を作る際、片面しか焼かずに作るため、練りこんだ油脂が浮いてきてそのような状態になるようです。



まだ要点があるのですが長くなったので明日につづきます 

旬菜酒家なかなかのメニュー その2 シュウマイ

2008-10-26 10:55:15 | メニュー
どこの中華屋にもある1品。





皮を手作りしている店は札幌ではないかも(花シュウマイ除く)





あんだけ薄く皮をのすのは、普通の麺棒ではできません。





なので当店も麺屋さんから既製品を仕入れて作っております。





うまいんですけど、餃子とシュウマイだと餃子をチョイスされてしまう悲しい点心でもあります。





ビールに合わせるんだったら、私的には僅差でシュウマイなんだけどなあ。






中国語では燒賣(シャオマイ)。「シュウマイ」という呼び方はどちらかというと広東語の発音にちかいみたいです。