全国的に冬型が強まり、強風が吹き荒れた一日でしたが、今朝は山の畑も一面の銀世界になりました。森の向こうには、赤城山の尾根も顔をのぞかせ、雪まじりの強い北風が吹き下ろしてきます。冷たくて、ほおの感覚がなくなってきました。
ハウスの中では一転、ぽかぽかしています。今年も寒中の苗作りのための、「温床」(おんしょう)を作っています。昨年は支柱がしっかりしていなかったので、今年は山から杉の間伐材を持ってきて、しっかり打ちこみました。
稲わらで壁を作って完成です。後日、この中に落ち葉、牛フン、米ぬか、青草などを混ぜて発酵させ、その熱を利用した苗作りを開始。2月に入り、なすや、トマト、ピーマンなどの夏野菜も種をまき始めます。冬に夏のことを想像しながら作業できるのも、畑仕事の楽しいところです。