まだ半袖だった9月下旬。一人一袋、土の入った袋を渡された。
「今から大根の種をまきます。」
「(゚△゚;)え?え~!!ここに!!ΣΣ(゚д゚lll) 」
「袋の下の方に水はけの穴をあけます」 「種まきます」
毎日水やり。晴れの日も、風の日も、毎日水やり。雨の後すぐに水やりをする生徒も!?
それでも毎日時間を見つけて水やりです。休み時間にも「育ったかな~?」
時には肥料として発酵牛フンを手づかみで与え、
時にはアブラムシと闘ったり。時にはカマキリと友達になったり。
そんなこんなで、種まきから約4カ月大きく育ちました。
しかし!!作って終わりじゃないんです! ナニ━(゚∀゚ )━!!
JAさんの出荷規格表に基づいて、自分の大根を検品します。
(本当は葉っぱ除けないといけないのですが。。。)
「ええ!!私の大根は規格外!ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!」 「残念ながら、出荷できません。。。」
「ええっ!こんなに大きくても、3cm以上曲がっていたらダメなんですか!」 「3cm以上曲がっていると規格外なんです。」
「ええええっ!段ボールのお金も自己負担(゚д゚;)!!」
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スーパーで当たり前のように販売されている大根。
でも、その裏には生産者の苦労がどれだけあったのか。消費者である私たちはスーパーで見ることはできません。
今回の授業を通して生産者の苦労や、食糧を大切にする感謝の気持ちが生徒たちに芽生えてくれたこと。
持ち帰った大根の大きさよりも、もっと大きな心の種が手に入った気がします。
次回→自作大根で調理実習wに続きます。